先日の写真散歩で近所で見かけたホトトギス。
個人的には秋口に見られる花の中でも好きな品種。
複雑で立体的な花の形。
斑入りの花びらの風合い。
高貴な色とされる紫のパステルトーンを見に纏った絶妙なグラデーション。
花の大きさと比較して控えめな大で控えるツボミ。
葉っぱはハート形で先が尖っている。
そんな葉っぱは少しぼかせば柔らかいイメージ、ガッチリピントを合わせれば硬いイメージにもできるあたりが良い。
縦横高さが4cm前後と決して大ぶりな花ではない。
けれど、アップで撮ろうと花に寄るほどピントが合う範囲(被写界深度)が狭まるのが難しい。
・手前の花びらを捨ててもオシベとメシベのどれにピントの中心を持っていくか。
・絞りはF5.6くらいでやめておくかF16くらいまでガッチリ絞るか。
さらにこの花は花の大きさの割に草丈が高く茎が細い。
そのため少しの風でユラユラとする辺りも花撮人(はなぬすびと)泣かせな花の一つ。
いつか印刷・額装して飾りたい花なのだが、未だ満足いくものが撮れた試しがない。
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ウィキペディア 被写界深度
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