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F×F

Fが紡ぐもの

ポジション

2007-05-15 23:26:52 | FC2000
子供の試合を観る時、キックオフ直前のポジショニングがおかしい事がある。自分がみているチームもそうでディフェンスの選手達はマイボールだというのにゴール前に張り付くように立っているのである。

彼女達は何を基準に‘そこ’に立っているのだろうか。

自分がサッカーを習い始めた時のことを考える。チームで初めて紅白試合をした時、コーチから「左ハーフ」と伝えられた。もちろんなんのこっちゃわからなかったので、「右ハーフ」と伝えられた選手の反対側に位置するよう心がけた。試合中もその選手の位置をなんとなく気にしていた。
自分の場合は右ハーフの選手が基準だったわけだ。

では(ディフェンスの)彼女達のポジショニングの基準は何なのだろうか。
一つはセンターバックの位置だと思う。ここにはチームの中心選手が位置するのでサイドや年下の選手は彼女を基準に考えるのではないだろうか。もう一つ、これが気になる点なのだが、ペナルティエリアを基準にしているのではと思う。

自分が選手にポジションを伝える時、紙やボードに書いて伝えることがあるのだが、それらにはご丁寧にピッチの絵が書いてあるのだ。それがイメージを手助けしているのかもと思う、悪い意味で。無意識のうちにその絵の線を基準にしているのではないだろうか。


昔、何かの本(か何か)で、GKの行動基準について読んだことがある。はっきりと記憶していないが(もとより記憶はそのようなものであるが…)GKはゴールポストからの距離などを意識してポジショニングするらしい。自分も遊びでGKをやる時はポストを基準にゴールの真ん中を考えている。それとは別に無意識の中でゴールエリアやペナルティエリアも感じとっているのだそうだ(確かね…)。これは全く気付かなかった。

ディフェンスの選手達も無意識にラインを感じとり、ポジショニングしていたのではと思う。ペナルティエリアのライン前に立つことこそ、コーチの指示通りだ、と言わんばかりに。そこに立っていた彼女達は、まるで試合前に絵で書き記したようなバランスだったからだ。


それに気付いてからは、絵を見せないで伝える方法も試している。


となるとカラフルな線だらけの体育館で練習するLの選手達はすごく頭がいいのではないだろうか。


と、ありえないことを空想する。


時の栖フェス

2007-02-05 01:11:45 | FC2000
久しぶりの更新。ゆっくり続けていきましょう。『サッカー日誌』に負けないように。。。

2000の大会に参加してきました。1泊2日。大会といっても卒業を目前にした思い出作り的意味合いが強く、勝敗をつけて順位をはっきりするのではなく、参加チームと力を発揮しあおうという感じ。です。


南米との気候の差のせいか、風邪を引いてしまい鼻声の参加でした。

たった半年とはいえ、選手たちが成長していたこと、できることが増えていたことが純粋に嬉しいし、見ていて楽しい。彼らも手応えを感じているのかもしれない。もちろん課題も多いんでしょうが。

サッカーに取り組む気持ちとか、そういう部分を改めてみてみると、意識が薄い部分がある。単純にもっとうまくないたい、とか、こういうことを出来るようになりたい、という気持ちを持っているのかどうか。

自分でやってる感をもっと持って楽しんで欲しい。

です。



御殿場さみー。

藤野ガールズエイト2006

2006-07-17 05:01:13 | FC2000
初の大会となりますね。現場にいれないことが非常に残念です。体の小さい彼女たちがどれだけたくましくなったのか。ゴールにつき刺さるようなシュートは打てるようになったのだろうか。そんなこと期待しちゃいないが。。。美しいサッカーを名倉サッカー場で披露してほしい。

Lのみんなよ、しっかり働け。

こどもの日

2006-05-05 22:40:59 | FC2000
今日の練習はこどもの日のため、親子サッカー教室テイスト。普段はできないお父さん、お母さんと一緒の練習で子供たちも楽しそうだった。
今日の気温は20℃超え。ここ数日の暑さは今年に入ってからないくらいのもので、体にかなりの負担がかかるはず。少なくとも自分はそうで、教えてる立場なのにバテ気味。それに比べ子供たちの体力、集中力ときたらすごい。親御さん効果なのでしょうね。いつもだったらとっくに砂いじりなんかしてる子供も笑顔を絶やさず楽しそう。年1行事ですからね。やっぱり低学年のうちは楽しいのが一番でしょう。

