戻りました。

大阪の滞在より長野は塩尻に戻って参りました。
くたっとしてます。
新緑の美しい、夏の陽射しの大阪野音でのNew Breezeでは、
本当に沢山の方々に歌を聴いて頂く事が出来ました。
本当にありがとうございました。

沢山、学ばせて頂きました。
声帯の手術から2ヶ月経ち、初めてのライヴということだったり、
震災の想いを伝えるべく、と云う意思でお話しが長くなってしまったり、
声の状態は全く問題なかったものの、諸々気負いすぎて、
何だか思ったように出来ず、悔やんだ帰り道でした。
沢山の方を目の前にして歌い、まとめてゆくということ、
その大変さを身を持って感じさせられた今回のイベント、
ヒロさん素晴らしい機会を有り難うございました...！

もっと自分の歌で勝負、いや、沢山のひとを魅了出来るように
頑張ろう。新しい目標が出来ました。

皆様、ありがとうございました。
またゆっくり書きます。
とりいそぎ、御礼迄。

夏のフライヤ次々UP！！！

まずは、この夏の全体像をば...


６月１４日は、東京！


６月１７日は、横浜！
@関内BB Street 　『宴 -vol.8 』
open/18:00 start/18:30
adv/2000yen+1D door/2500yen+1D

ケイタク(f.福岡)/今西太一と侍
菅波ひろみ /保刈あかね

(菅波ひろみ w/musicians)
Keys 中道勝彦　Ba 江口弘史　Drs 望月敬史

７月１日は、大阪！


７月１４日は、名古屋！


７月１５日は、豊橋！


７月１６日は、いわき！
詳細後日ね。ゴスペルフェイスティバルです。＠いわきアリオス


そして、今週土曜はいよいよ！


N E W B R E E Z E !!!!!!

大阪野音です！
7月1日のFUNKYメンバー(一部)が支えてくれます！

皆様にお逢い出来るのを、心から楽しみにしております！

オカンの日記といわきでの再発起。

何でも娘のやっていることに興味を持つ母。
今、レッスンから帰ってきて、小名浜の実家でPC仕事をしていると、
隣の部屋で難しい顔をしてPCに向かっている。
...と思ったら、頑張ってmixiの日記を書いていたようだ。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「春のにおいの中で」

お弁当を作ってお花見に行ってきた
桜がちょうど見頃・・綺麗に咲いていた
・・去年の桜が思い出せない、それだけ心にも余裕がなかった
地震の恐怖、そして仕事へのストレス
今年は桜の開花が遅かったが、今が盛り、運転しながらあちこちの桜が気になる
「遠足の味がする」と、変わりばえしない私のお弁当をつまみながら娘たちが話してる　
側でちっちゃな指でイチゴをつまんで遊ぶ孫

仕事を辞めてから、娘たちと一緒にいる時間が増えた
彼女たちはうざそうだが

まだまだこれからだ家になんかいないぞぉ

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

mixiの友達が極少なので、イイネ！ももらえず笑
みなさん、心からイイね！な気持ちで読んでやってください笑

いわきでの当たり前だった日々は、今は貴重となっている。
家族との時間、ぼおっと海をみる、毎日の運転、ご飯の支度...
レッスン仕事といわきアリオスでの打ち合わせの帰り、いつものバイパスの坂を
走ると、見慣れた鹿島の街は所々桜で彩られている。
何て華やかなのだろう。
桜がこの風景に、彩りを添えるだけで何て華やかなんだ。
花の威力、桜の威力を知る。去年の倍、愛でる。

昼、2年前のWATOTO ゴスペルコンサートを支えた、
ハートフルなこその女社長佐久間さんと打ち合わせ。
とにかく、自分の仕事を地道にこなす事で精一杯だった...と話す。
復興に積極的に係れなかった...と私と同じ思いを抱いていた。
会社を持ち、人の生活を預かる社長さん達は、とにかく皆の生活を守ろうと、
必死だった日々は、この一年は、そしてこれから先も、
間違いなく復興に値するに違いない。


