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   夫婦で行く♡ 車中泊! 道の駅 エブリィワゴン

              車中泊とD I Y 今日は何があるかいな?

富士山詣 -今のところ、主にベッドを使っての感想記事です-

2017年04月05日 | 車中泊

 私のブログは、旅行記事は少ないです。

 それは、軽ワゴン車中泊用に自作する人たちに私が経験したことを良いこと悪いことお知らせし、参考にしてもらうことを主眼に置いているからで、自分のことを考えると、それを問題としている人達にとっては、どこで何を食べておいしかったとか、景色が良かったとか、ほとんど関係ないと考えるからです。

  しかし、感動したり伝えたいことが全く無いわけではないので、そういう旅行記もあります。おそらく多くの方々のブログとの違いは、そこにあると思います。決して見やすいブログでもないし、見ていて楽しいブログでもありません(やり方にもよるのでしょうが) 。

 


 

      良いこと 悪いこと 思ったこと(逐一追加していきます)


  ①ベッド 縦置き(前部)ベッドの前後長は、あと3 cmは長くできる。
  でも、これにはちょっと問題があって、車内で展開する時、幅が広がるので少しやりづらくなると思われる。今の長さだと、朝起きた時に前部ベッドと後部ベッドとの間に隙間ができている。が、不便と感じたことは特にない。


  後部ベッドの前後長も、2 cmギリギリ長くできるかどうか。
 しかし、後部座席を簡単に展開収納することを考えると、前後長を伸ばし過ぎるとベッドの展開収納が車内作業では収まらず、車外に出て後ろの扉を開け、ベッドを前、後ろに移動させる必要が生じ、面倒なのと、雨天時に困る。

  縦置き(前部)ベッドを長くしないで隙間を詰める方法としては、スポンジ状の枕を作り前席と縦置きベッドの間に詰める方法くらいだろうか。(これは業者が実際にやっている例がある。よい方法だと思うが、軽自動車の狭い車内で場所をとる。)
 隙間については私はあまり気にしないので、このベッドで車中泊を始めて以来、ずっとこのままで使用している。

  縦置きベッドの形  車体の形に合わせず長方形に作ったが、寝袋で塞がれているとはいえ、車体の真ん中(後ドア)部分から風が抜けるのは多少気になる。経験上外気温が0°程度なら問題はないが、外気が抜けるのは感じる。しかし、作り直そうという気は無い。

 きっちり隙間なく作らないと気が済まない人でなければ、このままでよくはないだろうか?
「少し緩く」が私のやり方です。

  このベッドは、できるだけ簡単に設計した。ただし、 プロに発注したのは計画外だった。

 ②ベッドの生地  PVCより織生地の方が良い。食べこぼしは多少注意が必要だが、小さい子供がいなければ、そう問題になるとは思われない。それより、べたつきがない。肌触り、足触りが良い。高級感がある。

 ◎ベッドとその土台のズレをとめる(失敗談
気にはしないとは言ってもズレはないに越したことはないので、土台上部の4辺に両面テープを貼って、現在ベッドの裏に貼り付けているズレ防止シート(ダイソーで売っている)と同じものを施工したことがあるが、体重がかかることも手伝ってテープの粘着剤がベッドの裏にベタベタくっついてしまった。土台から両面テープを剥がすのにも非常に難儀した。これ以来ズレは無視している。両面テープを貼らずズレ防止シートを単に置く(端切れでいい)という方法もあり、最初の内はこれでやっていたが、毎回敷くのは面倒だった。

 ③靴置き場  どうにかしたいが、思い浮かばない。脱いだ靴をしまう手間はかけたくいないので、踏み台の狭い幅の中で脱がないといけないとか、脱いだ靴が落ちやすいとか、 履くときサッと履けないとか多少面倒な事はあるが、どどうにもならないような気がする。これがトヨタハイエースや日産バネットNV 350ならなぁ、と、つくづく思う。


ソリオバンディットに試乗して(一泊二日 道の駅車中泊)

