goo blog サービス終了のお知らせ 

大紀元エポックタイムズ・ジャパン

「真実と伝統」をモットーに、明日を生きる上で判断材料となる有益な情報を日々発信しております。

はい、カール・マルクスは暴力と政治的抑圧を力説していました

2025-03-18 | オピニオン

 

最近、米ウォール・ストリート・ジャーナルで読んだある長文記事(非常に奇妙だった)に驚かされた。2023年1月、ペンシルベニア州ウィリアムスポートに位置するライコミング大学の哲学教授ジェイコブ・バーガー氏は「なぜMAGAの人々はマルクスを読むべきか」と題した記事をウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿し、その中で彼は次のように述べていた。

「スターリンのロシア、毛沢東の中国、ポル・ポトのカンボジアのような殺人共産主義政権の歴史を考えると、マルクスが専制政治を奨励したと推測したくなる。しかし、マルクスは、暴力や政治的抑圧を擁護していたわけではない。マルクスは、革命を推し進めたが、1989年にチェコスロバキアをソ連の支配から解放したビロード革命のように、資本主義社会から共産主義社会への移行が、平和的で民主的なものだと考えていた」

バーガー教授が言及したマルクスは、アメリカのコメディアンであるグルーチョ・マルクスではなくカール・マルクスだった。そこで、私は自分の目が錯覚しているのかもしれないと思い、その段落をもう一度読んだ。カール・マルクスが「暴力や政治的抑圧を主張しなかった?」、そのような話は私の記憶にはない。私は、ペンであれクレヨンであれ、このボヘミアン(マルクスを指す)の書き手が著した書物はすべて読んできた。彼は「資本主義社会から共産主義社会への移行が、平和的で民主的なものだと考えていた?」

 

【続きはこちら】

 

はい、カール・マルクスは暴力と政治的抑圧を力説していました

「『共産党宣言』は理知的で思慮深い人間には、驚くべきほど馬鹿げた主張のように感じられる。それは大きな矛盾に満ちていて、まるでおかしな医者が問題を誤診し、間違った薬を処方しているかのようだ。足が痛い患者に足を切り取ろうとするように感じられる」

 

 

【関連記事】

 

現代貨幣理論の支持者は「貨幣」と「国家」をどう捉えているのか

主権国家は、個人同士の取引でトークンを使用することを事実上要求できるでだろうか?  なぜ誰もが、政府が税金の支払いにこれらのトークンを受け入れるという理由だけで、フィアット・トークンを支払い手段として受け入れるのだろうか?

 

 

 

株式市場急落 アメリカ経済は岐路に立つ

米株式市場が連日下落。専門家は政府債務比率や関税措置の不確実性による影響を警告している。政治的要素も絡み、市場の不確実性が高まっている。

 

 

 

中国の著名医師 米国で病死 「愛国は口だけ?」の声

「愛国は口だけ?」、中国の著名医師が米国で病死。

 

 



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヴァンス米副大統領  経済基... | トップ | 中資鉱山の廃棄物流出 ザン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

オピニオン」カテゴリの最新記事