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写真で綴る花鳥風月:Kachofugetsu spelled out in photographs

神奈川 泉の森のセンニンソウ [2021年9月]

2021-10-11 | 花・花木

[写真3枚と動画1本]

 

9月に入って読者登録している方々の記事で見かけていたセンニンソウ

私はその存在を知らなかった。

純白に4枚の細く長い花姿。

いつか撮る機会に巡り会えたら良いなと思っていた。

 

 

そんなセンニンソウだがアマクサギを撮ろうと訪れた神奈川県泉の森で見ることができた。

花からはクチナシにも似た甘い香りが漂う。

香りに誘われて大小の蜂らが蜜や花粉を求めて四六時中飛び交う。

 

泉の森で見た高さは1.5mほど。

見た目で小高木と見紛う。

でも蔓のように垂れ下がる細い茎も見える。

調べてみると「常緑つる性半低木」

 

 

ここで「半低木」というキーワード。

初めて知る文言で≒「亜低木」

更に調べると、

小形の低木で茎は草質で下部のみが木化したもの。ヤマブキなど。

(「広辞苑無料検索」より)

 

分かりやすく(?)すると、

 

「根元付近の茎は木になって先端部の茎は蔓化する」

 

だろう。

 

 

根本が木化する植物にはヨモギや菊がある。

これらは一般に多年草と表記されているが学術的には半低木に当たるのだろうか。

次々と疑問が浮かぶ。

 

話を戻して、

 

センニンソウはキンポウゲ科の花。

キンポウゲ科の花の特徴である毒を持つ。

茎や葉の断面から出た汁や濡れた花粉に触れると水疱やかぶれと行った炎症を起す。

一方で「ワイレイセン(和威霊仙)」と呼ばれる生薬にもなるようだ。

10月頃に根及び根茎を掘り出し、水洗いした後、乾燥させる。

神経痛やリウマチの治療に用いられたとあるが今ではほぼ使われていない様子。 

日本では漢方薬でも用いられていない。

民間療法でも使用は控えたほうがよい。

(「公益社団法人 日本薬学会」より)

 

撮影のときは珍しい姿に興味を惹かれ何度も花びらや蔓に触れてしまった。

かぶれなどは起きなかったが・・・。

 

話は変わって、

 

センニンソウは調べた限り誕生花として名前はあがっていない。

花言葉は、

「安全」「無事」「あふれるばかりの善意」

 

何とも皮肉な花言葉で誰が何の意味を持って付けたのかあらたな疑問。

 

 

それにしても純白な沢山咲き誇る花は美しい。

 

 

センニンソウ [2021年9月神奈川 泉の森]

アンビエント(環境)音楽と一緒にお楽しみください。

 

 

追伸

センニンソウは一般に開花期が9末までとなっている。

ただ品種によっては10月まで楽しめる様子。

 

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コトバンク 亜低木

公益社団法人 日本薬学会 生薬の花 センニンソウ

 

 

【最後までご覧頂きありがとうございます】



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