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崔思兢(さいしきょう)が冤罪事件を解決(下)【古代人生の教訓】

2024-02-17 | 文化・歴史

人混みの中で侍妾はどこにいるのか(genjoe / PIXTA)

 

前回:

 

  • 緻密な策略による解明

崔家はますます恐慌に陥り、この行方不明の事件に対処する方法が、ほとんど分からないでいました。そこで、崔思兢が最初に考えた方法は、

「侍妾(じしょう)が無言で去り、一切の手がかりがない。長安の広大な街で、彼女を探すのは海から針を釣るようなものだ。私たちは中橋南北の繁華な地域にポイントを設け、報奨金を提供して、侍妾の居場所を報告してもらうか、彼女の行方を知っている人に情報を提供してもらうことにしよう。そうすれば、少なくとも何か価値ある手がかりが得られるかもしれない」

と提案しました。それから皆、彼の提案に従ってそれぞれ行動しました。

しかし、報奨金は何日も掲示されましたが、まったく有益な手がかりを提供する者は現れませんでした。家族全員が手詰まりに陥りました。崔思兢は何日も眉をひそめ、苦悶して考え込みました。次第に、彼は奇妙な現象に気づきました。彼らの家で秘密に話し合ったこと、決定したことは、なぜか仇敵がすぐにそれを知り、常に事前に対処措置を講じ、崔家の計画がしばしば頓挫することがよくあったのです。

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崔思兢(さいしきょう)が冤罪事件を解決(下)【古代人生の教訓】

崔家はますます恐慌に陥り、この行方不明の事件に対処する方法がほとんど分からないでいました。

 

 


 

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