近くの善いことをとらえることに心を砕きなさい
幸福は常に手近にあるのだから
無限の中に歩みはいるよりも
有限なものの中をあらゆる方向に行きなさい
自分の認識することは、手につかむことができるのだから
何かを理解しようと思ったら
遠くではなく近くを探しなさい
あることがらによって活気づけようとするなら
あることがらを最小のことがらの中にも見取るようにしなさい
最後に
自分自身も含めて世界の一切は素材であり
その前に立つ職人、芸術家、専門家、労働者、奉仕者その他全ての存在として
自分はどんな人間として振る舞うのかを決めつけなさい
自分で決めたものが人生です。
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いつも近くに、手に届く範囲にありましたね。
掴めそうで掴め切れない『水』のような
形が無くて
容器によって
姿が変わる、幸福はその水のような性質を持って
常に手が届く範囲にいましたね。
身近にありながら変幻自在で掴みきれない大いなるモノですね。
両手にすくって飲み干すくらい渇いているなら
その幸福を捉えられるかもしれませんね。
大抵は酒やビールを飲んでしまうけれど。