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妖しい亜熱泰

タイと東京、アジアと和の話題など。
出かけたついでに一枚をつづります。

貯金箱の新旧交代

2009-01-04 | Weblog
3度目の挑戦で初めて目標金額10万円を達成した。
500円玉貯金を始めたのは3年半ほど前から。唯一の楽しみであるタイ行き、の航空券代金が上昇をはじめ、日々の蓄えではまかないきれなくなりそうになったからだ。
当初は、一週間に2枚ずつ貯めれば、1年で52,000円になるわけだから、2年で一杯にしようと目論んだ。ところが、サーチャージという化け物の登場と、ボーナスダウンのWパンチを受け、ちょっとこのペースでは足りないと思いつつ、請求書が来てしまい、一年半で第一回目が開封された。結果は82,500円、やはり足りなかった。

2年目は気合を入れて、1年間で満タンにするつもりで、とにかく貯めた。同様に500円玉を貯めている人の話とか聞いて、つり銭の500円玉は絶対に使わないという方針でとにかく帰宅したときに財布にあれば、ちゃりんと入れていた。そして、12月の半ばくらいだったか、500円玉を入れようとしたら途中で引っかかった。左右にちょっと振ると楽に入ったが、缶を満タンにすると10万円以上だったという人の話を聞いて、そのあと数枚入れた後、開けてみた。97,000円、惜しくもちょっと足りなかった。

そこで、昨年は一旦、硬貨を入れて詰まっても何回も缶をゆすって常に上の部分が平らになるようにしておいて、年も押し迫った週末に缶切を入れた。結果は、ジャーン、117,000円。ようやく、K点越え?です。これで、年末の航空券代の一部に充当できます。でも、一部、なのが寂しい。

そして、今年もまた新しい缶を投入。GWもあることだし、何とか再び満タンにせねば…

歳の市 薬研堀

2008-12-29 | Weblog
東日本橋駅近くに建つ「やげんぼり」は正式には大本山川崎大師平間寺東京別院薬研堀不動院という。どうりで、境内に川崎大師のパンフレットが置かれていたわけだ。

この界隈に、年末最後の縁日を挟んだ3日間、歳の市が立つ。同時に東日本橋の問屋街も「大出庫(でこ)市」を開催して賑やかだ。衣類関係の会社が多いので、洋服、靴、鞄、ベルトなどの露店が多いが、年の瀬とあって注連飾りの店や、縁日ではおなじみのお好み焼き屋などの食べ物の屋台もあった。タイラーメンの店まで出ていたのにはびっくり。

お不動さんにお参りした後、露店を冷やかしていると、ベルトがワゴンに並んでいた。
「それなら、500円でいいよ」とおじさんの声がすかさず飛んでくる。
「でも、これじゃすぐ壊れちゃうよね」
すると、「壊れたら、また買えばいいの。ベルトでズボンをはこうとするから壊れるの。体に合ったズボンを買えば、ベルトは壊れないんだよ。」 なるほどね。
さらに、穴あき式よりもスライド式のほうが長持ちするとか、いちいち納得。ということで、正札3900円を1050円というベルトを買うことにした。
「1000円でいいよ、ほら、早いところ鞄にしまっちまいな」

久々に、楽しんで買物をした。今でもこうゆう気風のいいおやじがいるんですねぇ。

帰途、早稲田の穴八幡宮に立ち寄り、我が家では恒例の一陽来復御守を買って、今年の歳収めとしました。

報道写真展

2008-12-26 | Weblog
この数年、年末には日本橋、三越でやっている報道写真展に行って1年を振り返っている。この日はマスコミの取材日らしく、多くの報道陣やカメラの三脚が会場内に陣取っていて、ちょっと見づらかった。

大賞を撮ったのはやっぱり悲しい事件「秋葉原の連続殺傷事件」。どうしても明るいニュースは目立たない、印象に残りにくいようです。スポーツ・芸能部門でフェンシング太田の決勝進出を決めた一瞬の作品が入賞していたのでちょっと安心。

が、全体を通してみると例年と比べて災害、事故ばかりの暗い1年、とはひと味違っていた。企画部門が比較的大きく取上げられていたこともあるが、オリンピックやノーベル賞といった話題が多かったこともある。でも、ノーベル賞は写真には向いてませんね。益川節は写真に撮れませんから。
となると主役は、二度目の北島選手よりも鉄腕・上野投手でしょう。チラシやパンフレットには採用されていませんでしたが、投球フォームをとらえた一枚は迫力満点。また、本来ならば明るい話題の中心となる皇室関係が少なかったのも意外。色々事情があるのでしょう。

印象に残った写真では、日本シリーズでの岸投手の胴上げ。あんなに高く上がっていたのか!と驚き。また、映像では何回も見たけれど、「スエマエ」勝利の瞬間。どっちが勝者だかわからないところが面白い。

寒い冬なので、河津桜も春が待ち遠しい、極めて日本的な作品として心に留めておきたい。

ハンドベル

2008-12-24 | Weblog
先日、ミュージックベルを聴いたら、やっぱりハンドベルも聴きたくなった。
双方の違いを実際に聞き比べて実感したくなったのだ。

ハンドベルは、個々のベルの大きさが違っていて向って左が一番小さくて、右に行くに従って大きいのが並んでいた。小さいベルは高音をだし、大きいベルは低音を奏でる。基本的には、他の楽器を混ぜずにハンドベルだけで演奏する。
もともと教会で発達したので教会音楽が中心で、クリスマス音楽も多い。

面白かったのは、ベルをずらっと並べたまま、木琴の撥のようなもので叩く奏法もあることで、この曲はハンドベルのために作られたとか。

会場がショッピングセンターのざわめきの中だったので、音響的にはあまりよくなかったが、この季節には、ハンドベルのほうが単純で、重厚な音が出せる分、似合っているような気がした。

花と温泉

2008-12-23 | Weblog
熱帯地方原産のベゴニア(球根性)ばかりを集めた施設が山の中にある。温室の中で、しかもほとんどが植木鉢に入っている。赤や黄色の花はたしかにきれいなのだけれど、花を並べただけの施設で経営が成り立っていくのか、ちょっと疑問だ。

「箱根ベゴニア園」の敷地内には「ひめしゃらの湯」という日帰り温泉施設があって、実はこの日はこちらがお目当てでやってきたのでした。5年前に香港から帰国して以来、ちゃんとした温泉に来たのは初めてだ。やっぱり本物は違いますね。内湯と露天風呂だけのこぢんまりとしたところだが、露店風呂のほうにずっといた。温泉だからちょっとやそっと寒くても冷めない。週末の午後だというのにお客もあまりいなかったので、ゆっくり過ごすことが出来た。

送迎バスで箱根湯本駅に戻ってくると、心地よい湯疲れ感が襲ってきた。帰りはゆったりして帰りたい。そうです。ロマンスカーがあるのですね。600円プラスするだけで、楽チン座席でぐびっとやれるところがなんともたまらないわけで、ちょっとだけ贅沢をしてみた。

予約した特急の時刻まで少し時間があったので、湯本駅付近を散策することに。ところどころ昔ながらの温泉街の風情を残している。そして温泉につき物といえば温泉饅頭。湯気たってふかふかのを売っていたので思わず購入。ひとつだけでも売ってくれるのがうれしい。

駅に戻ると、停車中のロマンスカーをバックに大勢の人たちが写真を撮っていた。子供も大人もデジカメや携帯でバシャバシャ撮ってます。
今でもロマンスカーは夢と思い出を運んでいるのですね。