フィールドキング走行日記

愛車「fildking」に乗って走った時の事を日記にしてみます。

遍路へ(4日目)

2011-06-08 22:40:45 | 日記

5月4日(水) 遍路2日目

 


午前5時20分に目が覚めました。周りは車だらけで落ち着かないので、この駐車場を立ち去ります。

 

阿波海南駅に向けて走っていると、建設資材の砂や砕石などを置いてる岸壁に来ました。釣りをされている方も数人います。ここなら落ち着いて朝食が食べれると思い、車を岸壁の端っこの方に止めました。早速朝食を作って食べました。窓から魚釣りを眺めていますが、なかなか釣れないようです。
昼飯用のおにぎりを作って、食器などを洗って片付けて6時過ぎに出発しました。

 

JR阿波海南駅

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 JR阿波海南駅には6時20分に到着です。
駐車場の木陰になる場所に車を止めます。

 

駅のトイレで用を済まして午前6時50分に歩き出しました。

昨日より1時間以上早く出発する事が出来たので今日はこまめに休息をとって行きたいと思います。

海部川に来ました。
川幅は100m程ありますが、水が流れているのは幅2m程しかありません。
海部川を渡って100m程行った所に、スーパー「ピア」があります。
昨日、ワラビのピクルスを作る為に鷹の爪を買いました。

午前7時18分、悠遊奈佐漁師の森公園に来ました。
駐車場は自由に入られて広いので、ここでも車中泊出来そうです。
さらに少し先に運動公園が有りました。
この駐車場にも止めれそうです。トイレもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

午前7時30分、朝食を食べた奈佐湾の資材置き場に来ました。
釣り人に聞いたらミズイカを狙っているそうですが、聞いた方はまだ釣れてないとの事てした。


資材置き場を過ぎた所に左の海岸沿いに行くと「城之崎烽火台」というのがあるので立ち寄ってみました。


説明書きの看板は立派ですが、肝心の烽火台はお粗末なもので古いコンクリートで作られていました。な
んじゃこりゃといった感じでがっかりでした。
国道に戻ってゆっくり歩いていると2人のお遍路さんに追い抜かれました。

午前7時55分、宍喰町に入りました。
これまでどこも痛くなく順調でしたが、左足の小指付近が少し圧迫感があります。
ちょっと靴紐を締めすぎたようです。
そのうちなれたら大丈夫でしょう。
家の庭から梅の木が道路にはみ出していて、実がなっていたので1個とって食べてみました。
ちょっと酸っぱいですが、身が引き締まるようで美味しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 


午前8時2分、「かいつミルク」と書いてある牛乳屋さんの前に来たら、先ほどのお遍路さん2人が休んで居られました。
「休んで行かれませんか?」と言われたので、中に入りリュックを下ろしてお茶を飲みます。
この牛乳屋さんは無人のお遍路休息所になっているようです。
小さな冷温庫には乳製品が置かれて有りましたが有利になっています。
2人のお遍路さんは70歳位の方が千葉からだったかな?もう1人は鹿児島からと言われてました。
道路向かいの建物の裏にお手洗いがあると教えていただきました。
10分ほど休息して2人が発たれたので私も続きました。

2人は歩いて早いのでどんどん離されます。
私はゆっくりと歩きたいので海沿いの歩道を海面を見ながら歩いて行きました。
海面を見てると波は無く浅いので海底も良く見えています。
何か居ないかと探しているんです。

車道を歩いている時にも珍しい花は咲いてないか、4つ葉のクローバーが無いかなどいつも何か探して歩いています。
だから長時間歩いても、山道を登っていても苦になりません。
ダイエットで歩いている時もそうでした。
何か見つけると写真に撮ったりして楽しいんです。

8月52分、道の駅「宍喰」に着きました。
此処でちょっと休憩です。
物産館と直売所をぶらーっとしただけで何も買いませんでした。
自販機で120円の缶コーヒーを150円入れて買ったら50円お釣りが出ました。思わず「あれっ!?ラッキー」と声が出ました。
でも、ベンチが無いので座れません。

8時52分、出発です。

9時24分、三床トンネルに入りました。
600m以上あります。ト
ンネルを抜けるのに9分掛かりました。



 

 

 

 

 

 

 

9時50分に甲の浦(かんのうら)湾奥の公園に来ました。
藤棚の下にテーブルとベンチがあったのでリュックを下ろして休憩です。
持って来ているお茶を飲みます。
10分ほど休憩して10時に出発です。

10時16分、国道に出ました。
手前の方には広い海水浴場が広がっています。
岸辺には大きな建物があります。
以前に通った「海の駅」のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10時39分、大きな砂浜に来ました。
サーファーがもの凄い数です。
「生見海岸」と云ってサーファーのメッカのようです。

<駐車場や民宿にも多くのサーファーやその家族がいました。

11時丁度、生見海岸の端に東屋の休息所があったのでリュックを下ろして休憩です。
休息所の直ぐ下にはテントを張ったサーファーの家族が数組いました。
子供達も楽しそうに遊んでいました。
休息所を出て直ぐのトンネルを歩いていると、
対面を走っている2人乗りのバイクの後ろに座っている若い女性が私に手を振ってくれたので軽く会釈して応えました。

