前日、45歳の外来の患者さんが訪れてきました。彼は過去一度も病院へ行ったことはなかったそうです。若い頃に、排尿時に尿が泡立つ症状はしばしばありました。しかし、痛みもはなく、かゆくもなかったため、気にはしませんでした。近頃、体がだるくて、食欲もなく、風邪を引いたような状態が続いていたため、初めて病院へ行く気になって、当クリニックに来ました。
すぐに血液検査を行い、尿毒素の数値が非常に高いと判明し、その日のうちに彼を緊急入院させ、透析を始めました。彼はまったく信じられない様子でした。家を出る時に、風邪を見てもらうつもりで病院へ行くと家族に言ったのに、一生透析を受けなければならなくなることは思ってもいなかったのです。
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