犯人の男がいかなる「障害」をもっていたのかはわからないが、容疑者の氏名と勤務先の作業所名をなぜメディアは伏せるのか。加害者の個人情報を秘匿し、犯した罪を「障害」ゆえに問わないのが、「人権擁護」なのか。ふざけるな、と思う。
傷害・殺人の加害者となる危険性の少ない障害者こそ、いい迷惑だろう。刑法39条も廃棄し、「健常者」と同等の、隔離収容も含めた処罰を触法障害者に課すべきだ。
3歳男児、歩道橋から落とされ重傷…大阪・八尾
17日午後2時30分ごろ、大阪府八尾市光町1、近鉄八尾駅前の歩道橋上で、大阪市平野区、西田璃音(りおん)君(3)を男が抱え上げ、約6メートル下の路面に落とした。
璃音君は足の骨折などで重傷を負ったが、命に別条はないという。
通報で駆け付けた八尾署員が、歩道橋の階段に座っていた八尾市内の障害者作業所勤務の男(41)に事情を聴いたところ、犯行を認めたため、殺人未遂の現行犯で逮捕した。「仕事でストレスがたまり、ムシャクシャしてやった」と言っている。
同署によると、璃音君はこの日、同駅近くに住む祖母(59)宅に遊びに来ていて、祖母と同駅前で買い物するため、駅北側のバスターミナル上にある同歩道橋を手をつないで歩いていた。祖母と手を離して走り出したすきに、男が抱き上げたという。
現場を目撃した30歳代の男性によると、当時、男ら障害者作業所のメンバーが歩道橋でクッキーを販売中。男は、男児を両脇から頭上に抱え上げるようにして投げ落としたという。
(2007年1月17日18時14分 読売新聞)
その後、続報があって、容疑者の氏名は明らかにされたようだ。幾多の犯罪歴がある者を安易に街頭で野放しにしていた作業所の責任が問われるだろう。
「仕事でストレス…」3歳児を歩道橋から投げ落とす
17日午後2時30分ごろ、大阪府八尾市光町、近鉄八尾駅前のバスターミナル上の歩道橋で、大阪市平野区平野市町、西田璃音(りおん)君(3)を男が抱え上げ、約6メートル下の路面に投げ落とした。
璃音君は頭を強く打つなどして重傷。男は通行人らに取り押さえられ、通報で駆け付けた八尾署員が殺人未遂の現行犯で逮捕した。
男は、大阪府八尾市桜ヶ丘、障害者作業所員・吉岡一郎容疑者(41)で、「仕事でストレスがたまりむしゃくしゃしてやった」と供述。以前から幼児を連れ回すなどの事件を繰り返しており、同署は動機などを詳しく調べる。
調べによると、璃音君はこの日、同駅近くに住む祖母(59)と駅前で買い物をした後、歩道橋で祖母から離れて走っていたところ、歩道橋から駅前商業施設につながる階段(6段)下でクッキーを売っていた吉岡容疑者が駆け寄り、いきなり璃音君の両脇を抱え上げ、手すり(高さ約1・2メートル)越しに投げ落とした。
作業所によると、吉岡容疑者は5年前から、同市内の社会福祉法人が運営するこの作業所に通所し、平日は作業所で作った菓子などを同駅前で販売。この日も午後1時から、作業所職員や通所者計9人と販売に当たっていたという。
吉岡容疑者は2000年3月、同府豊中市のショッピングセンターで2歳の男児を誘拐し、京都市内まで連れ回したとして未成年者略取誘拐容疑で京都府警に逮捕されるなど、幼児を対象にした同種の誘拐、誘拐未遂事件などで、これまでに6回の逮捕歴がある。このため同作業所も、職員が目を離さないようにしたり、まとまった金を渡さないようにしていたという。
現場の歩道橋は、乗降客や買い物客らで1日中人通りが絶えない。事件発生時にも周りには数十人がいたが、制止する間もなかったらしい。
目撃したアルバイトの男性は「あっと思った時には、勢いをつけて頭から投げ落とした」と驚いた様子。近くの飲食店の店員は「ドン、という大きな音で外に出ると、顔から血を流した男の子が路上であおむけに倒れ、『痛い、痛い』と泣きじゃくっていた」と話していた。
(2007年1月17日21時16分 読売新聞)
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