Far Rattan

タイトルの後に邦題があるものはJP版です。

Rome 111 The Spoils

2010-05-11 | TV Series
闇の中を逃げ惑う男・・そして一突き。
タイタスははやくざな金貸しのエラステスの殺し屋になったようです。

市民から当選の挨拶をうけるルキウス。
そのルキウスを訪ねる同じ軍団仲間のマスキウス



「プッロはどうした?」
「会って無い縁を切った」とルキウス。
「本当の事を言おう。仲間が困っている。将軍に見放されて」
「金は出来るだけ渡した。何が言いたい?」とルキウス。
「イタリアに土地が欲しい」
「退役兵は土地をもらうことが出来るが、イタリア以外だ」
「でもお前はもらった」とマスキウス。
「俺は政務官として一個人としてもらったのだ」とルキウス。
「もしできるなら・・」
「既に話は合意しているはずだ」とルキウス。
「ああ、聞いてもらいたかっただけだから。ありがとう」やっぱりダメかと悲しそうなマスキウス。
複雑なルキウス。

翌日独裁官の元へ赴くルキウスもちろんマスキウスの陳情をとりなしてのことです。隊長魂炸裂ですな。
「退役兵を敵に廻すわけには行かない」とアントニウス。
「彼らが敵に回ると?」とシーザー
ルキウスは、「あなたに楯突こうというのではありません。ただ、略奪などをする恐れがあります」
「退役兵は子も同じだ。彼らにパンノニアに土地を与えよう」とシーザー
「マスキウスは断わるだろと思います。辺境の地ですから」とルキウス。
「マスキウスに部下を動かせる力は?」とシーザー
「10軍団も他の軍も従うでしょう」とルキウス
「では個人的に買収しろ金額は任す。姪のパーティに奥方と共に招待するから来なさい」とシーザー。

広場でニュースリーダーが叫んでいます。
シーザーが終身独裁官に就任したようです。これを称え7月をユリウス(ジュライ)と改名すると。

街角にシーザーを刺すブルータスの絵。



それを見つけたブルータスが絵を消すように言いつけます。
ブルータスの母の友人共和制の支持賢者カッシウスがブルータスを教唆しようとしています。



「人々は君が剣を握るのを待っている」と慎重派のブルータス激しく否定しますが。
流れはブルータスを飲み込み、彼は追い込まれていきます。

仕事をもらうプッロ。
派手な殺しはいらない。と注意されるプッロ。
そして相手が誰かなんて気にもしないで殺人。



それを目撃した老女が「人殺しアウフィディウスが殺された」と大騒ぎ。
目撃者の老女を殺すことが出来なかったタイタス。
頭の中に老女の人殺し!という声が響きます。

パンノニアの件をマスキウスに話すルキウス。
「ゲルマニアじゃないか!」
「受け入れてくれればシーザーから5000礼をする」とルキウス。
「入隊時からの仲間を5000デナリウスで売れと?」
「7000か?」
「2万だな。欲だけじゃない誇りを安く売るつもりは無い」とマスキウス。
「断われば無一文だ。それに敵は隊長から狙う」

「1万5000」
「1万」とルキウス
「1万2000だ」マスキウス。
「よし」

さてパーティに出かけるルキウス夫妻。
アティアがシーザーにブルータスは裏切りますと警告。

オクタヴィアに近寄るアントニウス。
「君の協力が必要だ。君の母は意地が悪く冷酷だ。でも彼女が居ないと俺はだめになる・・でも嫌われて話もさせてもらえない。代わりに俺が哀れだと伝えてくれ」とアントニウス・・本心かどうかはわからんな・・・



やさしく微笑みながらオクタヴィアは
「母はやせ我慢をしてるだけです」それを聞いたアティアは威勢良く話しに入ります。
強欲ばばあ呼ばわりされたアントニウスを許していないのです。
「嘘よ。いやね!」そこで目に入った美女。アティアは続けます。
「あの入り口に居る女性は誰?俗悪なドレスを着てるわ」
・・おっとルキウスの奥様ニオベです。聞こえてしまいます。

