chanting an air of joyous bliss

普段の生活で見逃しがちな面白いことを書いていく
そんなブログです

別府温泉

2005-10-30 19:08:35 | 趣味
所さんの目が点 より

印象に残った場面を箇条書きで

・温泉が肌にいい理由について
お湯がアルカリ性で肌の表面の汚れを落とす効果があるからとのこと
ようは、洗剤や石鹸で汚れを落とすことを想像すればわかりやすいか。
所さんが"美肌温泉じゃなくて洗濯温泉だね"といっていた。
まさにそのとおり。

・赤い温泉、青い温泉について
赤い温泉は、酸化鉄の色とのこと。
ようするに、鉄のさびの色。
青い温泉に見える理屈はは、空が青く見えるのと一緒の理屈。
本来の温泉の色は透明だが、成分にシリカが含まれている。
シリカは水の中で分子同士が結合して、大きな粒になるとのこと。
そのシリカがあるおかげで、光の色のうち青い部分が乱射してしまい、お湯の色が青く見えてしまう。
そして、シリカの粒がある程度大きくなると光の色が総て乱射してしまい、白く見えるようになってしまう。
これは、雲が白く見える理屈と一緒のとのこと。
スタジオで水の中にワックスを入れて"青い水"になるか実験していた。
ワックスを入れてしばらくすると水の色が青くなり、最後は白くなっていた。
空が青く見える詳しい理由についてはこのページを参照のこと

・別府温泉はなぜ日本で有数の温泉地帯なのか
別府は九州を横断する二本の断層にはさまれている。
この断層にはさまれている部分は火山活動が活発になる。
ちなみに、阿蘇山・雲仙普賢岳もこの断層にはさまれている地帯にあるそうな。
別府もすぐそこに鶴見山という活火山がありその火山が温泉の熱を供給しているとのこと

今回は化学・物理・地学の観点から別府温泉を科学していた。
温泉の健康効果に重点を置かないことがこの番組らしかった。
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