ホント疲れた。。。

女子合同練習会

2006-04-30 21:23:31 | FC2000
GW中に参加するピーチカップという大会に向けての練習会をした。いつもであればライバルチームである隣町の津久井中央女子チームとの合同参加という初の試みである。

お互い対戦は毎年してるし、顔見知りの子もいるにはいるが、同じチームというのは初めて。しかし、本番までの練習は今日が最後ということで、たっぷり1時間、コミュニケーションをポイントにアップとトレーニングを行い、その後、各選手が何ができるかを当日参加するコーチに知ってもらうため、ゲーム中心のドリブルやパスメニューで終了。とても暑い中の練習で少しバテ気味ではあったが、楽しく雰囲気よくやってくれたと思う。

当日自分は参加できないので吉報をお待ちしております。

新人戦

2006-04-16 23:04:40 | FC2000
女子チームの新人戦があった。9人という少ないメンバーで2試合よく頑張ったと思うが結果を出したかったのも正直なところ。

vsコプリスミニラ 4○0
vs上溝      0●2

上溝にはいつもそれなりの試合をするのだが本当に勝てない。人数的なハンデはあったにせよもう一つ策を出せたし、それを出し切れなかったのが選手たちに申し訳ないところである。しかし、選手たちにもたくさんの課題と理解しなければいけない部分があり、それをこれからの練習で伝えていかなければならない。


ボールを忘れてますよ。

2006-04-02 23:43:33 | FC2000
横浜の翠陵高校で行われる神奈川女子トレセンに参加するため、選手を乗せ6時半出発。県トレのレベルはどんなものか、この子達のレベルはどんなものか。比較するにはいい機会の一つでもある。

最高の花見時にしては肌寒く、見ているだけではちとつらい、という感じ。選手たちのケアをしつつ気持ちを上げさせようとする。うまくいったかどうかはわかりませんが。

内容は、3グループに分けてのアップの後、50m走、リフティング、ゲーム(ミニゴール、大人ゴール、4ゴールの3つ)、コーンドリブル、キック(インサイドとインステップ)の5つ。回数やタイムをきっちり計っていたように思うが、それがいったいどこまでの判断材料になるのだろう、と思う。

一人。まだ5年生の子が参加していました。246カップでも同じ会場にいたその子はコーチの目を引く魅力的な子。体も小さく脚も特別早いわけではないが、ターンの切れや角度、タイミングで6年生相手にもボールを取られない。ディフェンスはかなり苦戦していたけど…。キック時の見本にさせられていたが一緒に蹴っていたコーチより全然美しかったですね~。

さて、我がチームの子はどうなるのでしょうか。後日発表が待ち遠しいのもありますが、今日参加したことが彼女たちの自信になり、今後いい方向に進めばいいと思います。

ちなみにこの日も…地元に帰ってからたった3人の選手とコーチ2人でミニゲーム。遊べば遊ぶだけうまくなる。。。

そうそうMさん、車にボール忘れてましたよ。

246CUP

2006-03-22 17:10:33 | FC2000
新6年生のチーム始動初の大会となる246カップ。今年のチームはなかなかいいんじゃないか、という淡い期待がもろくも崩れることになる。いつものことかもしれない。が。

初日となる19日。選手どうのこうのの前に自分がこけてしまった。審判服ではない黒短パンで審判をしようとしたところ、本部側に怒られてしまった。しょうがないのでもう一人のコーチに代わってもらったのだが、そのコーチも審判服ではない、と追い返されてしまった。そのコーチのパンツは間違いないのだが…。これは誰かの陰謀なのか、あるいは宇宙の力なのか。この動揺がすくなくとも選手に伝わってしまったかもしれないことが本当に申し訳なく思う。
で、いざ試合でも、動きが悪いわけではないが思うように流れが作れない。選手達も今までとは違うなと思っていただろうし、コーチ達も6年生がいない中での彼女達の動きを把握しきれていなかった。これが新チームというものなのだろうと痛感。初日は2敗で、リーグ最下位に。

2日目。人数が揃わず1年生を入れて9人での試合。それでも藤野のチームによくある、朝や1試合目の弱さは感じさせず頑張っていたように思う。体の大きさや身体能力的には五分の相手であったが、相手のほうがいいサッカーをしていた。こちらは自分の役割を最後まで続けることができず終盤は集中力が切れる場面もあった。とりあえずの勝利。約4時間を挟んでからの2試合目。勝てば3位パート優勝。自分達の倍の人数がいるチーム相手に最後まで集中力の途切れないいい試合を見せてくれた。結局、PKで負けてしまったが、最初の大会で、サッカーに対する気持ちを見せてくれたことには満足。後は自分達コーチが上手くしてあげなければと思う。

