ブラジルに来て初のFutebol観戦。カードはLinense対Capivariano。サンパウロ州、2部リーグの試合で、ここリンスにあるプロチームだ。ブランコにもらったユニを着て行く。試合を見るのももちろん面白いのだが、日本では感じられない何かがあった。スタジアムはかなり古く作りもいいわけではない。が、グランドとの距離は近く開放的な雰囲気。子供や女性も多い。友達や知り合い同士で呼びかけあう声がたくさんあった。ここに来て3ヶ月も経たない自分も何人か知ってる顔がありくらい。近所の13歳くらいの女の子とも会った。本当に年齢、男女問わずといった感じ。まるでアミューズ メントパークに来てるかのような雰囲気。小さい子供はフェンス前を走り回り、カップルが抱き合いながら試合を観る。ポップコーンやジュースを買って相手チームや審判に、時にはホームの選手に野次(檄)を飛ばす。カード累積で出られない選手は一 緒になって観客席で観戦。小さい街ならではなのだろう、アットホームな感じだ。その反面、貧しい子供達が小遣い稼ぎやねだりをする一面もある。スタジアム脇の鉄塔には金を払わずよじ登ってみている子供達がいる。これがブラジルを強くしている要素なのかはわからないが少なくとも日本にはないものだ。
内容は立ち上がりは両チームともバタバタ気味。相手の長身FWでボールが落ち着く分、Capivarianoが少し押し気味。CKから先制されるが、数本のダイレクトパスがつながりだしLinenseが流れをつかみ出す。前半半ば、速攻から追いつく。後半は完全にLinenseペース。危なげない試合運びで4-1と完勝。ホームだからなのか暑かったが運動量が落ちなかった。CapivarianoはCBとGKのミスで失点してから明らかに動きが鈍くなる。特にバイタルエリアでのミス、小さいクリアによる二次攻撃で撃沈。流れを取り戻すきっかけを何も作れなかった。
自分のホームチームが勝つと街が賑やかになるのかも知れない。この古めかしいスタジアムが持つ意味はこの街にとってかなり大きいように思う。他の街も同じだろう。
自分の街にこんなスタジアムがあったらどんなにいいだろう。
家に帰るとCampeonato Brasileiroの放送。せっかく
Linenseが勝利したのに肝心のSantosが負けてしまった。ったく。。。
内容は立ち上がりは両チームともバタバタ気味。相手の長身FWでボールが落ち着く分、Capivarianoが少し押し気味。CKから先制されるが、数本のダイレクトパスがつながりだしLinenseが流れをつかみ出す。前半半ば、速攻から追いつく。後半は完全にLinenseペース。危なげない試合運びで4-1と完勝。ホームだからなのか暑かったが運動量が落ちなかった。CapivarianoはCBとGKのミスで失点してから明らかに動きが鈍くなる。特にバイタルエリアでのミス、小さいクリアによる二次攻撃で撃沈。流れを取り戻すきっかけを何も作れなかった。
自分のホームチームが勝つと街が賑やかになるのかも知れない。この古めかしいスタジアムが持つ意味はこの街にとってかなり大きいように思う。他の街も同じだろう。
自分の街にこんなスタジアムがあったらどんなにいいだろう。
家に帰るとCampeonato Brasileiroの放送。せっかく
Linenseが勝利したのに肝心のSantosが負けてしまった。ったく。。。
毎週水曜の夜、リベルタドーレスの試合がある。去年からリニューアルされ、初優勝を飾ったサンパウロFCが今年も勝ち上がり、ここではそれを放送しているのだ。準々決勝から見始め、もう決勝。サンパウロFCvsインテルナシオナルとブラジル勢同士の対決となった。我が家には3男がサンパウリーニョで、マルコスと母さんはコリンチアーノ、兄さんと父さんはサンチスタだ。自分もここにきてからサンチスタになることに決めた。以前は神様ペレが、キングカズが、最近だとロビーニョやジエゴが、そして今は前レアルの監督ルシェンブンルゴ、と10番を背負った日系人、Tabataがいる。このTabataがかなりのお気に入り。ゲームメークと正確なFKが持ち味。何よりいつでもクールなのがいい。自分がこっちにきた時は6位
だったが、今ではサンパウロ、インテルに続いて3位と好位置につけている。といっても上位争いはかなりの混戦状況なのでまだまだわからないが。アルゼンチン人のテヴェスやマスチェラーノで有名なコリンチャンスは金だけ使ってもう落ちそう。かわいそうに。。。
