chanting an air of joyous bliss

普段の生活で見逃しがちな面白いことを書いていく
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Vガンダムが面白いと思ったのは

2007-06-29 12:13:25 | ガンダム
シャクティが可愛かったから

・・・まぁ、否定はしませんけどね(笑)

まじめな話をすると、主人公とヒロインがエンディングで故郷のカサレリアの森で生きていくことを選択したということがよかったですね。
人類を救う教祖の娘ではなく、そしてサイキッカーの少年としてでなく、一人の人間、普通の人間として大地に根を張って生きる選択をしたこと。
初代ガンダムのアムロが危険人物として監視される運命になってしまったのとは対照的ではないだろうか?
悲惨な話が続くVガンダムで唯一の救いがあるとすれば、主人公とヒロインが市井の人間として充足した人生を歩んだろうという、それに尽きる。

Wikipediaによると富野由悠季さんはガンダムシリーズに対する刺客としてVガンダムを製作したかったらしい。
もしかしたら、ガンダムのモチーフとなっている"ニュータイプ思想"そのものを清算したかったかもしれない。
Vガンダムの放映終了後の翌年に起こったオウム真理教の事件が"特別な人間"という意味での"ニュータイプ思想"の危険性を世に知らしめたことは皮肉なことだけど。

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