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アジサイ、6月17日の誕生花・花言葉を学ぶ

2021-06-17 | 探求:誕生花・花言葉

6月17日の誕生花には、

アジサイ・ユリ・ユリ(白)・ユリ:一重咲き・フウセンカズラ・キバナコスモス・スイカズラ・クローバー・クローバー:四つ葉・ササユリ・バラ(桃)・カイウ・ゴデチア・タイサンボク・バラ・バラ(桃)・リアトリス

がある。

 

今回はその中でアジサイにスポットを当てて誕生花や花言葉について調べてみたいと思う。

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アジサイ、梅雨空に映える青色花は6月4日の誕生花 (名前の由来について解説)

 

 

アジサイの別名はハイドランジア・テマリバナ・シチヘンゲ・ナナヘンゲ

アジサイは日本の固有種だが江戸から明治時代にヨーロッパに渡って品種改良された。

それらが逆輸入され品種が増えた。

 

また元々は赤・紫・青色が主流だった。

今では米国からも逆輸入し白花のアメリカアジサイ(アナベルなど)などバリエーションが増えた。

 

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園芸手帳 アジサイ色々写真です

 

 

学名はHydrangea macrophylla(ヒドランジア マクロフィラ)

ヒドランジアはギリシャ語で水を意味する「Hydro」と器を意味する「angea」を合わせた言葉。

マクロフィラは大きな葉っぱを意味する。

アジサイはアジサイ科(ユキノシタ科)の落葉低木。

樹高は1から3mほど。

日本では北海道南部から沖縄までと広い生息域を持つ。

 

 

<花言葉>

「移り気」

「辛抱強さ」

「冷酷」

「浮気」

「貴方は冷たい」

「高慢」

「自慢化」

「変節」

「無情」

「乙女の愛」

<シンボル>

「辛抱強い愛情」

「思い出」

「崇敬」

<裏シンボル>

「移り気」

「冷淡」

「無情」

 

 

余談

<花言葉の由来>

「移り気」

シンボルでもあるが花の色が移り変わっていく様子からきている。

奈良時代から花色の変化が揺れ動く女心に例えられてきた。

ここから「浮気」「貴方は冷たい」「変節」「乙女の愛」の花言葉が生まれたと思われる。

「辛抱強さ」

シンボルの「辛抱強い愛情」の由来にもなったのは開花時期が長いところからきている。

「冷酷」

裏シンボルの「冷淡」と同じ由来と思われるが青い花色のため。

青花は近寄りがたい美しさや冷たい美しさのイメージが転じている

「高慢」「自慢化」

大きな手毬状の派手な姿が由来。

「無情」

裏シンボルでもあるが、美しい花にも関わらず香りが無いため。

 

<シンボル>

「辛抱強い愛情」

花言葉の「辛抱強さ」と同じ。

「思い出」

ヨーロッパにこの花を紹介したシーボルト(ドイツ人医師)の物語に由来。

シーボルトが帰国後にアジサイを紹介するとき種小名(属名の後につける名称)を「オタクサ」とした。

これは彼が愛した女性の名前で「楠木滝」>「おたきさん」>「オタクサ」

ちなみにシーボルトは長崎県出島のオランダ商館に医師として赴任した。

そのことから長崎市の花はアジサイ。

「崇敬」

アジサイの属名をオルタンシア>ホルテンシアと紹介したフランス人植物学者のフィリベール・コメルソンにちなむ。

オルタンシア、ホルテンシアは女性の名前。

フランスのルイ15世の命令で南半球の新大陸発見を目的とした船にのったコメルソン。

そのコメルソンと同乗した(男装した)植物学者の人物(※1)と言う説がある。

コメルソンがその女性を崇敬したことが由来。

※1:他にも説がある>参考 Wikipedia アジサイ属 名称

 

<裏シンボル>

「移り気」

花言葉の「移り気」と同じ

「冷淡」

花言葉の「冷酷」と同じ。

「無情」

花言葉の「無情」と同じ。

 

