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「往復書簡」という体裁をとった書物であるが、上野さん、鈴木さんともに、繰り出す言葉の一つ一つが厳選されており、濃密な議論が展開されている。
読んでいて、男であること自体につきまとう「加害者性」を深く自覚せざるをえなかったが、切れ味の鋭い言葉の数々には身を切られるような思いがした。
手加減なしの言葉の応酬!女の新しい道を作った稀代のフェミニストと、その道で女の自由を満喫した気鋭の作家が限界まできた男と女の構造を率直に、真摯に、大胆に、解体する。
目次
エロス資本
母と娘
恋愛とセックス
結婚
承認欲求
能力
仕事
自立
連帯
フェミニズム
自由
男
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