まぁ正味な話、最初の<フラクシナス>内で、士道くんがブラック琴理ちゃんを"兄"としてガチ叱りするシーンとかあったらスゴイ「おぉ!」ってなったと思う
「お前の立場とか、状況は判らないが、家族に死ぬほど心配かけて『ごめんなさい』もなしか!」って具合で
で、一応<ラタトスク>の最高地位なブラック琴理ちゃんが部下のいる前で、立場とかの凄い葛藤の後、バツの悪い表情でしぶしぶ「ごめんなさい」を言う、ぐらいの距離感
(何だかんだでやっぱ自分は「お兄ちゃん」キャラがツボなのだと思う今日この頃
「兄貴」キャラではなく、「お兄ちゃん」キャラ)
「兄貴」キャラの『オレに任せとけ!』的な所から若干熱量を下げて、普段は頼りなかったり、だらしなかったりしながら、締めるときにはきちんと締めて、ちゃんと相手を見ている
だから必要なタイミングで必要なアクションを起こせる
というキャラ
まぁ士道くん、1巻段階の既出情報で実母からの捨てられるという強烈な「喪失体験」をしている設定なわけで、多分“家族”への想いもそれ相応のものがあるよね
……やっぱあの場面は「ごめんなさい」が必要だったね
僕が男ルフレで始めると、何故かいつの間にかティアモが奥さんになっているんだ。ふしぎだね
世界観だったり主人公&ヒロインの立ち位置だったり、そういうのが収まるところに収まって、1巻全体が壮大なプロローグみたいな感じ
まぁだいたいのラノベがそうであるが
読んでて思い当たる<ラタトスク>の有能ポイント
水面下の根回し・士道くんのライナスブランケット・<フラクシナス>による転移移動
……意外と有能だった(有能とは言ってない)
まぁ正直ね、序盤での<ラタトスク>の動きが、某ロボットアニメが誇るダメ大人集団ことN○RVの動きと被って仕方なかった
というか、ブラック琴理ちゃんの問答無用ムーブが、完全にエヴァの某ヒゲである。もしくは水どうの某ヒゲ
いきなり一般人に一方的に情報流し込んで、「災害を防ぐために、お前が彼女とイチャコラしてコマすんやで」と言われたら
「もっとまじめに考えてクレメンス」って返されるのは残当だと思うんですけど(名推理)
もっとコンタクトとか、コミュニケーションとか、別の言葉を使えなかったのか……
いややることはコマすで正しいけどさ
琴理「空間震の原因は精霊で、彼女はスーパーチートだから今まで何とかいなくなるまで時間を稼いでいたんやで」
士道「はぇ~、ところで知的生命っぽいけど、今まで交渉とかそういうコンタクトを取ったことあるんですかねぇ?」
琴理「お前がやるんやで」
士道「ファッ!?」
琴理「この世界を精霊が好きになってくれれば、空間震とかもなくなるかもしれんやん?」
士道「お、おう……?」
琴理「だからお前が彼女とイチャコラしてコマせばええねん」
士道「それはおかしい」
残当&残当
あのめちゃくちゃな理論に待ったをかける士道に恥じ入りもせず「甘えんな」と煽りを入れたブラック琴理ちゃん
正直、説明不十分であの頭お花畑理論を通そうとする方が、甘えだと思ったのは僕だけだろうか?
中盤の恋愛シミュレーション然り、1巻を通して一番危機感を足りないのは士道くんではなく、ラタトスクのみなさんだと思った(こなみ)
そんなこんなで、2巻に手を伸ばす
琴理ちゃんがエピソードヒロインなのは4巻
頑張れ琴理ちゃん! 今のところ牙無しの中で君の称号は「碇ゲンドウ」だぞ!
A「言っとくけど、特定性癖者への"ご褒美"は、その他大勢からするとただの"不愉快"だからな」
B「私の言動をご褒美って感じた?」
A「……どう思う? ちなみにこの選択肢を間違えると、俺の好感度が著しく下がります」
漫画やアニメのヒロインから、"彼女"を学ぶ少女の暴走を、愛を以てグーパンで鎮める系少年
あれだ、この女の子次の日には無口になって伊達眼鏡かけて「貴方を観測する」とか言い出すわ
なお、アイアンクロー
オチのところで4割近く男の子が「メキョ」っと女の子の頭蓋を掴んでる
だいたい4コマのノリ
理不尽ツンデレ(もどき)をアイアンクローで黙らせ
クール電波(もどき)をアイアンクローで黙らせ
勘違いドSキャラ(もどき)をアイアンクローで黙らせ
なお、多分全部なんかの作業の片手間
まぁだいたいキャラはその性格になるだけの背景があってその性格になるからね
唐突に女の子がガワだけ漫画のヒロインキャラの性格をパクっても魅力的になるわけがないのです
@TSUBA_CROW
手違いかなんかは知らんが、空間震のど真ん中にGPS表示させといてすっ飛んできた兄貴に謝罪がないのは頂けない
あの場面で士道くんは予定通りデコピン乱舞の刑を執行しても許される
かつての据え置きゲームの最新ナンバリングタイトルがブラウザゲームでリリースするという現象のコンテンツ末期感(突然の暴言)