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経済とアメリカ陰謀論

2005-09-09 13:06:33 | 資格試験勉強
増田俊男の時事直言より
"日本の経済がうまくいかないのはアメリカのせいだ"
という"アメリカ陰謀説"って根強い支持があるんですね。
石原新太郎もかつて似たようなことを主張していたけど。
日本では、お父さんが会社に行こうと思ったら借金取りが玄関で待っていたというリスク(心配)はない。
アメリカは世界最大の債務国だから、一歩家を出たら借金取りが行列していても不思議でない国。
中でもアメリカの最大債権国は日本。
だから日本はアメリカにとって最大のリスク国であり、最も危険な国なのである
(上記サイトより引用)

いまどきの借金取りが、働いてお金を返している人の家に
"金を返せ"
と、押しかけるわけないでしょう。
借金取りが家に押しかけるのは、"お金を返せなくなった"とき
↑のサイトによるとアメリカの企業は業績はいいわけでしょ?
だから"借金の支払い能力"に問題はないわけで。
債権者の立場で考えると、"順調にお金を返している人"にわざわざ"金をかえせ"といって破産されたら元も子もないわけだし。

アメリカの巨大な双子の赤字のことを考えると、今はしっかり返済しているが将来、債権の暴落がある。
かとっていって
"今すぐ借金を返せ"というと、"債権のデフォルト"のリスクがあるというジレンマを日本は抱えている。
だから
"日本はアメリカにとって最大のリスク国であり、最も危険な国なのである"
というより
"アメリカは日本にとって最大のリスク国であり、最も危険な国なのである"
じゃないかな?

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