2017年02月20日 | 車中泊

ソリオバンディットに試乗して-平成28年10月14~15日-

試乗コース  1日目 ディーラー→国道3号線→関門トンネル→県道34号線→国道191号線→道の駅「阿武町」→国道191号線
            2日目 国道191号線→宇部方面へ南下→国道2号線→関門トンネル→国道3号線→ディーラー

走行距離  396.7㎞
平均燃費  19.5㎞/ℓ

 

  まったり乗る分には特段不満を感じることはない。よく出来た車だと思う。
この車に乗って飛ばしたいとは思わない、そんな気にさせる。
私の知る狭い範囲の事だが、通常運転でこれほど不満のない車も珍しい。
直進性が良いように思う。でもあと少し。ハンドルを回したとき、スイスポのようなどっしり感があるような気がする。


アラウンドビューモニター 任意や後退時に俯瞰した画像で自車とその周辺が分かるのは便利だ。 しかし、これとバックアイカメラと目視で頭が混乱する。

 前席シート(特に背もたれ) 1時間程度ではおしりが痛くならなかった。エブリイワゴンより断然良い。エブリイワゴン改良すべし
 後席シート 座面の前後長があるため、座り心地がよい。

 ・信号待ちなどでエンジン停止中でも、ブレーキから足を離すと即座にエンジンがかかる。始動時の音もほとんどしない。

・後席スライドドアの任意停止機能は、慣れないと戸惑うが大変便利だ。エブリイにもぜひ採用してほしい。
・エブリイワゴンは、任意の場所で止めるためにパワースライドドアの電源を切らないと使えないので煩わしい。
・パワースライドドアは、施錠するのに閉まるのを待っていなければならない。即座に両方出来ないか。

・走りの質の違いに愕然とした。エブリイワゴンは装備で価格が上がっているとは言え、16万円の違いでこんなに違うのか。
・約20㎏の車両重量差で緩衝装置の、この上質感。もとが貨物だからか?一応ワゴンだが、軽はやはり軽か?
エンジンフードを開けて、エンジン搭載位置が大変低いことに驚いた。

・USB電源とスマホ程度が置ける場所があるのは便利。

 エブリイワゴンの運転席シートは、よく持ってせいぜい30分。それ以上は苦痛。私は、このシートを評価しない。 短距離、短時間使用者が多数だとは思うが、短距離、短時間使用者でも長距離、長時間使用は当然あり得ると思う。そんな時、このシートをどう評価するのだろうか。短距離、短時間使用者と長距離、長時間使用者は全く別人ではない。重複することがあるのだ。

   私は、よいシートを作らない会社を評価しない。その会社から車を買おうとは思わない。一例はホンダのINSIGHT、またトヨタだ。 この車及び会社の私自身の評価故、ホンダ車、トヨタ車(この会社の場合買わない理由は多々ある)を買わない。選択肢がなければ別だが。

  スズキには、但しスプラッシュという、シートだけでは無しに良い車があった。このシートは秀逸だった。初めて乗ったときは公園のベンチかと思うほど硬いと思ったが、しばらくの期間(所有車だった)乗って今までで最高のシートだと思ったし、そんなに硬いと思わなくなったのは不思議だった。

  これと並んで素晴らしいと思ったのは、OEM前のスバルテスラ(正真正銘スバル開発)だ。価格が100万円もしないのに、2時間3時間座っても腰も痛くならなかったし疲れなかった。決して固くはなく、何の変哲もないどこにでもありそうなシートなのに素晴らしかった。故に、当時のスバルは高く評価する。車自体にもお金がかかっていた。

 ほとんど短距離、短時間使用の人がスプラッシュのシートを評価するとはあまり思えないが、 もちろん評価する人もいるが、そんな人にも使用に堪え得るものは作れないのだろうか。

 私は、今乗っている車、エブリイワゴンのシートが駄目なために、スズキがこんなシートしか作らなかったために、重要保安部品だとは知っていながらも、取り替えるか手直しするかの選択を余儀なくされている。バンのシート背もたれの方が、見てくれはともかくまだ良い。ちゃんとしたものを作ってくれれば保険に関する要らぬ心配、それから使う必要のないお金を使わなくて済むものを。30分どころか、座って5分もすればすぐ駄目なシートだと分かる。腰を支えないのだ。運転していて非常に疲れる。疲れるだけでなく 腰が痛くなる。この程度でいいだろうという判断であれば、消費者を馬鹿にしている。

