50歳を過ぎると,といっても過ぎてから7年も経過してしまった話ですが,まあそれなりにいろいろな不調も出てきます。
50歳のころまでは病院といえば歯医者くらいのもので,入院なんて経験もそのころまではありませんでした。
考えてみれば私の場合,恵まれているというか,その幸運に感謝しているような内容ばかりではあります。
自転車で転んで鎖骨の骨折の手術,真夏の自転車でのロングランが原因となった皮膚炎での入院。ソケイヘルニアの手術。腎臓結石破砕のための入院。やはり結石が原因の腎盂炎。
うん,こうして列挙してみると,なにものかに感謝しなければいけないような内容ばかりではあります。
これに加えてここ数年の花粉症。そしてアトピー性皮膚炎です。
このくらいですんでいるのだからと感謝すべき内容ではありますが,しかしまあ内容も豊富で,当面の相手はアトピー性皮膚炎。
発祥の地のお腹の周りが薄まってきたと思ったら,手とか足とかに出てきて,足なら太ももからふくらはぎ,そして足先へ。このまま外に出て無くなるのかななんてはずはなくて,太ももに残ったままの足先への浸食です。
手の方がもっとたちが悪いというか,指先や手のひらまで来ているので,薬を塗るとべたべたで書類を汚すし,とにかくうっとおしいのです。
ようやく少し涼しくなってから佳境に入ってきたのは助かりますが,かゆみを抑えるためには,クーラーがんがんの要冷蔵状態です。
あんまりひどくなって,薬を塗る範囲も広がったので,塗り薬が枯渇。
我慢できずに昨日は午前中時間休で病院に行きました。混んでたら午前中では仕事に戻れないなと心配していたのですが,待っている人は一人もいない。
すぐに呼ばれて,これだけひどくなったのですと先生に見せられるように短パンとTシャツという姿なのですが,「ほら,ここです。」と無理やり見せないとみてもくれない。
せめて,薬を塗る範囲がこれまでの倍以上になったし,職場でも塗れるように体全体に塗る薬は二つくださいと話をしたのですが,薬局に行ったら一つしか出ていない。
電話で確認したら,肩の,無理やり「ほら,ここです。」と見せた,特にひどくなっている部分に湿布薬が出たので,それで十分ということでした。
なんだかとっても不信感。別の病院に行くというのも気が引けるのですが,さすがに今回ばかりは,もらった薬を盛大に使って,それがなくなったらちゃんと混んでいる病院に行ってみようと思いました。
痒いだけなんですけどね。だから早起きも続けているし。だけどなかなか自転車に乗る気にならなかったり,すぐにシャワーを浴びられない職場では汗をかきたくなかったり。
何かとうっとおしいことではあります。
今朝は人吉は秋から冬を思い出させるような濃い霧。おとといは久しぶりに朝から自転車に乗って,短時間というつもりだったので,コースも考えずに適当に走ったら,写真のとおりの道でした。
はい,気を付けます・・・