2023年10月27日、中国東部、山東省青州市の工場でフォークリフトを製造する作業員 (Photo by STR/AFP via Getty Images)
中国の10月の製造業活動は、サービス業の成長鈍化とともに予想外に縮小し、景気回復への不透明感がさらに深まった。
10月31日、中国国家統計局は、10月の製造業やサービス業の購買担当者景気指数(PMI)が0.7ポイント低下し49.5になったと発表した。これは市場予想の50.2を下回った。
エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)のシニア・エコノミスト、シュー・ティアンチェン氏はロイターに対し「PMIの低調さは、中国の住宅市場の低迷やインフラ支出の減速に関連した需要の低迷を反映している。輸出は復調傾向が見られるものの、外需の力強い回復は期待できない」と述べた。
新規受注指数は前月比で1.0ポイント低下の49.5となり、輸出入の受注は8か月連続で減少している。ロイターのアナリストは、これはコロナ禍後、中国の景気回復が弱いことと製造業の収縮を反映し、メーカーは海外のバイヤーを見つけることが困難であり、海外からの注文部品が少なくなっていると述べた。
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