シーザーがアティアを紹介してルキウスと話をしに席をはずします。
「彼は12000で承知しました」
「よくやった。そんなに安く済むとは」
そこにオッタビアヌス。
「ヴォレヌス!」
シーザーが「政務官だぞ、今はお前より上席だ」敬語を使うように言われ素直に謝るオッタビアヌス
「プッロが人を殺して掴まり裁きを待っているとか」
「ええ、彼は殺し屋として働いていました」とルキウス。
「どうにも出来んな。被害者のアウフィディウスは釘製造組合の副会長だ。私のことを批判していた。真っ先に私が疑われる」とシーザー。
「彼の為にシーザーの身近で動くことはならない。兄弟のようにしていたのに、ざんねんだな」とシーザー。
オッタビアヌスもどうにかしてタイタスを助けたい。
カストル・・と家令を呼び止めるオッタビウス。「明朝ティモンを呼べ」

アントニウスはアティアを求めます。応じるアティア。

掴まったタイタスは折の中。

オッタビアヌスの命で、タイタスの弁護士を求めるティモンですが、タイタスの弁護と知ると皆が去ります。
お金目当てで引き受ける若い弁護士。
その弁護シタイタスに面会するも開き直ったタイタスは何も言いません。
「犯行に及んだ理由は?金が必要だったんだろう?母親が病気とか・・」
「酒代のためさ」
「助けを求める友は?」
「・・・・」
呆れてしまいます。

広場で公開裁判です。マエヴィウスという若い弁護士に相手は人気のある賢者のようです。



タイタスが気になって見に来るルキウス。
そこにはマスキウスと軍団の仲間が絶対タイタスを死刑にはしないと頑張っています。
力ずくでもというマスキウスですが、シーザーの立場が悪くなるから止めろとルキウス隊長は命令します。
いつまで経っても、隊長なんですね(笑

相手の弁護士の糾弾は続きます。
「プッロは卑怯なことに、実際の殺しの指示者を言わないのです」
「シーザーだろう」と野次が飛びます。
プッロの弁護士が出てきますが、もちろん野次とブーイング。裁判官も相手にしてくれません。プッロは闘技場で極刑にするとあっさりと決まりました。
遣る瀬無いルキウス隊長。立場上止めにも入れません。

ブルータスとチェスをしながらシーザーは
「息子である君に頼みたいことがある・・マケドニアを任せる男を捜している。行ってくれるか?」
「私が?どうして私なのです?お断りします」とブルータス。
「考え直して欲しい。信頼できるものに任せたい」とシーザー
「私がそんなに邪魔ですか?」とブルータス
「いや違う。力を貸して欲しいのだ・・あのような絵が町のあちこちに書かれていては・・」
対面をつくろおうと情けをかけているシーザーに愚直にも反抗するブルータス。
話は決裂しました。

牢獄でタイタスは神に祈っています。
エイレネの長寿を。そしてルキウスヴォレヌスとその家族にも。
エイレネに私の謝罪が伝わりますようにと。

シーザーの執務室に無言でやってくるポスカ。黙ってシーザーは金を渡します。
ポスカは何でもお見通し。金を持って街中を急ぎます。

闘技場に引き出されたタイタス。



グラディエイターたちが出てきます。
そこには隠れるようにルキウスの姿。気になって仕方の無い可愛い弟ですから(笑
でも座り込んだままのタイタス。



立て、戦えとグラディエイター。
「断わる。俺は死にたい、殺してくれ」とタイタス。
「なんだ、お前も13軍団も腰抜けだな」とグラディエイターの一人。
幾ら自分の事を言われても反応しなかったタイタスが13軍団を持ち出されて怒ります。
「軍団は違う」とぼそり・・
「13軍団一列に並べてにションベンかけてやるよ」と高笑いのグラディエーター。
気がきじゃないルキウス。

タイタスはあっという間に相手のやりを取り返して腹を一突き。



残る二人もあっけなく。
「13軍団!」と叫ぶタイタス。
それを見つめる隊長。次々と出てくるグラディエーターを倒すタイタス。



ポスカは急いでいます。

「13軍団万歳」と叫ぶタイタスに。



感涙の隊長。



そして〆の大男の登場。
弱りきったタイタスを見ていたたまれないルキウス隊長は飛び出します。



あ~あ。大男殺しちゃったよ・・ルキウス執政官だろ?どうするんだよ。
「13軍団!」と叫ぶルキウス隊長
闘技場は”プッロ”コール。ルキウス隊長はタイタスプッロを抱えて助け出します。

ポスカは代金を払いに来ました。
「二度と退役兵は使うな。いいな!」と言い捨てて。
タイタスの見受けともみ消しですね。

ブルータスは母にシーザーと決別したことを告げます。



「私に何が出来るかカッシウスと話します」と涙するブルータス。

タイタスとはまた違ったアホや・・・もっとうまく立ち回らんと・・・アントニウスみたいに・・

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