chanting an air of joyous bliss

普段の生活で見逃しがちな面白いことを書いていく
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Unknownの使い方と"新たなる世界"

2004-12-25 19:40:56 | 趣味
<雑誌名>
English Journal 1月号

"unknown"の間違った使い方として、"私が知らない"という意味で用いられる例が取り上げられていた。
例えば、
"I tried to guess the meanings of unknown words"
は「私は(誰も知らない、古代文字のような)単語を推測しようとした」という意味であり、単に辞書に載っているような単語を推測しようという意味では使えないらしい。
単に自分が知らない単語を推測しようとしたといいたい場合は、
"I tried to guess the meanings of words I didn't know"
という表現が妥当だそうだ。

ファイナルファンタジー5で、お気に入りの曲に「新たなる世界」がある。
第三世界で流れるフィールドの曲であり、アレンジCD(Dear Friends)では英訳で「the land unknown」となっていた。
確かに、第三世界は第一世界と第二世界が融合した大陸であり、誰も見たことのない、聞いたことのない大陸であるから"unknown"という単語を使うにふさわしい世界である。
ここで、「the new world」と訳してしまうと、「主人公にとって未知の世界だが、すでにこの世界(大陸)は大多数の人が知っている」という意味にとられかねない。

今度、ファンタジー系の洋書を読むとき、"new"と"unknown"の違いに注意してみたいと思う。
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