思えば,クロスバイクを購入した1年前は,買ったその日に試し乗りのつもりが,道を間違ったこともあり,峠を越えるだけのつもりが結局山古志まで行ってしまって,80キロ。で,その次の日は新津から会津若松までの長距離。
買ったばかりの自転車で,レーパンなんてのもつい最近まで知らず,普通の短パンにTシャツであの炎天下を。
無謀といえば無謀で,我ながら元気があったよなあ,という感じです。
おかげで日焼けがもとの皮膚病で10日近く入院もしましたけど・・・
心拍数やケイデンスが測定できるようになり,フォームを考えるようになり,なんてやってるうちに,それはダイエット目的ではじめた自転車ながら,小さい頃,自転車を手に入れたことで突然行動範囲が広がった感激,それと同じ感激をしばらく前まで持っていたはずなのに,いろいろ考えた分だけ,それが薄まってしまったような感じでした。
前にご紹介した本の題名のとおり,「自転車で遠くへ行きたい」,ダイエットだけど,これだけ続いているのは,それがあるからだったんです。この本にあるように300キロとか,それ以上とか,今のところそこまで行けるとは思っていませんが,でも,そんないきさつでいつの間にか心の中に壁ができてしまっていることに気付かせてくれる本でした。
と,長い前置きになりましたが,そこで早速,自分としては相当の長距離になる霞ヶ浦1周にチャレンジしてきました。
大会のときのコースが80キロくらいだそうで,前回チャレンジしたときは,時計回りで霞ヶ浦の右下,潮来の辺りから道がわからなくなったのと力つきたのでそのまま家を目指し,あげくは気力もぼろぼろという状態でした。
今回は逆周りで,大会時のコースを見ると,霞ヶ浦の下辺は湖沿いというより,少し離れた車道を走っているようです。
道が難しそうな方を先に走る作戦。走りはじめで余裕もあるので,なるべく霞ヶ浦のギリギリの道を探しながら走ります。
結局3キロ近く舗装されていない砂利道を走ることになりました。
1年前の会津若松行きからパンクはしょっちゅうのことで,えらい不安でしたが,何かの本で誰かが,それもうろ覚えながら,「ロードでもスニーカーで行けるところなら走れる」だか,「ハイキングで行けるところなら走れる」とか書いていたのを心の支えに,意識していた平均速度については断念して,とにかく走りました。
それ以降の湖沿いの舗装された道は非常に快適で,そういえば以前走ったときはタイヤを細くする前でしたか,それほど苦労せずに,心拍数も設定した150以内で順調にスピードが出ます。
無理やり湖の近くを走ったりとかで,結局走行距離は125キロ。砂利道を3キロも走った割には,平均速度は23.3キロ。
久しぶりの長距離としては,霞ヶ浦を1周して土浦の辺りでは,「まだまだ行けそう」という気分。しかしそこから家に帰るという道になると,先が見えてしたっているせいか,うんと疲れた気分で,とにかく早く家にたどり着きたい,という気分でいっぱいでした。
まあ,結論としては,長距離も思ったよりは走れるかな,というところですが,で,今日また同じくらい走るかといえば,もちろん天気もありますが,晴れていてもきっとそこまでは元気がないと思います。
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