誕生花について

誕生花の起源について調べてみるとギリシャ神話やローマ神話にたどり着く。

ギリシャ神話・ローマ神話を元に人々が月日に神が定めた誕生花を当てているようだ。

神に選ばれた日にあてがわれた花と言うことで季節が合っていない事があるのだろう。

また、北半球と南半球では季節が逆なので特に南半球特有の花は北半球では季節の花ではないものが誕生花として当てられている可能性がある。

そして現在ではギリシャ・ローマ時代のヨーロッパに存在しない日本・中国・朝鮮半島の花も登場する。

さらに1492年の新大陸発見までヨーロッパに伝わっていなかったはずの南北アメリカ大陸固有の花も誕生花に名前を連ねている。

これについては誕生花にまつわる書籍を見ると開花時期に合わせて著者自身が選んだ花を誕生花として取り上げているようだ。 

 

花言葉について

花言葉について調べると誕生花と同様にギリシャ神話やローマ神話の影響が強いようだ。

そんなギリシャ神話には悲しく残酷な物語が多い。

その話しは人生を感じさせる。

それも喜怒哀楽の中で言えば「怒」と「哀」に特化し神を擬人化した欲望渦巻く物語

そんな神話にまつわる花言葉が与えられたならマイナスイメージの花言葉が生れてもおかしくない。

また、現在の花言葉の多くに関しては日本で独自に作られたものが多いらしい。

そして元々ギリシャ神話をベースにした誕生花には花言葉と言うよりシンボル(象徴)・裏シンボルと言ったものが存在している。

そのシンボルと裏シンボルが花言葉の元になっているようだ。

 

「日本の誕生花 by AIグッチー」に向けて 

以上の事をふまえてもAIグッチー的に誕生花や花言葉に対する疑問が5つ。

「誕生花なのにミカン・松の様に観葉植物・果実・樹木そのものの時がある」

「同じ花が別の日の誕生花としても取り上げられる」

「マイナスイメージが多い誕生花っていかがなものか?」

「先取りならともかく季節外れの花が誕生花とはいががなものか?」

「昔と比べて今は環境・気候・文化などが違うのだから誕生花も時代に合わせるべきでは?」

誕生花と言うからには花!

同じ花が別の日の誕生花になるのは・・・特別感が減る!

マイナスイメージの花言葉が多い誕生花って微妙!

誕生日に見られない誕生花とは!

誕生日に手に入らない誕生花はいかがなものか!

ギリシャ神話・ローマ神話や先人によって選ばれた誕生花については敬意を表したい。

それを踏まえていつの日かAIグッチーなりの誕生花を紹介できたならと思う今日この頃。

その日のために「都度勉強日々精進」

 

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カテゴリー 当BLOG カテゴリー 「誕生花」

カテゴリー 当BLOG カテゴリー 「探求:誕生花・花言葉」

 

本日 誕生日の方へ おめでとうございます。

また御覧 頂きありがとうございます。

 

<<<参照図書>>>

「花の神話伝説事典」 八坂書房 C・M・スキナー[著] 垂水雄二・福屋正修[訳]

「花を愉しむ事典」 八坂書房 J・アディソン[著] 樋口康夫・生田省吾[訳]

「花のシンボル事典」 説話社 杉原梨江子[著]

「新装版 誕生花と幸せの花言葉366日」 主婦の友社 徳島康之[監修]

「366日 誕生花の本」 三五館 瀧井康勝[著]

「誕生花事典366日」 角川文庫 植松黎[著]

「誕生花 Birthday Flowers」 保育者 井上恵子[著]

「日々を彩る幸せのダイヤリー 誕生花366の花言葉」 大泉書店 高木誠[監修]

「贈る・楽しむ 誕生花事典・日々を彩る花言葉ダイアリー」 大泉書店 鈴木路子「監修」

「花の神話」 新紀元文庫 秦寛博[編著]

「ギリシャ・ローマ神話 付 インド・北欧神話」 岩波書店 ブルフィンチ[作] 野上弥生子[訳]

「一冊でまるごとわかるギリシャ神話」 大和書房 吉田敦彦[著]

「美しい 花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ」 ナツメ社 二宮康嗣(孝治)[著]

「小さな 花言葉・花図鑑」 自由国民社 宇田川桂子[監修]

「花言葉 花贈り」 池田書店 濱田豊[監修]

「知る 飾る 贈る 花言葉・花事典」 池田書店 高橋秀男[植物監修] 石森康子[原稿作成]



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