 それと、不満ついでに言うが、ワゴンのアクセル位置(バンも同様)が手前過ぎて、中長距離を走ると膝が痛くなる。膝の角度が鋭角にならざるを得ないためだ。足首が痛くなるという人もいる。私は、次善の策でこの解決を図った。また、もっと右寄りに配置してほしい。

 話は戻ってソリオバンディット。
・運転姿勢が決まらないので、テレスコピックが欲しい。
・最小回転半径をもっと小さくして、 VWUPのように。
・見てくれの問題かもしれないが、乗り込むとき、ハンドルポストが異常に長く突き出ているように見える。運転に違和感はないが気になる。
 
・スイフトスポーツZC32Sもそうだったし、エブリイワゴンもそうだが、ダッシュボード辺りからビビり音がする。今回は右、空調吹き出し口辺り。スズキ車はダッシュボード周辺からビビり音がするという固着観念を持ってしまった。他社(スバルステラ、同レガシィ、日産サニー等)ではそういうことはなかった。

・ブレーキング時の減速が不自然。仕方のないことか(ハイブリッド)。
・路面状況が悪いところを通過時、後ろ右タイヤ辺りからこもり音がすることがあった。
・(極)低速時、アクセルのオンオフによる加減速時、車の挙動がはっきりし過ぎて運転しにくい。
・フットレストが欲しい。
・パーソナルテーブルは、伸縮式でもいいから弁当を食べることが出来る程度の広さがあればいいと思う。
・後部座席肩付近にある操作レバーは、前後ろどちらからでも操作しやすいよう、冷蔵庫の左右両開きのようなスイング式に出来ないか。
・サブトランク使用時、仕切り板を開けて物を入れようとすると後部座席についている湾曲した板が邪魔になり、入 れにくい。後部座席後ろにくっつくようにすれば入れやすくなると思う。  仕切り板も、前か後ろか、あるいは両方ヒンジ式にすれば入れやすい。でないと、板がずるずる動いて使いにくい。

・車内はそこそこ静かではあるが、走行時、路面からのザーザーという音が車内に入り、運転していて疲れる。もう少し静かに出来ないか。
・センターメーターが見にくいということはないのだが、視線が左にずれることで進行方向前方が視界に入りにくいため、不安がある。
・停止時及び(極)低速時からアクセルを開けると、グワッと前に出て慌てることがある。もっと穏やかに加速するよう設定してほしい。
・幼児及び60歳以上の限定かもしれないが、エブリイワゴンワゴンのようにサイドステップが装備されていれば乗り降りには便利、と妻が言っていた。 ただし、横幅は足が載せやすいように広く。エブリイワゴンでは幅が足りず、エアロに傷が付く。エアロを避けると、つま先しか乗らない。
・アクセルペダルはもっと右側に配置してほしい。

・この車の大きな欠点は、CVTに起因している。間もなくAGSが出るのは高く評価する。
・副変速機をつけることによって変速比は広がったが、切り替わるときにブレーキがかかったような違和感がある。
・スプラッシュの時もそうだったが、停止時及び極低速時からアクセルを開けるとエンジン回転が2,000回転ほど に上がる。 マニュアル車と比較して違和感を覚えるのと、渋滞などでこれが続くとなおさら、ガソリンを不必要に消費し損をしたような気になる。
・フル加速時、マニュアル車のようには加速しない。速度が上がるに従って加速が鈍ってき、結局目標到達点に一定時間内に達することが出来ず、怖い思いをした。何が原因だろうか。
・CVTのもっさりした加減速、変速は嫌いだ。

・自分の思うCVTの長所としては、40~60㎞程度の定速走行時において、エンジがおよそ1,000回転であること。この回転でのエンジン振動が好きだ。また、ゆったりとした気持ちで運転できる。燃費も良さそうだ。
 
