JR東日本 常磐線 隅田川橋りょう
隅田川の河口から25番目の橋梁は、JR東日本常磐線の隅田川橋りょうである。
既につくばエクスプレスの隅田川橋りょうの項で紹介してはいるが、この橋梁は、JR常磐線の橋梁の掛け替えにあたり、川上側に橋梁を新たに創架したものである。つくばエクスプレスの隅田川橋りょうと同時にかつ、同じ施工業者に発注していることもあってか、形も同型である。
2022年5月 訪問・撮影
こうみると、本当に双子の橋梁であることが分かる。設計案などの情報がわからないが、JR隅田川橋りょうの方が幅員があるように見える。銭高組のHPにある、つくばエクスプレス隅田川橋りょうの項に描かれた両橋梁の絵をみると、明らかに常磐線の隅田川橋りょうの方が幅が広い。
2022年5月 訪問・撮影
常磐線の下りが通り過ぎていった。列車の上側空間を見てもわかるように、かなり高さのあるトラスである。
2022年5月 訪問・撮影
JR東日本常磐線の隅田川橋りょうには、マークがない。橋梁の”りょう”が漢字ではなく、ひらがなになっている。最近、このような書き方がふえているようである。
2022年5月 訪問・撮影
シンプルなワーレントラス下路式である。
2022年5月 訪問・撮影
つくばエクスプレスの項で紹介したが、JR常磐線の隅田川橋りょうは、旧橋梁の川上に並行して創架され、JR常磐線を新隅田川橋りょうに移してから、旧橋梁を撤去している。銭高組のHPにある隅田川橋りょうのサイトには、連続トラス(2連)の旧橋梁と並んで新たに設置された隅田川橋りょうの絵が載っているので、参照していただきたい。
2022年5月 訪問・撮影
隅田川内には橋脚はない。
2022年5月 訪問・撮影
つくばエクスプレスとJR常磐線の隅田川橋梁は橋脚がない。見えているのは、東京メトロ日比谷線の隅田川橋梁の橋脚である。
2022年5月 訪問・撮影
次の写真をご覧頂きたい。2019年に撮影した物です。
2019年2月撮影 千住大橋(新橋)から
南側(隅田川右岸)の河川敷には、まだ、遊歩道がない時期。
2022年5月 訪問・撮影
2022年5月 訪問・撮影
型式 曲弦ワーレントラス桁橋
橋長 128m
竣工 2005年
施工 銭高組
参照文献 常磐新線隅田川橋梁工事パンフレット 東日本旅客鉄道株式会社 東京工事事務所 銭高組
以上