【JRA攻略研究所】

JRAの競馬番組表解読を目的として日夜研究にはげんでいます。主に重賞レースのオペレーション解読を主としています。

●2004年度秋季G1成績

2004年12月26日 22時37分36秒 | 雑枠
●秋華賞(不的中)
○菊花賞(馬連11,280円的中)
●天皇賞(不的中)
○エリザベス女王杯(馬単5,540円、三連複8,420円的中)
●マイルチャンピオンS(不的中)
 ジャパンカップダート(不参加)
○ジャパンカップ(馬単1,810円的中)
●阪神ジュベナイルF(不的中)
○朝日杯フューチュリティS(馬連1,530円的中)
●有馬記念(不的中)
トータル 4勝5敗

馬券収支はプラスでしたが、有馬記念で大きく負けたので大幅プラスにはなりませんでした。

●現在と未来の交錯

2004年12月25日 11時50分42秒 | 古馬中距離
2着軸が決まったところで、勝ち馬の仮説を立てていきたいと思うが、今年のキーワードといえば、「50周年」。今後のキーワードといえば「国際化」※地方馬解放もあてはまるかも。
今年の有馬記念は現在と未来の交錯レースであるならば、「50周年」「国際化」にスポットをあてて検証を試みる。

 ◎50周年サブタイトルG1レース ※もう二度と施行されないレース
 (宝塚記念)タップダンスシチー
 (スプリンターズS)カルストンライトオ
 (菊花賞) デルタブルース
 (天皇賞秋)ゼンノロブロイ

 ◎ゴールデンジュビリーデイ
 (ジャパンカップダート)タイムパラドックス
 (ジャパンカップ)ゼンノロブロイ

上記G1レースのうち国際認定を受けている競争が宝塚記念とジャパンカップ(安田記念とマイルCSも来年は国際認定レースとして施行される。)
50周年サブタイトルレース最初の金鯱賞・50周年サブタイトルG1レース最初の宝塚記念を制した[外]タップダンスシチーが勝ち馬に最も相応しい。地方馬解放に大きく貢献した[地]コスモバルクも一票を投じておこう。この二頭の鞍上はグランプリフェスティバルにも出場している。

最後に三連単用に秋季未加算枠に入ったツルマルボーイ(国際安田記念覇者)と50周年サブタイトル菊花賞馬デルタブルースと同枠前々年菊花賞馬ヒシミラクル、ゴールデンジュビリー11R施行ジャパンカップダート連対馬アドマイヤドンをあげておこう。
これが当研究所の最終見解である。

●ロブロイは皇帝ルドルフか?

2004年12月25日 02時00分02秒 | 古馬中距離
JRA50年の歩みの中で大きな変革はいくつもあるが、オールドファンであれば「グレード制導入」が最大の変革ではなかっただろうか?
また番組表論者であれば、必ずグレード制導入年の象徴としてシンボリルドルフは切っても切れない関係なのである。
そして今年ゼンノロブロイはルドルフの5歳時(現行4歳)戦歴をそっくり歩み続けている。

 ◎シンボリルドルフ 
  日経賞①→天皇賞春①→宝塚記念 取消
  →天皇賞秋②→ジャパンC①→有馬記念①
 ◎ゼンノロブロイ
  日経賞②→天皇賞春②→宝塚記念④
  →京都大賞典②→天皇賞秋①→ジャパンカップ①→有馬記念
  ※ジャパンカップは①だが、2着同枠のぞろ目

グレード制導入から新世紀競馬の夜明け前に、ルドルフの戦歴をトレースしながら逆の着順を与えるのではないか?よってこの有馬記念は2着と見たい。(1着であるならぞろ目が考えられるが、単枠に収まったのでそれはなくなった。)

時代の狭間の第49回有馬記念であるからこそ、秋季G1勝ちvs秋季賞金未加算馬の決着ではなく、秋季G1勝ち馬(旧時代代表馬=仮想ルドルフ)を2着に据え、1着は新時代の到来を告げる馬に勝たせるシナリオであるというのが、当研究所の結論である。

●枠順の妙

2004年12月24日 00時17分04秒 | 古馬中距離
本日第49回有馬記念の枠順が出ました。
ゼンノロブロイは8枠⑮には入りませんでしたが、15頭立ての想定通り逆⑮番の1枠①に入りました。
ここまでは想定通りで過去の事例に照らし合わせると秋季G1三連覇(天皇賞秋・ジャパンカップ・有馬記念)の2億円ボーナスも見えてきました。
が、あまりにきれいな枠順を見て今回の有馬記念の本質が見え隠れしているではないかと考察しています。

 1枠①ゼンノロブロイ  -天皇賞・ジャパンカップ 1着
 3枠④コスモバルク  ー皐月賞 2着
    ⑤ハーツクライ   -ダービー2着
 6枠⑩デルタブルース ー菊花賞 1着
    ⑪ヒシミラクル   -菊花賞 1着

昨日書いた1着候補の内3・6枠でクラッシック連対馬の配置。
これがミソかなと再考中。。。来年への布石としてこの三つの枠で1~3着までまさかね。。。
ちなみに5枠⑨タップダンスシチーは三年連続5枠入り。

続いて2着候補と考え中の秋季番組未加算馬は7枠のみとなる。

 7枠⑫グレイトジャーニー
    ⑬ツルマルボーイ

しかしJRAの50周年事業はメモリアルレースを残しているが、一応ジャパンカップデイで一区切り。
51年目スタートまでの狭間の競争としてこの有馬記念は施行される。
もう一捻り考えなければなるまい。

●秋季GⅠ賞金加算vs秋季賞金未加算

2004年12月23日 12時56分51秒 | 古馬中距離
有馬記念の条件変更を見てみると、01年に馬齢戦から定量戦に変更されている。
この変更が有馬記念の連対馬にどう影響を与えているか調べてみると、秋季GⅠ賞金加算馬に1着席を秋季賞金未加算枠に2着席を与えているのがわかる。昨年は菊花賞2着で賞金加算されたリンカーンが2着に辿り着いたが、28日施行という特異性があったためだと見たい。(ちなみに昨年の賞金未加算枠は4枠ダービーレグノのみであった。)

01年 1着マンハッタンカフェ(菊花賞1着)
     2着アメリカンボス  (秋季賞金未加算馬)

02年 1着シンボリクリスエス(天皇賞秋1着)
     2着タップダンスシチー(秋季賞金未加算馬)

03年 1着シンボリクリスエス(天皇賞秋1着)
     2着リンカーン    (菊花賞2着)

となると、1着型戦歴を持つ馬は(天皇賞秋1着・ジャパンカップ1着)ゼンノロブロイと(菊花賞1着)デルタブルースしかいないということになる。
※秋季G1加算歴を持つ馬は(ジャパンカップ2着)コスモバルクと(ジャパンカップダート2着)アドマイヤドンがいる。
2着候補には秋季賞金未加算枠を狙い撃てばいいのだろうか?

もう一つ秋季GⅠ戦で03年に定量戦から馬齢戦に変更されている競争がある。秋華賞と菊花賞である。コスモバルクとダンスインザムードのことを書いたが、昨年のザッツザプレンティの前例を見ると、有馬記念とは逆の条件変更になったことで菊花賞馬が戴冠する構図も考えにくく、現時点ではゼンノロブロイの戴冠が相応しいと考えている。ペリエ・藤澤コンビで8枠⑮か7枠⑬に入ることが望ましい。