なんだか,すごい作品でした。感想を書きたいのだけれど,どう書いていいのかわからないような。
全部がコメディ仕立てなのですが,この映画の中で描かれているあの世の姿,三途の川の源流などが,見終わった後も強く印象に残ります。
自分自身,あの映画のようになっているかどうかは別として,死後の世界というものを信じるかというと,霊の存在についてはかなり可能性を感じますが,死後の世界については、その存在はあまり信じない。
養老猛司の「死の壁」で語られている死というもののほうが自分なりに受け入れ易いというか,信じられます。
そんなわけで,どう語ればよいのかわかりませんが,とにかく見終わった後、この死後の世界がもちろん一番インパクトは大きいですが、なんともいえない変な印象の残る映画でした。
ちなみに,この映画の死後の世界は、どんな死後の世界かというと、三途の川を渡った先は,健康ランドになっていて,娯楽施設なんですけど,いる人は全員同じ顔をしている。一定期間が過ぎると成仏というのか,消滅するんです。
うん,こんな説明では、その異様な雰囲気は多分伝わらないですよね。
感動したとか,そういうのではなくて,その部分だけではなく,全体を通して,とにかく変な映画でした。
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