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本と音楽とねこと

執念深い貧乏性

栗原康,2019,執念深い貧乏性,文藝春秋.(9.12.2021)

 疾走する文体。炸裂するアナーキズム。
 なにものにも隷従せず、もちろん他者を支配せず、どうせクソでしかない未来のために我慢せず、ただいまを生きろ。
 生命は分裂だ、人生は爆破だ。すべてを破壊し、焼き尽くせ。
 なんと気分爽快なアナーキズム宣言。
 Bloody mother, fucking asshole.最高だ。

自分の人生を爆破せよ。人間ってのは、死を賭して命がけでなにかをやることで、生きる可能性をつかみとったりするもんだ。

目次
どすこい貧乏、どすこいセックス―女力士はエイリアン
変態は武装であり、武装は変態である―いくぜ、負け犬ど根性
自分の人生を爆破せよ―チャハハ!
キムチだよ―なんどきいても、こたえはNothing
いくぜ犯罪、こいよ非国民―大泥棒、エドワード・スノーデン
自殺じゃねえよ、死体だよ―マジやべえ!
血まみれのかあちゃん、ケツの穴、ファック―迷惑上等、暴走よし
一揆だべ!―鼻の命はノーフューチャー
ああ、セックスがしてえ!―山賊、山伏、よかチンチン
赤黒つけるぜ!―孤独を喰らえ、腹ペコだい
ひなたぼっこからあげ事件―ヒャッハッハ、またな十兵衛!
ババア一擲―なにがわたしをこうさせたか

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