この夏は、何とかまた100人クワイアをいわき市で立ち上げようと決意。
いや、それ以上を越えよう！
佐久間さんが、初めてゴスペルのレッスンに訪れた時を覚えている。
「最初の印象ってとても大事だな...と思うの。
　あの時の最初の参加で、”なんて歌って楽しいの！”、生活がまるで一変したみたいだったわ」
と嬉しそうに言った。
いつか彼女が、自分の会社の従業員達皆で、コーラスグループを結成し、
施設内の皆さんに、歌を通して愛を配ることが出来るようになることが夢、
そう話していたのを思い出す。
あるきっかけが、あるきっかけを呼び、結果、沢山の人が大きなものに包まれればいい。
一度で楽しい印象を、きっかけを作る責任は重大。
でもそれが与えられた任務なんだって少しは過剰になっても良い頃。
私はメジャーアーティストでもないし、武道館クラスのシンガーでもなんでもない。
けれど、昨日、レッスンでも気付かされたのだが、
あらゆる人の日常で息づいている音楽や歌に、愛を直接注いでやれるのは、
私の立派な役目。
寂しい時だってそうだ。辛いときだってそうだ。楽しい時にはなおさら！
お互いに喜怒哀楽、同じ気持ちを行き交っている日常だ。
音楽はその中をふわりふわりといつも流れている。
そう気付く迄、随分掛かったな。

19年前に花屋の職場で一緒だった伊藤さんが突然の電話をくれた。
娘さんを連れて、夜のゴスペルに来る。
昼も夜もメンバーが増える。
ようやくかな。


トニモカクニモ、忙しい夏になる。
来週の大阪野音ではその気持ちに火をつける！
頑張るぞ！
さあ出掛けよう。

海と桜。

いわき2日目。
家族との触れ合いを心から幸せに感じています。
去年、まったく記憶に心に入って来なかった、桜。
彼らは、今年も変わらず、同じ思いで咲いているでしょうに。
今日明日はレッスンです。
打ち合わせも数件...

遠くで船の音がします。
海の風は、どこよりも早く、季節の匂いを運んで来ます。
もう初夏の気配すら感じさせる。
海と共に生きて来た人生、
海のある小名浜の景色を、愛おしくみさき公園の高台から、
眺めたお花見の昼でした。
本当に本当に幸せな一日でした。

さあ、まだまだ旅は続きます...
おやすみなさい。

6月のライヴスケジュール

6月から、東京でライヴ再開致します。
6月ライヴは東京で2本。
7月ライヴは大阪で1本。中部で2本。いわきでゲスト1本。
11月辺りにまたSHOWを企画します。
8月以降、夏秋はゆっくり決めます。

2012.6.14.THU
『SOUL で HAPPY になりまSHOW!』
＠荻窪ROOSTER
20-21:00、21:30-22:30
\2500

Vo菅波ひろみ　vo&keys ミトカツユキ G 中島岳
Ba 森多聞　Drs 波田野哲也

☞ホームであるルースターでは、復帰第一弾として、
　我がルーツであるSoul classic の名曲カヴァーを中心にお送ります。
　ミト君は数回ライヴを観て、是非共演したいと常々思っていたシンガーです。
　日本メジャーシーンのライヴサポート最高峰が揃ったので、
　もちろんオリジナルもやります。
　岳くんは、この夏、大阪より東京へ上京。
　みんな歌がうまいので、全員にコーラスさせる予定。
　ゆるく楽しく行きます！
　早期予約をお勧めするよ！是非来てね～★

2012.6.17.SUN
『宴ーvol.8』
@関内BB Street
open/18:00 start/18:30
adv/2000yen+1D door/2500yen+1D

ケイタク(f.福岡)/今西太一と侍
菅波ひろみ /保刈あかね

☞遊び仲間、そうちゃんから誘ってもらったイベント。
　こういうの初めて！
　いわき、福島でも大人気の強烈絶叫魂オヤジ、今西太一さんなど出演。
　私は、Keys 中道勝彦　Ba 江口弘史　Drs 望月敬史
　ってなメンバーで出演します。全曲オリジナルですよ。

生まれ変わった声は、本当にこの数年間の苦労を打ち砕くよ！
その分、もっとこれから磨かなくてはいけないけど。
2ヶ月充分休みました、原点に戻ってライヴ沢山しますよ！
次世代に負けずにね！笑　
そんじゅそこらでない人生と経験と、熟練味で勝負かな？？
自分で言ったら世話ありませんが...
とにかく、再び、真摯に音楽に生きるっちゅことです。
皆さん、ヨロしくお願い致します！