11時29分、国道と別れて野根の町並みへと歩いて行きます。

 

 

 

 

 

 

 

11時32分、番外札所の東洋大師に来ました。
ここでも参拝はせず、「南無大師遍剰金剛」と三回唱えただけで済ませました。

11時43分、野根の小さなスーパーに来ました。
スーパーと云うより田舎の商店といった感じです。
鯛焼きアイスと炭酸飲料が飲みたくてファンタを買おうとみたら、私は初めて見るしろぶどう味のがあったので買ってみました。
お茶も無くなっていたのでペットボトルのを買いました。
休息する所も無かったので歩きながらアイスを食べます。
しろぶどうのファンタはいまいちです。
やっぱりグレープの方が好きです。

橋を渡るとお地蔵さんの大きな祠がありました。
そして国道へと入ります。
お昼を食べる場所を探して歩いて行きます。

なかなか良い場所が無かったので国道のカーブの手前に浜に降りる階段があったので浜辺で食べる事にしました。
丁度松ノ木の下に平らな石があって木陰なのでそこで食べる事にしました。
リュックからガスストーブ、小鍋を取り出してお湯を沸かしてインスタントラーメンを作ります。
持ってきたオニギリと一緒に食べました。
お湯も沸かしてコーヒーも飲みました。

午後1時3分、後片付けをして出発です。
海岸から上がって国道に出たら直ぐに東屋のある休息所がありました。

100mほど歩いた所で国道のガードレールに徳島県庁から100キロ、薬王寺から46キロの標識がありました。
側溝の際に出ているカタバミやヒナギキョウが多く見られます。
またゲンノショウコウに似た綺麗なピンク色の花もかなり見られました。
午後1時53分、仏海庵に来ました。

午後2時6分、104キロを通過しました。
4キロを1時間3分かかった事になります。ちょっとペースはゆっくり気味です。

午後2時26分、室戸市に入りました。

午後2時39分、休息所があったので1時間半を越えているのでリュックを下ろして休憩です。
休憩していると中年女性が1人で小さなリュック1つで歩いて来られました。
休んで行きませんかと言うと立ったまま少しお話しをしました。
松山市から来られて区切り打ちだそうです。
今日は民宿「徳増」に泊まるそうです。

休んだらよけい疲れるのでと直ぐに歩き始めて行かれました。
歩き方はひとそれぞれです。
殆ど休憩を取らない方もいます。
休憩所がある度に休まれる方もいます。
自分にあった歩き方で歩く事が大事なのです。

3時丁度頃に甲の浦方面行きのバスとすれ違いました。
今日の予定の佐喜浜バス停まではあと4キロちょっとあるので、あと1時間ちょっとかかります。
バスは多分1時間半以上毎に出てると思うので4時10分までに着けば大丈夫でしょう。

午後3時11分、仏海庵前を通過しました。
先ほど仏海庵と思ってた所は違ってました。

やがて遍路道は国道を離れて静かな町の中を歩いて行きます。
バスは国道を通るので、もしバスが来たら判りません。
次の便を逃したら1時間以上待たないと来ないはずです。
ちょっと心配なのでどうしても急ぎ足になります。

国道を歩いている時にバス停を探して時刻表を確かめようと思っていましたが、バス停が見つかりませんでした。

午後4時3分、目的の佐喜浜バス停に到着しました。
何とか大丈夫だろうとバス停の時刻表を見てみようとしても、時刻表がありませんでした。
錆び付いた小さなプレートが着いてますがじが剥がれてしまっているようです。

仕方ないので近くで作業されていた漁協の職員らしき人に聞いてみましたがバスの時間は知らないそうです。
バス停のそばを通られる地元の方達数人に聞いてみても誰も知りませんでした。
仕方ないので次のバスが来るまでじーっと待たなければなりません。
対面にはベンチがありますが私が乗る方には何もありません。
仕方ないので車歩道境界ブロックに腰掛けて待ちました。

携帯で今日歩いた歩数を調べて見ると57963歩、40.8キロになっていました、信じられない数字です。
時間的には9時間13分、休憩時間を差し引いても8時間ほどなので32キロ以上は歩いていると思います。

30分待ってもバスは来ません。
遍路地図を良く見るとバス会社の電話番号が書いてあったので電話してみました。
そしたら次のバスは午後5時10分だそうです。
まだ30分以上あります。

安心してバス停近辺を散策して車を止めておく空き地は無いか探してみました。
漁協の裏の港にちょっとした広場が有りました。
そこだったら1日車を止めていても迷惑掛けないでしょう。
明日はここに車を置いて、バス停から歩き出す事にしました。
自販機でファンタグレープを買って飲みました。

バスは3分遅れてやって来ました。
中には数人乗っておられて、お遍路さん夫婦も一番後ろの方に1組おられました。
バスは快適に走って行きます。

途中で1組のお遍路夫婦が走っているバスを止めて乗り込まれて来ました。

5時38分、甲の浦駅に到着しました。
料金は960円でした。細かいのが10円足らなくて千円札を入れてしまいました。
横に付いている両替機で両替すれば良かったのですが、料金箱にそのまま入れたのでお釣りは戻って来ません。
運転手にお釣りは良いですと言ってバスを降りました。