驚くことに、というかいつものように、帰ってから練習がしたい、と言い出す。親御さんの了承を得、地元に帰ってから約2時間、だだっ広いグランドに照明をつけ、貸しきり状態の中遊んだ。やらせすぎはよくないと思うが、やりすぎならいい。そう思わせるくらい、試合後のまったりゲームを楽しんだ。

練習じゃなくて遊びだから。

子供達に勝手に準備をさせ、勝手にルールを決めさせ、勝手に遊ばせる。自分はこういう遊びができる場を設定するだけで、子供達は勝手に上手くなるんじゃないかと真剣に思う。

昔、仲間をかき集めてした小学校での遊びを思い出した。サッカーはこういう中で上手くなるものだ。

卒業生を送る会

2006-03-18 21:38:49 | FC2000
藤野FC2000の第6期(かな!?)卒業生を送るイベントをした。
代表からそれぞれの選手に一言ずつ。各コーチから一言。そして選手からの一言。これが感動した。ね。
彼らはこのクラブ創設時には小学1年生だった。もちろん途中から入ってきた子もいるわけだが、このクラブの歴史とともに成長してきたわけだ。自分も初年はほとんど参加できなかったのだが、彼らの記憶が残っている。もう6年の付き合いになるのか…長いものだ。
男子は中学校の部活で、女子は新しくできたクラブで、それぞれ続けてくれればいいなと思う。少なくともサッカーを一生愛してほしい。

送る会の後は、今年度一度もできなかったゲーム大会。今回は2年生も初参加。みんな盛り上がってくれていたかな。

ゲーム大会終了後、今日のメインイベント(と自分は思っていたのだが…)、卒業する6年生とコーチ&OBとの真剣試合をした。もうこのメンバーでするのは最後なのかと噛みしめながら思いっきり楽しんでしまった。一緒に成長してきたあいつらの成長を肌で感じることができるサイコーの瞬間だった。
終わりのないゲームに終止符を打ったのは、寒い中迎えに来ていた待ちきれないお母さん達。長い間待たせてしまってすみませんでした。

卒業生がいつまでも素晴らしいサッカーライフが送れますように。

藤野招待

2006-02-19 01:17:28 | FC2000
第2回、藤野招待。女子チームの6年生にとっては、おそらく最後の大会(試合)になるだろう。思い出に残るような一日にすることはもちろん、結果を出したかった。
大会形式は、6チームを2つに分けてリーグ戦を行い、それぞれのリーグの同順位同士で順位決定戦をするというものである。

残念ながら結果は5位。リーグ戦は、3試合ともスコアレスドロー。その後のPK戦を制することができず、3位でフィニッシュ。順位決定戦でも得点することができず、PKで辛くも勝利という内容だった。

言い訳でいいから聞いて欲しい。
内容は3試合とも藤野がよかった。順位決定戦では悔しさや(藤野特有の!?)体力のなさで前半は拮抗していたものの、後半は巻き返したし、リーグ戦にいたっては得点できないのが不思議なくらい圧倒的に攻めていた。
のだが。。。

これがfutebolの楽しくも難しいところなのか。

6年生は悔しそうな顔をしていた子もいる。当たり前だが。でも、それ以上に自分達のやってきたサッカーが出来たという手応えはあったはずだ。

やりたいことはできた。勝てなかっただけだ。

これでいいのだろうか。


自分が女子チームを見出したのは夏合宿からである。他のチームに比べて体が小さく身体的な能力がそのまま試合結果に出てしまうようなチームだった。だから、彼女たちの技術や頭の良さを生かしたサッカーを目指してやってきたつもりだ(技術練習を見ていた今までのコーチや他の曜日のコーチに感謝)。その結果、かどうかわからないが、今年は初の県大会一次リーグも突破できたし、その大会で準優勝したチームにも中盤では負けなかった(と自分は思っている)。その大会の他にも、招待試合やカップ戦でも常に自分達らしい試合ができてはいた。
が、結果は出なかった。

教育年代ではそれでもいい。という意見もある。

でもその前にできることはたくさんあった。