4月前半写真日記。

4月に入ってからは、バタバタバタバタ...
週に東京ーいわきー長野松本って毎週移動せねばならずで、
本当に大変です！

4月初めの金曜は仕事の為、東京へ。
SMSゴスペルレッスンの前に、初の中野ブロードウエイへ。
フクシマレコーズの直売会があるというので。
山下達郎バンドのキーボーディスト難波弘之さんと、ベースの伊藤広規さんの前には、
大勢のファンの方。
そんな中、フクレコの小山さんが、なんと、鈴木桃子さんを連れて来た！！



かつて20歳の頃、彼女の在籍していたコーザノストラのJolieを大好きで、
うまく彼女のように歌えなくて、憧れていた女性の一人！
今回フクレコ３rdに彼女の歌も収録されていますよ！
一緒にご飯を食べて...お近づきになれて本当に嬉しかった。


ホームの荻窪で、フクレコ小山さんと、
ご近所のキム•ウリョン。
彼は去年大阪から上京して来たシンガーソングライター。
彼の行動力と人脈の作り方、そしてエネルギーの発し方は素晴らしい。
エエ歌歌います。エエ奴です。


日曜は目黒川と靖国神社という超お決まりの場所で、
仲の良いシンガーKAORUと悠歩とお花見。
10時間位一緒に居た(笑　ホント楽しかったわー。


ヴォーカルレッスンの仕事を終えた月曜を過ぎ、
火曜水曜はいわきで。
かわいいかわいい姪のてぃみぃとの時間。
本当に嬉しかった。彼女は私が大好きな模様♥


水曜夜はいわきアリオスにて、山下達郎さんのライヴに。
何と御年60歳手前で、ぶっ通しの3時間半ライヴ！！
楽曲の素晴らしさはもちろん、彼は本当に真のミュージシャンであるのだなあ、
と実感せずにはおれないライヴだった。
ヴォーカリストとしても最高峰。
CDと変わらないし、ピッチ•リズム、本当にパーフェクト！
何よりも、落語時込みのトークも本当に粋で面白い！完璧。
達郎さんが、「音楽で出来ることは本当に小さなことだけど...
僕なりのやり方で音楽を続けて、何らかの役に立ちたい」と、
「昔は人生を歌う曲を書くのは好きじゃなかった。
だけど最近かな。そういったことも有りだなと思って書いている。年かな(笑」
といって、ある曲を歌った。私の大好きな歌の一つ、蒼ぼうを交えて...
涙が止まらなかったです。
福島へは特別な思いを持って来た、とおっしゃっていた達郎さん。
最後はお一人で深く、深く、私達に礼をして下さった。
音楽は、ファンタジーであり続けなければならないんだなって思った。
人生においてのどんな時も音楽は、幸せをもたらしてくれる。
だけど、衣食住がままならない事態の時に、
音楽の必要性を感じられない時が、ある。
だけど、きっと、嵐は過ぎ去り、
何らかの瞬間に、音楽が励ましてくれることを彼は知っている。
音楽は、いつも幸せを齎(もたら)してくれることを知っているからこそ、
ファンタジーであることを守り続け、常に真摯に音楽に取り組んでいらっしゃるその姿...
ああ、そうあるべきなんだな、
達郎さんに、そう教えて頂いた、貴重な時間でした。
終演後、ご本人にご挨拶することが出来ました。
少しお話しさせて頂いて、なんてナチュラルな方なのだ...と。
来週末の大阪野外音楽堂でのライヴ前に、
本当に素晴らしい贈り物を得た気分です。
難波さんと、母と私。いわきアリオスのバックヤードにて。



