ヘリテージ財団で講演するマルコ・ルビオ上院議員。
2022年3月29日撮影(Drew Angerer/Getty Images)
米国のマルコ・ルビオ上院議員は13日、米自動車大手フォード・モーターが中国の寧徳時代新能源科技(CATL)と提携してミシガン州に電池製造工場を建設する計画をめぐり、両社の契約を審査するようバイデン政権に要請した。スパイ気球の飛来で米中間の緊張が高まるなか、「中国共産党への依存を深めるだけ」だと危機感を示した。
フォードは13日、ミシガン州マーシャル市に35億ドルを投じて電気自動車(EV)用のリン酸鉄リチウムイオン電池製造工場を建設する計画を発表した。約2500人を雇用し、2026年に生産を開始する見通し。世界大手の電池メーカーCATLが技術支援を提供する。これによりCATLはインフレ抑制法(IRA)に基づく補助金を得ることが可能になる。
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