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高智晟著『神とともに戦う』(52) 道義が私を突き動かした②

2023-11-17 | エンタメ

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あの数年間、私はこの種の案件に多々関わった。出稼ぎ労働者の子供で、3歳になる楊偉国くんは市場に遊びに来た時、魚介を売る屋台に置いてあった「ミネラル・ウォーター」を手に取って飲んだ。

ところが、それは悪質な業者が魚介類を新鮮で艶があるように見せかけるために使っていた苛性ソーダの溶液だったのだ。そんなことなど全く知らずに飲み物だと思って飲んだ子供は、たちまち食道全体がやけどを起こして、くっついてしまった。すると病院は、食道全部を取り除いた後、小腸を少しずつ引き上げる手術を22回も繰り返すという治療方案を提示した。

子供の両親は事故の後、すぐさま屋台の店主と話し合った。店主は1万元(日本円で約12万円)を渡した上、借用証書も書いた。しかし、この子が手術を2、3回終えた時点で、一家は家財を使い果たして破産してしまった。そこで病院のある医者が、新疆に行って「高智晟」という弁護士を尋ねるよう子供の両親に勧めた。こうして一家は、ただこの名前だけを頼りに、電話番号も住所も知らないまま、はるばる新疆の私のところまでたどり着いたのだった。(訳注、この一家がどこから来たのかは原文未記載)

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高智晟著『神とともに戦う』(52) 道義が私を突き動かした②

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