庭木も手入れいたします

2006年11月08日 | 授業&実習
農業大学校本校の本館周辺にあるクロマツの剪定をしました。
クロマツの剪定は美しい樹形に整えていくためには欠かせない作業です。剪定を怠ると、樹形を大きく崩してしまうとともに、日照や風通しをよくすることにより、病害虫にの発生に対する予防にもつながります。しかしながら、剪定の結果、逆にマツを弱らせることもあるので注意して行いましょう。



マツの剪定には2通りあります。
 梅雨時期に行う  「みどりつみ」と
 秋に行う 「葉もみ(古葉ひき)」です。
①みどりつみは、全体の葉の量を調整し成長を抑制しながら樹形を整える方法で 新しく出た新梢の一部を手でつみ取る作業です。
②葉もみは、美しい樹形を保ちながら下枝まで日光が当たるように、古葉と今年 の葉の一部をむしり取る作業です。また、この時期に枯れ枝や混みすぎている枝 を切り落とします。

11月6日には「葉もみ」を行いました。講師には大国造園土木 井原社長の指導のもと、作業に取りかかりました。気温は比較的暖かかったものの、折からの強風にさらさされての作業となりました。比較的単純な作業のように見えますが、美しい樹形にするためにはどの枝を残してどのえらを落としたらよいのか、神経を使う作業でした。




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