いつかどこかで見た風景

2014年03月25日 | 映画

 北野武の監督している映画「あの夏、いちばん静かな海」が印象に残っている。

 映画は穏やかな海の景色から始まる。耳のきこえない青年が、仕事のほんのちょっとした合間に車のフロントガラスから海を見ているのだ。このシーンを見た瞬間、「あっ」と思った。自分もいつかどこかでこんな風に海を眺めていたことがあるような気がした。

 この映画は、忘れていたけれど、どこかでたしかに見たり感じたりした覚えのある人生の瞬間を思い出させてくれる。



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