[写真は散歩や通勤の道すがら咲く花で5月に入ってから撮ったもの]
最近滞っているがライフワークの一つが「誕生花」と「花言葉」の探求。
書物もソコソコそろえてきた。
その中の一冊に「散歩が楽しくなる 雑草手帳」がある。
この書籍は稲垣栄洋著で東京書籍出版のポケット図鑑。
見ると、
「えっ、この花が雑草!?」
巻末の雑学を読むと、
「なるほどなぁ・・・」
と感心したり同意したり、そして新たな雑草への理解が広がる。
そんな雑草手帳と最近道すがら見た花たち6種類を重ね合わせて紹介。
[ヒルザキツキミソウ(エノテラ)]
ヒルザキツキミソウは比較的育てやすい雑草のようだ。
コンクリート構造物の隙間にも目を伸ばし花を咲かせる生命力を持っている。
[キイロツメクサ(コメツブツメクサ)]
シロツメクサ(クローバー)やアカツメクサの仲間であるキイロツメクサ。
詰草の名前はついているけれど、そのなりの小ささから詰め物にはなりそうにない。
おそらくシロツメクサをそのまま小さくして黄色い花を咲かせたことが名前の由来なのだろう。
よく見たことはないがシロツメクサのように四葉の花もあるのだろうか。
[ニワゼキショウ]
花の大きさは1cmからせいぜい2cmくらいのアヤメ科の花。
花の根元が黄色くて花の色は薄桃・桃色・薄紫と美しい。
[ヒメツルソバ]
ヒルザキツキミソウと同じくコンクリート構造物の隙間にも育つヒメツルソバ。
種類によっては葉っぱが銅色の縁取りがあって葉っぱだけでも楽しめそう。
草丈も低くグランドカバーにも向きそう。
近所で咲くものは他の雑草(ハクチョウソウ・ヒルザキツキミソウ・キイロツメクサ・ニワゼキショウなど)が生えていないところを狙って咲いているように見える。
これから紹介する2種類は「雑草手帳」に掲載されていない。
でも近所の公園の芝の中に野生化して咲いている。
毎年、草刈りの対象になり5月ごろまでに生えては刈り取られる。
それでも梅雨の雨の後で生命力たくましく再び伸びて花を咲かせる。
[ムラサキツユクサ]
どうみても花壇から種がこぼれて・人によって運ばれて生息域を広げているように見える。
オシベの花粉の形がものによってはハート型。
花色も紫のほかに白もありこちらはシロバナムラサキツユクサとい言うようだ。
[ハクチョウソウ(ガウラ)]
ハクチョウソウもコボレ種や人によって運ばれて生息域を広げている花。
先にも記したが一度5月に伸びて、すぐ刈り込まれても6月にはあっという間に草丈を伸ばし花を咲かせる。
なんとも生命力が強い花。
追伸
「雑草手帳」の雑学の一説にこんな言葉がある。
『雑草は未だその価値を見出されていない花』
『雑草は決して強くない』
『雑草は他の花が咲かないような場所を選んで咲くしかない花』
こんな美しい花でもあっという間に育ってしまい手に負えないことが雑草たる所以。
でも上手く育てれば美しい花を見せてくれるのが惜しい。
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