そうなんです、野音。
New Breeze。
本当に楽しみです。
素敵な時を紡げますように！
頑張ろう。


FacebookにFan Pageありますよ。
最新情報をなるべくお早く載せます、イイネと是非
コチラ。

ちょいとお待ちを！

いわき滞在中。
週末の東京からヒトに逢いっぱなしでなかなかゆっくり時間を取れず！
近況、書き込みなどお待ち下され～！
明日は長野に移動です。ふうううう

応援、ありがとうございます。

一月に講演に行った先の、杉並区立松溪中学校での沢山の感想文を、
校長先生から頂きました。
子供達からの応援と励ましに胸が熱くなりました。
いずれ、その感想をHPなどに載せたいと思っています。
HPは去年の311以降止まっています。
事務所などなく自分で更新しているため、全部回らなくてご免なさい。
ブログはマメに更新していきますので、どうぞ宜しくお願い致します。

FM802でのHIRO T'S JAM 内BBSを拝見しています。
ヒロさんファンの皆様にも応援して頂けることを、心から感謝申し上げます。
4月28日のNew Breeze大阪野音では、しっかりと歌に魂を込めて、
生きたものを皆様に届けられるよう頑張りますね。

これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

樹々の問いかけ。

work out後、いつもの帰り道にある小さな標識が気になり、
「崖の湯」という家から数キロの温泉へ向かった。
寂しい山道を過ぎ、辿り着いたのは廃墟のような宿が点在する幾つかの坂。
どれが崖の湯？...近くの作業中のオジイさんに尋ねると、「この一帯が崖の湯さ」と云う。
マジで～？？...言っては申し訳ないが、幽霊が出そう。どれも営業している気配がない。
色褪せた看板には、「崖の湯温泉郷へようこそ」とある。
なるほど...
一つ、その中で構えがしっかりとした温泉宿が「崖の湯」の入り口にあった。
車も10台程駐車してあって、見れば松本ナンバーばかり。
地元の人も使ってるのだろう...と安心して明治時代の雰囲気の戸をあける。
神経質そうな若旦那が、どうぞ行ってらっしゃい、と奥の階段を指差した。
仄暗い地下への階段をゆく。もうここで怖くて引き返したくなる！
長い廊下、ようやく辿り着いた先の女湯。
誰もいない！（本当に怖い！）
清潔な風呂と、表には露天風呂。
この露天風呂が...得にも云われぬ環境であった。
山脈に広がる雲に、大きな太陽が浮かんで、刻々と落ちてゆくさま...
雲間からは、天使の通り道が何本も生えている。
青い空...本当に澄んだ風。

ぼうっと思った。
長野に来て、ほんの一部の地域しか知らないが、
広大な自然と、発達させようとそのまま手つかずの土地の広さに驚く。
福島県に住んでいた時だって、こんな空気にこんな空に山にいつだって
触れていた。そして海にも。
だけど、この日本の一角に、穏やかに日常の灯火を灯せない、
動かなくなってしまった町があることは事実。
同じ日本なのに...
ここ長野は、時が止まったままのんびりと動いている。
昭和のまま、寂れたまま変わらない良さを人々は楽しんでいる。
福島の住民も、長野の住民と同じように、変わらなくていい日常を多くが楽しんでいた。
福島は時を塞がれた。
それでも樹々達は変わらぬ春を迎える。
福島の桜の名所の一つ、富岡町の夜ノ森公園の桜を思い出す。
多くの人々にその美しさを賞賛されることなく、2年目の春を迎える。
それでも、変わらぬ美しさで春の夜空を舞うだろう。

今週末は東京。この春の嵐が悪さをしなければ、
いい見頃を楽しめるのかな。
来週は福島はいわき。
お馴染みの中央公園の桜に逢うのが楽しみだ。
その週末に長野。
長野の桜は初めてだ。出来る限り色々な場所で美しさを楽しもうと思う。
月末には、大阪野音の桜の樹々が青々と揺れる。
変わらなければいけない思いに人は秒針を進めたがる。
一刻も変えなければならない事態に人は秒針にぶらさがったまま、
何も出来なくなっている。
そんな中で等身大、でいることは難しい。
原点に降り戻される瞬間に、改めて自分の小ささを知る。
等身小と感じる恐れを振り切り、信念こそ揺るぎなく貫き通したい。
人はそれぞれであることの主張を誰もが忘れてはならない。

そうじゃない

遠まわり、遠まわり。
違うんだよなあ…
そう思っているようじゃ、描けてないんだよね。
会うべくひと、
いるべきとこ、
やるべきこと、
使うべき時間。
きちんと描いて、進まないと。
時間は限られてる…。