・後部ハッチについて 他ドアより比較的閉まりにくいため、バタンバタンと音を立てないと閉まらないとき、朝晩の時間帯によっては気が引ける。イージークローザーがあればと度々思う。
スライドドアについても、故障と修理費にあまり問題がなければこれが欲しい。 パワースライドは要らないから。エブリイ、エブリィワゴンも同様。
・パワーウインドーについて 春秋など特にそうだが、ちょっとだけ開けたいというときがある。このとき微妙な調整が出来ず、何度も開け閉めを繰り返すことになり、いらつく。少数派だとは思うが、手動式なら楽なのにと思う。軽自動車であれば特にそうで、助手席には簡単に手が届く。  また、エンジンを切った後に、開閉忘れや必要に迫られ開閉したいときがあり、一々運転席まで行ってスイッチ操作をしなければならず、 煩わしいことこの上ない。夜だと、オートライトにしている時は最悪。いっそのこと全窓手動式が選べたらと真剣に思う。故障も起きにくいだろう。

車中泊で
・軽との比較で、当然だが、横幅があり居住性が上。ゆとりがある。これだけで登録車が欲しいと思う。
・身長の問題はあるが(1人は160㎝、1人は180㎝が限界)、2人の車中泊就寝はどうにか可。ただし、工夫の 必要あり。素のままでは無理。 (助手席シートが簡単に折り畳め、倒した後部座席とほぼ同じ高さになるのは良い。) 車泊用にマットや板等を用意してもメーカー純正は恐らく高いので、自分で創意工夫する人は多いだろう。私はそうした。

(特に車中泊時において、)サブトランクは非常に便利だ。季節にもよるが、2泊程度なら使える。エブリイワゴンもこの発想でぜひやってほしい。車内から荷物が取り出しやすくなればさらに良い。
いや実は、日産バネッNV200のように荷台を低床化してほしい。

・(車中泊時の)完全フルフラット化について。何というのか、荷台の蓋、仕切り板、サブトランクの蓋とでもいうのか、後部座席を前に倒したときこの高さが相対的に低いので、寝るのはきつい(頭は前席側)。仕切り板をワンタッチで同じ高さに出来ないか。そうすると、現状、間を埋める板は湾曲しておりこれもまずいので、肉厚をつけるなど強度を増す工夫で平らに出来ないか。車中泊の需要は少ないだろうが、完全フルフラットは評価されると思う。


 以上を踏まえ、今の車を買い替えたいかと聞かれれば、「否」と答える。
理由は、
・ソリオは外寸車幅は広くなく前後長も扱いやすいが、また登録車の居住性、ゆとり、装備、走りの質には魅力を感じつつも、今の車に一部大きな不満はあるものの、居住性は劣るが軽自動車の大きさ、特に幅が使いやすいこと
・鼻先が短いこと
・ステップATであること (AGSターボが本命だが、なかった。私はAGSを高く評価している。消去法で、ロックアップしないズルズルステップATを選択。ワゴン、バンとも AGSの減速比及び最終減速比をMT並にしてほしいが、バンは無理か?)
・CVTが嫌いなこと
・前輪駆動であること
・背が高く運転しやすいこと
・車中泊に便利なこと
・ソリオはモード燃費と実燃費との乖離が大きく、思った程長距離で燃費が伸びなかったこと (19.5㎞ エブリイワゴンは14~16㎞)、消耗品を含め維持費が安いこと
・防音防振については多少お金をかけてある程度満足していること(ソリオよりも車内は静か)等である。

 軽ワゴン・バン以外の車に乗っている方はどうだろうか。

 


どうしてエブリイワゴンか?

2017年02月15日 | 車中泊

 

このブログは、平成28年4月から本州一周を巡る旅に出る前後が出発点です。



 軽自動車のワンボックスということは決めていました。退職後も使いますから、維持費は安いほうがいいからです。

 ホンダは最初から選択肢に入れませんでした。以前職場で乗っていて、仕事の雰囲気を思い出したくなかったこともあります。退職後は、前の仕事のことは忘れて使いたいですから。
 ダイハツアトレーワゴンとスズキエブリイワゴンとどちらにするか迷いました。バンは、なぜかあまり考えませんでした。今までずっと乗用車に乗ってきたから、車中泊を起点としての思考の方向転換ができなかったのでしょう。

