私の薬物依存を知っている人は3人居る。2人は両親。あと1人は・・・
覚醒剤から抜け出した友達
こいつ(通称マツ)とは中高と一緒で悪い事を沢山した友達だ。
自分は大学へ進学。マツは度重なる恐喝で高校を中退したのだが家が近い事もあり社会人になるまでよく遊んだ。
自分はサラリーマン。マツは闇の仕事(金融)に行き実家からも出てしまったので疎遠になってしまった。
地元仲間とも連絡をあまり取っていなかったらしく一時行方不明状態になった。
1年前位だろうか地元の友達が偶然マツに会ったらしく噂でマツが鬱病になったと聞いた。
目がうつろで以前のマツとは思えない位話していても無気力と言うか暗かったそうだ。
その時マツは「精神的に病んでるから」と言ったそうだ。
地元でも有名な悪い奴で豪快で飛び抜けに明るかったあいつが?
この時は自分自身まったくうつ病に無知だった事と薬は飲んでいたがまったく自分の体に異常をきたしていなかったのであまり気にならなかった。
そして1年後激しい離脱症状に陥り薬物依存が判明。
この時、まっさきに思い浮かんだのがマツだった。
あいつも鬱病ならこの手の薬を飲んでいるんだよな。
結婚式にも呼びたいし電話をしてみるか。
久々に電話で会話をしたマツは以前のマツだった。
明るくて自分の結婚を祝福してくれた。
近々会おうぜ。マツから誘ってくれた。
後日マツの家に遊びに行ったのだがやはり以前のマツだった。
久々だったせいもあったが会話も弾んだ。
あの噂は何だったんだろう?
マツに音信不通だった時の事を遠回しに聞いた。
やはり闇の仕事はロクな世界では無かったらしくそこで覚醒剤に手を出してしまった事。
また一緒に覚醒剤をやっていた仲間が詳しくは話してくれなかったが悲惨な事件に巻き込まれてしまい、その恐怖から覚醒剤と闇の仕事を止めて実家に戻ってきた事。
1年前地元の友達に会った時は禁断症状のまっただ中だったと言う事。
色々と話してくれた。
鬱病ではなくマツは自分よりもタチの悪い薬物依存に陥っていた。
聞く所、覚醒剤の禁断症状は抗不安剤の禁断症状の比では無い。
家族含め、目が合った人全てが警察に通報するんじゃないかと不安が付きまとい幻覚、幻聴、1週間不眠等約半年以上家から一歩も出れずに散々な目に合ったそうだ。
ただし禁断症状の末期時は今の自分の症状に似ている。
マツがここまで打ち明けてくれたので自分も今の状況を打ちあけた。
マツは覚醒剤を1年弱やったそうだ。
覚醒剤を完全に切ってから半年でようやく外に出られるようになったが激しい頭痛、めまい、全身が筋肉痛状態で歩くのもやっとの状態が3ヶ月近く続き(自分の離脱症状とまったく同じじゃないか。)ようやく症状が消滅したようだ。(この時、症状が緩和した方法を教わり実践した所、確かに効果があったので後日記載しようと思う。)
携帯番号も変え昔の悪い奴らから完全に手を切ったようだ。
禁断症状の初期時、覚醒剤が欲しくなったが携帯番号を変え悪い奴らの番号を消去した為、手に入らなかったらしい。
今となってはよかったと言っていた。
今は元気に実家の仕事を手伝っている。
自分の結婚式にも来てくれた。
完全に覚醒剤を切ってから1年経つがたまに覚醒剤を思い出してしまう事があるらしい。
ただ、何があったか知らないが覚醒剤仲間の悲劇ともう覚醒剤が手に入らない状況と地獄の禁断症状を経験したのでもう2度と覚醒剤には手を出さないと言っていた。
この話を聞いて自分の減薬の意思が更に固まった。
自分より地獄を味わった人間が今では普通に生活している。
地獄のような禁断症状を経験して価値観が180度変わってしまったそうだ。
確かに年を取ったせいもあるが丸くなっていた。
今ではマツは本当に自分の事を心配してくれて色々とアドバイスをくれる良いアドバイザーだ。
主治医の先生曰く覚醒剤も全てでは無いが元は精神安定剤の為に開発された薬で脳に作用する点では一緒らしい。
だからその先生は多くの薬を出さずになるべくなら薬に頼らないで患者を治療するそうだ。(確かに初めて受診した時、薬について色々と教えてくれた。)
ネットで調べると麻薬及び向精神薬取締法と言う法律がある。
ある意味これらの薬を飲む必要の無かった自分にとって今飲んでいる薬は合法麻薬であり立派な禁断症状なのかもしれない。
覚醒剤から抜け出した友達
こいつ(通称マツ)とは中高と一緒で悪い事を沢山した友達だ。
自分は大学へ進学。マツは度重なる恐喝で高校を中退したのだが家が近い事もあり社会人になるまでよく遊んだ。
自分はサラリーマン。マツは闇の仕事(金融)に行き実家からも出てしまったので疎遠になってしまった。
地元仲間とも連絡をあまり取っていなかったらしく一時行方不明状態になった。
1年前位だろうか地元の友達が偶然マツに会ったらしく噂でマツが鬱病になったと聞いた。
目がうつろで以前のマツとは思えない位話していても無気力と言うか暗かったそうだ。
その時マツは「精神的に病んでるから」と言ったそうだ。
地元でも有名な悪い奴で豪快で飛び抜けに明るかったあいつが?
