山古志から,山を越えて,うちの近くの県営牧場を目指すコースです。
市役所から依頼を受けたボランティアで,山道の整備をしているじいちゃんたちがいるというので,
案内をお願いしました。
この季節になってしまったので,ほとんど雨で中止を覚悟していたのですが,この日に限って,というくらいにピンポイントの晴れ。ラッキーでした。
事前に山古志支所に電話で確認したところ,山古志まで入るのに当初考えていたルートが,途中のトンネルが現在地元住民と工事車両以外は通行止めで,許可証も出せない,ということでしたので,栃尾方面から入ることになりました。(といっても,私はほとんど地理がわからず,案内のおじさんたちの話。)
蓬平まで早ければ20分で行くのだから,山古志でも40分もあれば行くだろうなんて思っていたら,1時間かかりました。
車はなるべくたくさん乗れるように8人乗りのエステマ。運転の人は送り込んで帰るだけです。メンバーは集まってみたら丁度7人,運転手を入れて満員です。
山古志から登っていく第一目標の萱峠。ここは以前は牧場になっていたそうで,車の通れる道がついています。これからも牧場として使うためか,入り口のあたりから通行止めで,大々的に工事中です。
萱峠は,夏場の山歩きで何度も着た場所です。しみじみ地図を見ないでいたせいもありますが,真下が山古志なんて,気づきもしませんでした。この日は案内のベテランが3人もいるので,周りの山の名前など,教えてくれます。
そうそう,パーティの内容はといえば,道の整備をした,みんな70歳以上のじいちゃんが3人。うちからは2人。比較的若い女性が1人。そうでもない女性が1人。という取り合わせ。みなさんほとんど長靴で来ているというところが,さすがにベテランでうす。
萱峠から先は,いつもの鋸山に向かう稜線ではなく,たしかに目立たなくなっていますが,地形図で見ても,市営牧場の方に向かうルートがあります。
丁度紅葉も真っ盛り。天気は晴れというよりは曇りに近い天気でしたが,快適なハイキングで,また,旧山古志村から長岡まで歩いてきたという自己満足で,印象深いハイキングになりました。