ショパンの「別れの曲」を聴いていると小学生の時に観ていた「101回目のプロポーズ」を思い出す。さえない男と美女が結ばれるところだけでなく、その男と弟がお互いに支え合いながら生きる姿を見るのが好きだった。
ビートルズの「IN MY LIFE」をよく聴く。オーケストラやピアノなど、色々な演奏形式で聴いている。琴線に触れるメロディーが素晴らしい。時代が変わっても長く演奏されているのだから、ビートルズの音楽には何か本質を突いているものがあるのだろう。
高校生の時たまたま見ていたニュースで、ジャーナリストの筑紫哲也がビートルズを評して、現代では昔より美しく音楽を奏でられるようになったけれども、ビートルズほど人々から愛され続けている音楽家は他にいないのではないか、というようなことを言っていた。ビートルズの本質を見事に突いていて、さすがは筑紫哲也だとそのとき思った。
ビートルズや筑紫哲也のように本質を突ける人になりたいものだ。
今年のNHK紅白歌合戦で徳永英明が「夢を信じて」を歌う。子どもの時に見ていたアニメ「ドラゴンクエスト」のエンディングテーマ曲として流れていたから、思い出がある。あの時も、そして今も、聴いていると元気が出てくる。
竹内まりやの「シングル・アゲイン」を聴いた。小学校1,2年生の時に「火曜サスペンス劇場」のエンディングテーマ曲として流れていた。切ないメロディーがあの時の思い出を運んでくれる。