こっちではサッカーの話題で盛り上がれる。男女、年齢問わずファンチームがだいたいある。15歳のカミーラはサンパウリーニョ、いつも使っているネットカフェのおばちゃんはコリンチアーノ、サッカー仲間にもサンパウリーニョが多いね。面白いのは州リーグではライバル同士のチームを、他の大会では応援することがある。
例えば、決勝に残ったサンパウロFCはSao Paulo州のチームでサンチスタやコリンチアーノなど同じSaoPaulo州のチームにとっては距離の近いライバル である。決勝で戦うインテルナシオナルはRio grande do sul 州のポルト・アレグレ を本拠地とするチームだ(ホナウジーニョがいたグレミオもここがホーム。この街の 人は「ガウショ」と呼ばれているらしい)。この決勝をサンチスタの兄さんとコリン チアーノの母さん、パウメレンシィのおじのデレイと一緒に観戦。サンパウロのゴー ルに飛び跳ねて喜んでいる。街や州が大きく独立している(のか知らないけど少なくとも日本よりは依存度が低い)からなのだろう。藤野なんかヴェルディ、F東、レッズ、大宮、Fマリ、横浜FC、ベルマーレ、フロンターレ、ジェフ、レイソル、ヴァンフォーレくらいなら全然、観戦範囲だしね。選べるけど愛着という面では狭いのは損なのかもしれない。
ちなみに日本のチームもブラジル人がたくさん移籍しているせいか、結構知られている。川崎ヴェルディなんて言われた時にはちょい悲しかったけど。
日本へのおみやげ はサントスグッズにでもしようか。
だったが、今ではサンパウロ、インテルに続いて3位と好位置につけている。といっても上位争いはかなりの混戦状況なのでまだまだわからないが。アルゼンチン人のテヴェスやマスチェラーノで有名なコリンチャンスは金だけ使ってもう落ちそう。かわいそうに。。。
こっちではサッカーの話題で盛り上がれる。男女、年齢問わずファンチームがだいたいある。15歳のカミーラはサンパウリーニョ、いつも使っているネットカフェのおばちゃんはコリンチアーノ、サッカー仲間にもサンパウリーニョが多いね。面白いのは州リーグではライバル同士のチームを、他の大会では応援することがある。
例えば、決勝に残ったサンパウロFCはSao Paulo州のチームでサンチスタやコリンチアーノなど同じSaoPaulo州のチームにとっては距離の近いライバル である。決勝で戦うインテルナシオナルはRio grande do sul 州のポルト・アレグレ を本拠地とするチームだ(ホナウジーニョがいたグレミオもここがホーム。この街の 人は「ガウショ」と呼ばれているらしい)。この決勝をサンチスタの兄さんとコリン チアーノの母さん、パウメレンシィのおじのデレイと一緒に観戦。サンパウロのゴー ルに飛び跳ねて喜んでいる。街や州が大きく独立している(のか知らないけど少なくとも日本よりは依存度が低い)からなのだろう。藤野なんかヴェルディ、F東、レッズ、大宮、Fマリ、横浜FC、ベルマーレ、フロンターレ、ジェフ、レイソル、ヴァンフォーレくらいなら全然、観戦範囲だしね。選べるけど愛着という面では狭いのは損なのかもしれない。
ちなみに日本のチームもブラジル人がたくさん移籍しているせいか、結構知られている。川崎ヴェルディなんて言われた時にはちょい悲しかったけど。
日本へのおみやげ はサントスグッズにでもしようか。
僕達の杯が終わった。日本が負け、ブラジル負けた。
何よりも重要な初戦、あんな負け方をするとは思いもしなかった。なんとも情けない。日本のサッカーは前に進んでいるのか。立ち止まっているのか。
今回はある意味で実力が発揮される最初の大会。本当の勝負なわけだ。その結果が1分け2敗。比較すべきは1998年。この時の3敗よりはまだましなのか。あの時と同じ相手に勝点1を取ったのだから。
日本が負けた後、ブラジルの無失点優勝に期待した。そうすれば優勝国から得点をあげた国は日本だけになる。しかし、ブラジルも負けた。あの日のセレソンはひどい出来だった。勢いなく負けた。ブラジルの人は金で負けたと本気で思っている。1998年の時と同じように。そして、次回のCopa do mundoはブラジルの優勝が決まっているのだと。
サッカー王国でみる祭典。1ゴールに一喜一憂している。もし日本が優勝したいなら国技にでもするほうが早いネ。
何よりも重要な初戦、あんな負け方をするとは思いもしなかった。なんとも情けない。日本のサッカーは前に進んでいるのか。立ち止まっているのか。