直ぐに次の電車の時間を調べてみたら6時10分でした。
30分ほど待たなければなりません。
前の電車は5時35分になっています。
バスが3分遅れたので乗れませんでした。
しかしバスの時刻表を見ると5時36分着になっています。
バスが定刻に着いても間に合わないのです。

バスの後部座席に座っておられた遍路ご夫婦としばらく話していました。

今日は海部から室戸岬の24番札所の登り口まで歩かれたそうで、そのご夫婦も私と同じ様に車で来て、
歩けるところまで歩いてバスや電車で車を置いている海部駅まで戻るそうです。

もう1組のご夫婦遍路も同じ様に車に戻るそうです。

私と同じ様に回ってる方達が2組も居たなんて嬉しいです。

室戸岬まで歩かれた夫婦は6時15分発のバスで行くと言って電車には乗られませんでした。
先ほど乗ってきたバスは甲の浦までだったので乗り換えなんです。
電車の海部駅よりもバス停の方が車を置いている場所が近いそうです。

電車は7分前に甲の浦駅に着きました。
終着駅なので出発時間までしばらく待ちます。

午後6時10分、定刻に電車は出発しました。
22分に2駅目の海部駅に到着しましたが、この駅で乗り換えだそうです。
たった2駅で乗り換えだなんて短すぎます。
管理してる会社がちがうからなんだそうです。
甲の浦から海部駅までは阿佐海岸鉄道阿佐東線といい、海部駅からはJR牟岐線になります。

6時28分、海部駅を出て、次の駅「阿波海南駅」には約3分で着きました。
料金は甲の浦から430円でした。

駅の駐車場に置いていた車に戻ります。リュックを下ろし、白衣を脱いでて普段着姿になります。
炊飯器に無洗米をセットしてスイッチを入れて車を走り出しました。

お風呂に入りたいので宍喰にあるホテルの立ち寄り湯に向かいます。
途中にあったスーパー「ピア」で買い物をしました。

電車の海部駅よりもバス停の方が車を置いている場所が近いそうです。
電車は7分前に甲の浦駅に着きました。終着駅なので出発時間までしばらく待ちます。

午後6時10分、定刻に電車は出発しました。
22分に2駅目の海部駅に到着しましたが、この駅で乗り換えだそうです。
たった2駅で乗り換えだなんて短すぎます。
管理してる会社がちがうからなんだそうです。
甲の浦から海部駅までは阿佐海岸鉄道阿佐東線といい、海部駅からはJR牟岐線になります。

6時28分、海部駅を出て、次の駅「阿波海南駅」には約3分で着きました。
料金は甲の浦から430円でした。

駅の駐車場に置いていた車に戻ります。リュックを下ろし、白衣を脱いでて普段着姿になります。
炊飯器に無洗米をセットしてスイッチを入れて車を走り出しました。

お風呂に入りたいので宍喰にあるホテルの立ち寄り湯に向かいます。
途中にあったスーパー「ピア」で買い物をしました。

宍喰の温泉に入ります。料金は600円でした。
サーファーなども入りに来るのでお客さんはとても多かったです。
お風呂から出て、今夜は次の停泊地の予定の津照寺近くの港の駐車場に向かいました。

しかし、だいぶ遅くなったのでお腹も空いたので途中の夫婦岩の駐車場に車を停めて夕食を食べました。
スーパー「ピア」で買ってきたカツ弁当とカレイの空揚げが半額だったのでついつい買ってきましたので、のどごしビールと共に食べました。
せっかく無洗米2合を炊いたのに忘れていました。
半額だとついつい買いたくなるんです。
買い物をしてる時も、温泉に入ってる時もエンジンを停めて炊飯器を使ったので、一片にバッテリーが減ってしまったです。

今日は時間的に1時間も走って無いので十分に充電できていません。
室内灯は寝る前には少し暗くなりました。

明日は今日歩いた佐喜浜のバス停近くの港の広場に停めて歩いて行きます:

くちなしの花

2011-06-02 23:27:29 | 日記

♪ い~までは指輪もま~わるほど~

 瘠せてやつれたお前の体~

 くちなしの花の~ 花の香りが~

 旅路の果てまでついてくる

 くちなしの白い花

 お前のような花~だった~♪


若い頃、「東京流れ者」の映画の主人公である
「渡 哲也」がとてもかっこよかったです。

ブルーのスーツ姿に憧れたものでした。

今日、仕事現場まで歩いていく途中に咲いていた「くちなしの花」を見て思い出してしまいました。

カラオケでもよく歌った曲です。

You Tubeで聴いてみたところ、なんと吉永小百合さんのピアノ演奏で照れて歌っていたのがありました。

石原裕次郎さんもチラッと出ています。

渡さんはいしだあゆみさんともデュエットされていたんですね。初めて知りました。

余談ですが、私が一番最初に買ったレコードは「ブルーライトヨコハマ」でした。

またまた余談ですが、くちなしの花の白い花弁を子供のころは食べていました。