   【車重が1トン近くあるのでNA( 自然吸気)のATは止め、ターボにしよう。しかし5AGSにも乗ってみる。】

 スズキとダイハツ両ワゴンの違いについてはいろいろなサイトで書かれていますので、同じようなことを書くことになるのですけど、 ざっと記しておきます。
 
 カタログをもらってあれこれ比較しましたが、結局のところ、車は乗らないとわかりません

 それで、懇意にしているスズキの営業担当者に事情を話し、ワゴンを試乗させてもらいました。一緒に同乗することもなく、好きなだけ乗っていいということでした。本当にいいのかな?まぁ、信用されているということでしょう。

 アトレーワゴンにも試乗しようと思い、近くのディラーに行きましたが、市内には試乗車が用意されていなく、中古車を狭い敷地内で乗ることしかできませんでした。試乗車がどこにあるか聞くと、北九州市ということでした。スズキの営業担当者からは、エブリイワゴンのシェアが圧倒的に大きいし、比べるまでもないということではありましたが、それも確認したいと思いました。この時点で、2のあまりの対応の違いに驚きました。ダイハツは売る気はないのだと感じた次第です。

 そういうことで、わざわざ北九州市まで試乗に行きました。

 アトレー(ワゴン)に乗っていらっしゃる方に対して悪意はなく、私の率直な意見、感想です。ご了承ください。

試乗して感じた事

ダイハツアトレーワゴン 
窓が開いているのかと思うくらい外の音が入ってくる。走行中開いていないか確認しましたから、間違いありません。
運転席の右足元は緩衝装置があるのでどちらも狭いが、こちらが多少余裕を感じる。
外観、シート生地はこちらが好み。
アトレーバンに兄弟が乗っているが、ネットも参考に、燃費はこちらがよさそうだ(私は実燃費を重視し、カタログ燃費は無視します) 。ターボの話です。

スズキエブリイワゴン 
新型になったばかりである。
アイドリング時はエンジンがかかっていないのではないかと思うぐらい静かだ。
外観がほとんど真四角に近く、中も広そうだ。
後ろ座席に暖房装置がある。
おまけ程度の衝突防止装置がついている。
オプションの純正バックモニターに、物の動きを感じると警告音が出る装置がついて、かつ安い(但し、純正ナビ装着前提)。
 etc ……挙げればキリがありません。やはり10年の歳月の差は相当大きいと感じました。


5AGS
 バンの話ですが、5AGSは、1トン近い車体を機敏に走らせることに驚いた。やはりATとは違う。おそらくこれは、減速比及び最終減速比の関係も大きいと思われる。低速回転域での力もあるのではないか。それにしても最終変速比が低すぎる。
 本来手動変速機構なので、ATのようなかったるさは感じない。変速は、切り替わる時にアクセルを緩めれば円滑にできる。アクセルを目一杯踏んだままでの変速ショックは、低いギアほど顕著である。

 当然だが、5AGSをステップATと同じ変速機構と考えてはいけないと思う。クラッチ機構を持つ手動変速装置の変速作業を一部自動化したものと理解すればいいだろう。マニュアルの運転ができる人は、問題ないでしょう。ギア変速は機械が勝手にやってくれて変速ショックはあまりない方がいい、という人には向かないと思う。

 何より、 アクセルを踏んでエンジン回転は上がったのに車速は上がらずガソリンばかり消費するという、なんだか損したような感じがしないのがいい。減速時はブリッピングも自動で行ってくれ、ちょっとスポーツ気分だ。人間(自分)のようにギア選択で躊躇したり変速操作を誤ることがないのもいい。手動変速操作もできる。そして、 燃費もよい。密かに5AGSにしようと一時考えたのは、これが大きい。ステップATが楽なのは否定しない。
 
 それにしても思うのだが、加速時に、5AGSでは前につんのめることがあるが、ステップATは詰まった感じで後ろにぐっと押される。シートで支えてはくれるが、私の感覚としては、どちらも負荷がかかり、それが前か後かの違いだけに感じるので、それなら5AGSの利点が多いと考えるのだが、おそらく大多数の人はそうではないのだろう。 私の感覚が特殊なのかもしれない。
 