今回はある意味で実力が発揮される最初の大会。本当の勝負なわけだ。その結果が1分け2敗。比較すべきは1998年。この時の3敗よりはまだましなのか。あの時と同じ相手に勝点1を取ったのだから。
日本が負けた後、ブラジルの無失点優勝に期待した。そうすれば優勝国から得点をあげた国は日本だけになる。しかし、ブラジルも負けた。あの日のセレソンはひどい出来だった。勢いなく負けた。ブラジルの人は金で負けたと本気で思っている。1998年の時と同じように。そして、次回のCopa do mundoはブラジルの優勝が決まっているのだと。
サッカー王国でみる祭典。1ゴールに一喜一憂している。もし日本が優勝したいなら国技にでもするほうが早いネ。
相模原トレセンのお手伝いのため、3、4日と古河招待に参加してきた。この大会、江南南、JFCファイターズ、新座片山、などなど、全少を目前にチーム調整をする強豪が集う大会なのだ。
少年、少女のコーチをしながらも、日本のトップを競うこの年代の試合を見るのは情けないことに初めてに近い。いい経験になった。
少年、少女のコーチをしながらも、日本のトップを競うこの年代の試合を見るのは情けないことに初めてに近い。いい経験になった。
まる一日をサッカーに費やした。これもいい。一日中遊んでるのと一緒だし。カテゴリー分けができないのがやっかいですが。
午前、FC2000の練習に参加。今日は3年と女子を同時に見ようとしたのだが、結局対応しきれなくて2つに分けました。女子チームはN村コーチに、自分は3年を担当。明日の新人戦につながればと思います。
練習終了後、よみうりグランドに直行。ニチレイサッカー教室に参加。久しぶりに会うベレーザメンバーは温かく、子供と一緒に楽しい雰囲気を過ごしました。日本のTOPの選手たちとこのように触れ合う機会は中々ないので選手たちにもいい刺激になったのではないかと思います。
藤野に戻り、Lの練習。今日はFCメンバー2人も参加。これからもサポートを続けてくれればと思っています。人数は少なかったのが、集中の切れない実のある練習ができたと思います。特に最後のゲームはよかったかな。
名倉サッカー場にて自分らの練習。明日のリーグ戦に向けてのもの。参加メンバーも多く、いい雰囲気のままできましたね。これで明日も勝てれば文句はないのですが。。。
午前、FC2000の練習に参加。今日は3年と女子を同時に見ようとしたのだが、結局対応しきれなくて2つに分けました。女子チームはN村コーチに、自分は3年を担当。明日の新人戦につながればと思います。
練習終了後、よみうりグランドに直行。ニチレイサッカー教室に参加。久しぶりに会うベレーザメンバーは温かく、子供と一緒に楽しい雰囲気を過ごしました。日本のTOPの選手たちとこのように触れ合う機会は中々ないので選手たちにもいい刺激になったのではないかと思います。
藤野に戻り、Lの練習。今日はFCメンバー2人も参加。これからもサポートを続けてくれればと思っています。人数は少なかったのが、集中の切れない実のある練習ができたと思います。特に最後のゲームはよかったかな。
名倉サッカー場にて自分らの練習。明日のリーグ戦に向けてのもの。参加メンバーも多く、いい雰囲気のままできましたね。これで明日も勝てれば文句はないのですが。。。
先週に引き続き、トレセンの練習に参加。選手ももちろん、情熱あるコーチ陣との空間を味わうことはとても刺激になる。
この日の練習は、いつも通りのアップ(ランニング、体操、ストレッチ、ブラ体、ラダー)のあと、3対3+4で、取られたボールを大事につなぐ意識付けをして、ゲームという流れ。
GWに大会を控えているということもあり、ゲーム中心の練習の中で完成度をあげようとしていた。が、トレーニングでコーチングした‘ボールを大事につなぐ’ことが中々うまくできず、バタバタした状態が続く。3チームあったうちの1つのチームは、ミーティングの後、それが修正でき、きれいなパスが通り始めていた。終ったあと聞くと、トレーニングと同じことをもう一度聞かせただけという。
一つ思った。たった5分弱でサッカーが変わったチームがある。ということ。技術があれば、伝えたことを表現できるわけだ。じゃぁ自分はその技術をつけてあげたいと思うし、彼らに必要なことを伝えてあげたいと思う。
トレセンは選抜チームな訳だから、自分のチームと同じ仕事ができるわけではないし、いつもと違うコーチングを受けるかもしれない。
