花楸樹つづり

漫画の感想、日々の出来事など。
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実に面白い!

2008-10-05 02:14:20 | 映画
見に行ってきました、2人の天才の対決!
探偵ガリレオシリーズ劇場版「容疑者Xの献身」
ガウス加速器買っちゃった、えへ(笑)

以下、感想書いてます。ネタバレもありますので、映画も原作もまだ、という方はご注意を…。







まずは率直な感想を。

…面白かったです!スリルもあるし、濃厚な人間関係とか、各人に張り詰める緊張感とか、湯川が珍しく見せる人間らしい一面とか。

それに、堤さんの怪演!!これに尽きる!
冴えない風体の、孤独な男。謎めいた天才。
献身的だけど、献身的過ぎてどこか怪しい雰囲気。
多くを語らないから、余計に不気味だ。
そして何より、あのラストの迫真の演技。
魅せられます。

もちろん、福山さんの湯川准教授も。
連ドラの時の、常に冷静で感情をほとんど見せない湯川も好きですが、今回の“苦悩する湯川”も最高でした!特にラストの石神と別れるシーンと、その後のあの…あれはやられたw

福山さんも堤さんも元々好きなので、今回のW主演はとても楽しみにしてました。見終わって、とても満足しています!“2人の天才”、ハマり過ぎですよ(笑)

***追記*10月5日(日)***
勢いで似顔絵描いてみましたw(クリックで拡大)
福山さん難しい…
***************


以下、ネタバレ色が強いため反転。
まだ見てない人は読まないほうがいいです、たぶん。

あの尋問室(?)のシーン、向かい合った二人を横から見ると、対照的な2人の立場がすごく伝わってきたなぁ…。
整った身なり、伸ばした背筋、端正な顔立ちの大学准教授。髪はぼさぼさで猫背、冴えない風体の高校教師。学生に人気がある湯川と、生徒は碌に授業を聞かず、隣に住む母娘以外の誰にも相手にされない石神。湯川は警察にも一目置かれて度々捜査協力をしているが、石神は殺人を自供して留置所にいる身。
同じレベルで高度な理論を語り合えたかつての友は、17年でここまで立場を違えてしまった。

ラストの泣き叫ぶ石神と靖子は何というかホントにもう…(;_;)
尋問室の扉の内側で聞きながら嗚咽堪えてる湯川も…(つ_;)ウッ

でもね あれでよかったと思うんだ。
「この問題が解けても誰も幸せにならない」って言うけど、解けなくてもやっぱり幸せにはなれないと思うんだ…。


トリック。
実は、映画見る前にトリックに関するネタバレを「遺体は××」ってことだけ知っちゃったんです。しまったー…って思ったけど、それでも充分楽しめました。てか、そうだろうってのは割と早い段階でなんとなく解るしねw
…にしてもあのおじさん哀れすぎる(ノД`)゜。


あと、靖子に気があるっぽいおじさんマジで消されるんじゃないかと思った…(((゜Д゜;)))
違ってよかった(汗)

あと…美里はどうなったんだろう?
靖子はたぶんあの後自供したんだろうけど、今までの行動や言動からして、美里が共犯なことは言わない気がする…。でも、それじゃ美里はつらいだけだよね。ホントにどうなったんだろう…。
 反転終わり。



原作読んでみたいな…。今度読もう。


ちなみにもちろん、スペシャルドラマも見ました。
若い湯川巧いwwそっくりだw
あと、ちょっと映画と連動してるね。石神が出てきた。

あ~、なんか映画もう1回見たくなってきた。

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