カナダ政府は、米国との貿易協議が停滞するのを避けるため、デジタルサービス税を撤回することを決定した。これは、トランプ米大統領がこの課税を理由に協議を打ち切ると発表してから2日後のことである。カナダ政府は税金を撤廃することで、7月21日までにアメリカと貿易協定を結ぶための道筋が再び整うと説明している。
トランプ大統領は6月27日、カナダのデジタルサービス税(DST,Digital Services Tax)を理由に、カナダとのすべての貿易協議を終了すると述べた。この税は、アマゾン、グーグル、ネットフリックスなど米国拠点のテクノロジー企業に影響を与えるものである。
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カナダがデジタルサービス税を撤回 トランプ氏による貿易協議停止を受け
カナダ政府は米国との貿易協議停滞を避けるため、デジタルサービス税を撤回。7月21日までの合意再開を目指す。
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