そこが難しいだろう。ね。
この日の練習は、いつも通りのアップ(ランニング、体操、ストレッチ、ブラ体、ラダー)のあと、3対3+4で、取られたボールを大事につなぐ意識付けをして、ゲームという流れ。
GWに大会を控えているということもあり、ゲーム中心の練習の中で完成度をあげようとしていた。が、トレーニングでコーチングした‘ボールを大事につなぐ’ことが中々うまくできず、バタバタした状態が続く。3チームあったうちの1つのチームは、ミーティングの後、それが修正でき、きれいなパスが通り始めていた。終ったあと聞くと、トレーニングと同じことをもう一度聞かせただけという。
一つ思った。たった5分弱でサッカーが変わったチームがある。ということ。技術があれば、伝えたことを表現できるわけだ。じゃぁ自分はその技術をつけてあげたいと思うし、彼らに必要なことを伝えてあげたいと思う。
トレセンは選抜チームな訳だから、自分のチームと同じ仕事ができるわけではないし、いつもと違うコーチングを受けるかもしれない。
そこが難しいだろう。ね。
最後のスクール。ゲームを中心に楽しい時間をすごす。
もうしばらくこのグランドでサッカーをすることはないだろう。もうしばらくこの子供達と会えないだろう。
また4月に会おう。
嘘とわかっていてもそう言う。
Footballは続く。
もうしばらくこのグランドでサッカーをすることはないだろう。もうしばらくこの子供達と会えないだろう。
また4月に会おう。
嘘とわかっていてもそう言う。
Footballは続く。
今日で火曜の練習は最後だ。この1年間本当に長くいい勉強をさせてもらったと思っている。たくさんの子供、指導者に会え、新しい刺激を受けた。それは間違いなく今後につながっていくと思う。
練習終了後、いつも帰り支度が遅い子供を急がせた。次のユースの練習が始まってしまうので。また菊原さんに怒られてしまう。でも、うれしい一言。
「来年は何年生を教えるの?」
「僕のこと忘れないでよー。」
自分は彼らに何かを与えられたのだろうか、といつも疑問に思ってきた。でもその想いが少し和らいだ。
練習終了後、いつも帰り支度が遅い子供を急がせた。次のユースの練習が始まってしまうので。また菊原さんに怒られてしまう。でも、うれしい一言。
「来年は何年生を教えるの?」
「僕のこと忘れないでよー。」
自分は彼らに何かを与えられたのだろうか、といつも疑問に思ってきた。でもその想いが少し和らいだ。
地元クラブの代表が教えているトレセンとヴェルディジュニアの練習試合の審判をした。
それぞれのゲームを見るのははじめてだったので、どんな風になるのかとても興味深かった。
トレセンチームは、ホームであるヴェルディグランドに少しびびっていたかな。動きも硬く、思い切りがない。それと、9vs9というゲームに慣れてないのも大きかった。見せ場もほとんどないまま1、2本目は終わってしまった。後半になるにつれて少しずつではあるが、自信を取り戻し、前向きなプレーが増えたとは思うがそれでも差は大きかった。
昨年の11月に同じメンバーと試合をしている。自分は用があって参加できなかったのだが、ここまでの差はなかったらしい。特にコーディネーション。体のバランスのさは大きかった。トレセンでは週1回の貴重な練習をコーディネーションに割く暇がないのかもしれない。所属する各チームでやって欲しいことでもあるし、それを伝え合う機会があればと思った。
いいものを見れた。自分のチームにも取り入れよう。
それぞれのゲームを見るのははじめてだったので、どんな風になるのかとても興味深かった。
トレセンチームは、ホームであるヴェルディグランドに少しびびっていたかな。動きも硬く、思い切りがない。それと、9vs9というゲームに慣れてないのも大きかった。見せ場もほとんどないまま1、2本目は終わってしまった。後半になるにつれて少しずつではあるが、自信を取り戻し、前向きなプレーが増えたとは思うがそれでも差は大きかった。
昨年の11月に同じメンバーと試合をしている。自分は用があって参加できなかったのだが、ここまでの差はなかったらしい。特にコーディネーション。体のバランスのさは大きかった。トレセンでは週1回の貴重な練習をコーディネーションに割く暇がないのかもしれない。所属する各チームでやって欲しいことでもあるし、それを伝え合う機会があればと思った。
いいものを見れた。自分のチームにも取り入れよう。