日付が変わりましたが、大阪市の消滅はとりあえずなくなりました。ただ、今後私たち大阪市職員がさらに試されることになると肝に銘じないといけないのかなって思っています。大阪市が残ったからよかった、ではなく、大阪市が残ったからむしろ大変だってことなのかもしれません。
とはいえ、明日から政令市・大阪市の仕事は通常通り行われます。住民投票のせいで棚上げになっていたこともどんどん棚卸してやっていかないといけませんし、特別区としてやろうとしていたことを政令市としてやり直さないといけないこともあるでしょう。明日からも通常通り頑張ります。
あと、まぁいろいろと言いたいことはあるのですが、それはまたおいおいとして、今日はそろそろ寝ます。なにせ、昨日は3時間しか寝てませんので...。
@maruha_osk ありがとうございます。正直本当にこれからが正念場だと個人的には思っています。
@toru_master2 土曜日は楽しいひと時をありがとうございました。日曜日は早朝から夜中までの仕事だったのですが、レッツさまのおかげで乗り切れました。また3人に大阪でお会いできる日を楽しみにしています。
しかし、大阪のことで大阪以外の人、しかも関東の人まで注目していたっていうのは、本当にすごいことだなぁって思います。正直、原発がらみでもいろんなことがあったこの土地ですから、当然なのでしょうが、大阪市っていろんな意味で幸せなんかなって思います。
寝る前にもう一言。実は本当に話題に上がってもいいような芸人さんが上がっていないこと。大阪市民なのに。そこんところは気になります。
住民投票の結果から丸1日経ちました。もういいかなって思いますが、個人的には、大きく2つの理由を持って特別区設置に「反対」しました。
一つ目は、「政令市」としての権限の剥奪です。国と直接やり取りができたり、都市計画を府の意向とは別に立てることができること。よく「二重行政」といわれる所以だったりするのですが、大阪市職員21年勤めて思うのは、逆に府がもっと市町村に権限を下せばいいのにって思います。
もう一つは、「市町村」としての財源の剥奪です。固定資産税と法人市民税が府に移譲される点。特別区に再編しても、「府から分配される」ことになってるって言われていましたが、本来府に渡さなくてもいいものを渡すこと自体おかしいと思っていましたので、そんな話はないです。
ただ、今言った2つは、万人受けしない理由だったりします。「政令市」の権限は職員だったり比較できるような人じゃないとわかりませんし、「市町村」の財源は不動産を持っている人や会社のお偉いさんじゃないとわからなかったりします。(ちなみに私は分け合って家持ちです。)
比較の対象によく東京が出ますが、あっちは裕福ですから、分配したところでかなりの余裕があるはず。同じようにしたところで同じようにならないのはわかりきった話なんですが、そうはとらえてくれない人は多いのが現状です。
もうしばらくしたら、久しぶりにブログも書こうかとは思いますが、今までたまってたものを少し吐き出しました。これからもとりあえずは大阪市という政令市は続くわけですので、いろんな意味で見守っていただけたらと思います。
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