「香港返還26周年」に合わせ、芸術で闘いを続けるべく、香港人や中国人アーティストが英ロンドンで作品展を開催した。(林一山/大紀元)
今年7月1日の「香港返還26周年」に先立つ6月27日。香港人や中国人アーティストが、自らの芸術を通じてこれからも中共との闘いを続けるべく、英国のロンドンで作品展を開催した。
1997年7月1日、英国領であった香港は中国に返還された。アヘン戦争に敗れた清国が香港島を割譲した南京条約(1842)から数えて155年後のことである。
今月1日、その香港が、英国から中国へ返還されて26年周年を迎えた。ただしこの場合の「中国」とは、清国でも中華民国でもなく、1949年10月から北京の中南海を支配している、外来の共産主義政権によるものであった。
「返すべき相手を間違えたか」と誰もが思った。なぜなら、その相手である「中国」が、一国二制度によって「返還後50年間は香港の自由と民主主義を保つ」とした約束を、なんと50年の半分にも満たないうちに、手の平を返すように反故にしたからである。
2019年から2021年まで、香港の市民や学生は最大規模で200万人の街頭デモを行い、自らの正当な権利であり人間の尊い価値観である自由民主を守るため、その気概を存分に示した。
しかし中国共産党は、これを暴力で潰してしまう。
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「中共には屈しない。芸術で闘い続ける」香港人や中国人のアーティストが作品展を開催=英ロンドン
6月27日、英ロンドンで、香港人や中国人アーティストが、自らの芸術を通じて中国共産党に対する闘いを続けていく意思を示すため、作品展を開催した。
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