 あくまで感覚だが、一般道での中速域までの加速は、平坦地においてはATターボとほとんど遜色ないように感じられた。実際ネットでもほぼ同じ数値を出している動画があった。ただ、 通常変速時の回転数は高い。ワゴンは、普通に穏やかに走れば3,000回転ぐらいまでで変速していき、うるさいと感じることはない。ワゴン(乗用車)では下線部は重要だと思うから、ターボをつけたのはこれが理由の一つだと思う。

 旅行中に試したのだが、0-100 kmは、速い値で17秒19秒程だった。どちらとも見た目は平坦。100kg近い荷物を積み、50kg台の同乗者を一人乗せての数値です。非常に穏やかな登り坂で21秒程度。急坂という意味ではなく、はっきり登り坂と分かるところで24秒程度。もう少し頑張るかと思ったが、 ターボとはいっても1トン近くある軽自動車で空気抵抗も大きいから、こんなものなのだろう。ネットで、  「エブリイ0-100 km 」 で検索すればすぐ出てくるが、5AGSでも19秒程。ワゴン(ターボAT)と遜色ない。アトレーワゴンも19秒程だった。エブリイジョインターボ5MTは11秒程。にわかに信じがたいが、下り坂を走っているのではないかと思うほど早い。ちょっと後悔。クラッチ操作の煩わしさがあっても、これは魅力だ。

 ここまでは、5AGSが嫌いな人には違和感のある感想かもしれない。

 燃費計は、 5AGS試乗車で15 km/ℓだった。これには驚いた。スズキで代車を借りることも何度かあり、軽乗用車のCVTで、市街地近場における私の乗り方で大体12㎞/ℓくらいだったから。

 今乗っているスイフトスポーツは手動変速だが、渋滞時などで変速の煩わしさがあり、歳のせいか、たまにではあるが変速時期や選択間違いもあるし、そろそろ自動変速車に乗りたいと考えていた。-過去を振り返っての回想-


 本当に欲しかったのは、エブリイワゴンの5AGSターボ車である。しかしワゴンにはない。エブリイには5AGSはあってもターボはない。帯に短したすきに長し。ネットでは、1速発進の評価が非常に低く(私もそう思う)、後で特段操作することなく2速発進出来るように改良された。後日試乗してみると、 これがまた非常に好印象であった。 しかし、 この好印象は、これはこれでまた問題なのではないかと私は思う。2速発進で好印象、使いやすいって…。1速は非常用と考えるべきか。だとすると、日常使用では4AGSと言えるのではないのか?                                                    高速道路走行では、エンジン音に悩まされることは予想される。


 “どうしてエブリイワゴンか”  簡単にまとめると、
車外から侵入する音
年月による自動車の進化
装備の違い
乗り換え時の条件
営業担当者の問題
ということになりそうです。
 

結 果
 エブリイワゴンに決定!平成27年7月契約。
 現在の営業担当者が非常に優秀で、且つカスタムを含め車に関する様々のことに詳しく、新型なのに値引き条件及びスイスポからの乗り換え条件とも相当良く、これらを総合し長く付き合いたい担当者であることも大きな要因だった。


積み込むものを用意する 1 (電気関係)

2017年02月11日 | 車中泊

 

このブログは、平成28年4月から本州一周を巡る旅に出る前後が出発点です。

私の経験を記載しているので、作製されるときは自己責任でお願いします-

 


 

補助電源

 ポータブルバッテリーといわれるものですね。SG-3500LEDです。いろんなサイトで紹介されています。

私も参考にさせていただき、Amazonで購入しました。たしか12,800円だったと思います。平成27年7月に買ったものです。

真ん中についているのが残容量を示す目盛りですが、上から2段目になると、シガーソケットからDC-ACインバーターで充電して、およそ4時間かかります。仕様書を見るとアダプターは800mAで充電するようです。もう少し大きいアンペアで充電するものが欲しいのですが、製品の仕様としてそれに対応するかどうかも分からず……。また、そういう充電器が具体的にどこに売っているか知らず……。ご存じの方がいたら教えていただきたいです。

