米半導体大手NVIDIA(エヌビディア)のジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は今週、北京を訪問した。アメリカ政府が同社の主力AIチップに対して新たな輸出規制を発表した直後のタイミングであり、中国市場との取引継続を模索する狙いがあるとみられる。
中国国営メディアによると、フアン氏は中国国際貿易促進委員会の招待で訪中し、中国との協力関係が今後も続くことを望んでいるという。
今回の訪問は、トランプ政権が同社AIチップH20に対して新たな輸出管理措置を導入すると発表した直後に行われた。このチップは、エヌビディアが中国に特別許可なしで提供していた唯一の製品である。
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米エヌビディアCEOが北京訪問 AIチップ輸出規制直後
エヌビディアのCEOが今週、中国・北京を訪問。米政府の新たな輸出規制を受け、中国との関係維持を探る動きとみられる。
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