この時は自分自身まったくうつ病に無知だった事と薬は飲んでいたがまったく自分の体に異常をきたしていなかったのであまり気にならなかった。
そして1年後激しい離脱症状に陥り薬物依存が判明。
この時、まっさきに思い浮かんだのがマツだった。
あいつも鬱病ならこの手の薬を飲んでいるんだよな。
結婚式にも呼びたいし電話をしてみるか。
久々に電話で会話をしたマツは以前のマツだった。
明るくて自分の結婚を祝福してくれた。
近々会おうぜ。マツから誘ってくれた。
後日マツの家に遊びに行ったのだがやはり以前のマツだった。
久々だったせいもあったが会話も弾んだ。
あの噂は何だったんだろう?
マツに音信不通だった時の事を遠回しに聞いた。
やはり闇の仕事はロクな世界では無かったらしくそこで覚醒剤に手を出してしまった事。
また一緒に覚醒剤をやっていた仲間が詳しくは話してくれなかったが悲惨な事件に巻き込まれてしまい、その恐怖から覚醒剤と闇の仕事を止めて実家に戻ってきた事。
1年前地元の友達に会った時は禁断症状のまっただ中だったと言う事。
色々と話してくれた。
鬱病ではなくマツは自分よりもタチの悪い薬物依存に陥っていた。
聞く所、覚醒剤の禁断症状は抗不安剤の禁断症状の比では無い。
家族含め、目が合った人全てが警察に通報するんじゃないかと不安が付きまとい幻覚、幻聴、1週間不眠等約半年以上家から一歩も出れずに散々な目に合ったそうだ。
ただし禁断症状の末期時は今の自分の症状に似ている。
マツがここまで打ち明けてくれたので自分も今の状況を打ちあけた。
マツは覚醒剤を1年弱やったそうだ。
覚醒剤を完全に切ってから半年でようやく外に出られるようになったが激しい頭痛、めまい、全身が筋肉痛状態で歩くのもやっとの状態が3ヶ月近く続き(自分の離脱症状とまったく同じじゃないか。)ようやく症状が消滅したようだ。(この時、症状が緩和した方法を教わり実践した所、確かに効果があったので後日記載しようと思う。)
携帯番号も変え昔の悪い奴らから完全に手を切ったようだ。
禁断症状の初期時、覚醒剤が欲しくなったが携帯番号を変え悪い奴らの番号を消去した為、手に入らなかったらしい。
今となってはよかったと言っていた。
今は元気に実家の仕事を手伝っている。
自分の結婚式にも来てくれた。
完全に覚醒剤を切ってから1年経つがたまに覚醒剤を思い出してしまう事があるらしい。
ただ、何があったか知らないが覚醒剤仲間の悲劇ともう覚醒剤が手に入らない状況と地獄の禁断症状を経験したのでもう2度と覚醒剤には手を出さないと言っていた。
この話を聞いて自分の減薬の意思が更に固まった。
自分より地獄を味わった人間が今では普通に生活している。
地獄のような禁断症状を経験して価値観が180度変わってしまったそうだ。
確かに年を取ったせいもあるが丸くなっていた。
今ではマツは本当に自分の事を心配してくれて色々とアドバイスをくれる良いアドバイザーだ。
主治医の先生曰く覚醒剤も全てでは無いが元は精神安定剤の為に開発された薬で脳に作用する点では一緒らしい。
だからその先生は多くの薬を出さずになるべくなら薬に頼らないで患者を治療するそうだ。(確かに初めて受診した時、薬について色々と教えてくれた。)
ネットで調べると麻薬及び向精神薬取締法と言う法律がある。
ある意味これらの薬を飲む必要の無かった自分にとって今飲んでいる薬は合法麻薬であり立派な禁断症状なのかもしれない。