取っ手についている白く見えるのはマジックテープで、これを助手席前床に置いて、シートを前後に移動させるレバーにくくりつけ、倒れないようにします。

これでやっていること
①携帯電話、スマートフォン、タブレット、デジタルカメラの充電
②天井につけているLED灯の電源供給
③換気システムの電源供給
④DC扇風機の電源供給
 電気毛布やテレビを使いたく、いわゆるサブバッテリーシステムとソーラーパネルに憧れているのですが、電気音痴なのが悔しいです。

 

ちょっと困っていること

満充電時間がかかりすぎる。中央の目盛りが黄色の3段目になると、七,八時間走行しないと青色の1段目を表示しない。

 

                              仕様です。

        

 

        ご存じの方も多いと思いますが、DC12V電気炊飯器「タケルくん」です。

             

失敗談ですが、ポータブルバッテリー(SG-3500 LED)を使って炊いてはいけません。満充電でも一発で容量をほぼ使い切って、SG-3500LEDを他の用途に使うのが怖くなります。

残容量表示ランプが最後の一つになり、ビビります。DC-ACインバーターで満充電するのに1週間くらいかかりました。満充電になるまでは、買って1年目でおシャカになったかと思いました。

出来れば車のシガーライターから電源をとって、走行中やアイドリング中に炊飯しましょう。

エブリイワゴンDA17Wは、荷台後ろ左に120Wまで使えるソケットがあるので、2回目からそれを使いました。炊飯して蒸らし保温まで、ざっと1時間あればいいのではないでしょうか。

 

使ってみて

 美味しいです。ふっくら温かいご飯が食べられるのは幸せなことです。電子レンジで温めたものとは違います。

 釜が外せませんので、付属のアルコールを染み込ませた不織布で拭きます。足りなくなったら百均で買います。ちょっと面倒なのと、衛生面が多少気にはなりますが、また炊くときは沸騰させるので……。

 

追記

後始末の手間が妻には不評で、3度目の長期車泊では持っていきませんでした。とっても美味しいのですが…。代わりに、パック御飯を持っていき、スーパーで「チン」して食べました。電磁波が気にはなりました。


 

ダブルナビで行く

 ③ダッシュボード設置用ナビの紹介です。 

  

 私のエブリイワゴンにはパナソニックのストラーダがついていますが、このユピテルには「まっぷる」が入っているので、非常に重宝します。 ただ、道案内機能には不安があるので、ユピテルのナビで探した情報をストラーダで再度探すという手間はかかります。
 
それにしても、このナビの検索機能は、価格以上に非常に優秀です。検索機能に限って言えば、ストラーダは、金返せとぶん殴りたくなります。しかし、目的地が決まってA地点からB地点までの道案内は、ストラーダが優秀な印象はあります。もちろん、間違う(不適切な案内をする)こともあります。ある面で、ユピテルはストラーダより反応も早いです。

 私は、ナビなのだから、目的地に行くことをまず第一に考えるべきだと思います。付加価値部分は枝葉だと考えます。そういう意味で、目的地を容易にというかまともに検索できない、情報として内蔵されているものが出てこない、苦労して検索しなければならないナビは落第と考えます。要らない付加価値に、自分として無駄な費用をかけたくありません。その分、他に回したいです。Panasonic !

 2つのナビを同時使用する利点は、
 ①北表示と進行方向表示ができ、自分の位置が分かりやすい。
 ②入力間違いが(あまりないが)もしあれば、二つの表示が食い違うので早く分かる。

    ③ナビの不具合で案内が間違っていた場合、齟齬が生じるのですぐ分かる。パナのストラーダによく起こった。帰ってきてディーラーを通してパナソニックに紹介したが、解決出来なかった。
 ④道案内が二通りあれば、よい方を選べる。(どちらも悪いことがあるので盲信できない)
 ⑤道案内をさせながら、もう1台のナビで別の作業ができる(走行中にやってはいけないこと)。
等があります。
 
 ただ、ナビに頼りきりも危険なので、道の駅の地図とスーパーマップル地図も一緒に持っていきます。

 なぜかというと、陽が落ちてから目的地まで走ることも多く、ナビは、山道だろうが細い道だろうが通れなかろうが、こちらの都合にはお構いなく案内します。怖い道を案内することもあります。もしここで止まったら、パンクしたらどうなる?山道でヘッドライトが消えると真っ暗で何も見えないというような道も、自信たっぷりに案内します。

地図で見てみると、走りやすい国道が近くにあることもあるのです。この検索をナビ設定でやると、かなり大変です。道を選ぶというのは、ナビ設定ではあまりにハードルが高い設定です。やろうとしたことがある人はお分かりと思います。

 今ナビで気になっているのは、ユピテルと同じ価格帯でマップルか“るるぶ”が入っていて、検索・道案内機能がユピテルより上のナビです。ご存じの方がいたら教えていただきたいです。

 


 

暑さは苦手 

 ④DC扇風機 
  
  コメリの開店セールで買いました。もう一つ買っとけばよかったです。       

   

   

   

 

  天井に取り付けたものです。写真左が、運転席側です。

 縦2本の木材は、もともとワゴンの天井にあったタッピング穴を使って取り付けました。穴をプラスチックの蓋で塞いであるので、それを外します。木材を止めているのは、タッピングビスです。おそらくボルトは使えません。M6ではできませんでした。 穴の径は、M6相当です。天井と鉄板間の距離は測定して問題ないと思ったのですが、大事を考え(屋根に穴を開けないよう)、ビスの先端を数ミリ切りました。タッピングビスなので、ねじ込みに失敗するとアウトですから、大変気を使います。横棒は、 写真では見えないですが、ほぞ組みしています。また、木材の両先端は、天井の形に合わせて削っています。

 左に見えるのは乾電池式LED灯です。LED7個です。ホームセンターで購入しました。裏に木ネジ取り付け用の穴があります。真っ暗いときには明るく感じますが、LED灯と比較すると、補助灯の感は否めません。

 真ん中に見えるのは、蛍光灯式LED灯で 7Wです。100ボルト電源です。付属の線で、延長なしで間に合います。LED灯右に白黒に見えるのは、LED灯線を束ねているマジックテープです。

実はこれ、一つ問題があって、車中泊を続けていると、天井の室内灯やLED灯に水滴がつくようなのです。
夜団欒の時など、いきなりポタッと天井から落ちてきて、初めのうちは一体どうしたのだろうと思いました。この水滴がLED灯の点灯に悪さをします。

 4月から6月、2か月の車中泊も終わりに近づいた頃、電源を入れるとチカチカと早い点滅をし始め、30秒程して正常に点灯しました。30秒間、早い点滅からゆっくりした点滅に変わり正常に戻るのです。

その後も車泊を重ね、時々そのようなことが起こりましたが、だんだん異常点滅を起こす間隔が短くなり、正常に戻る時間も、ついには数分かかるようになりました。
私と同じタイプのLED灯を検討されている方がいらっしゃるなら、ぜひ防水型をお勧めします。
 
 右に黒く見えるのが、DC扇風機を取り付ける鉄板です。大昔オーディオ取付用に買ったもので間に合わせたもので、木ネジで3ヶ所止めています。経費節約です。このDC扇風機は消費電力が非常に小さく、強弱風量切替ですが、首を横に振りません。しかし、働きたくないなどと言わずに、ちゃんと働きます。

 扇風機の底に磁石を強力両面シートで貼り、この鉄板にくっつけます。扇風機が重くなったので、腕などがちょっと当たると落っこちてしまいます。金具に磁石をつければいいのですが、座席に座っている間中磁力の影響を受けるような気がして、その方法をとっていません。他にもやり方があるとは思いますが、安直な方法をとっています。
 


本州一周(車中泊)の前準備① 早期退職~車の買い換え

2017年02月03日 | 車中泊

このブログは、平成28年4月から本州一周を巡る旅に出る前後が出発点です。


“定年退職後引き続き仕事に就くと65歳まで長期休暇が取れない。

人生一瞬先は闇なので、この先いつまで健康でいられるか分からない。

長年働いてきたことだし、1年間のんびりさせてもらおう。”

と思い、

①早期退職し、 自由の身になることを決める。

②退職(平成28年3月末)

③車中泊で本州一周をするため、スイフトスポーツ(ZC32S)からエブリイワゴンに買い換え。