D.Gray-man 第207夜「歩みだすもの」 感想

207夜感想です。ネタバレ注意！







教団本部のある島から無事帰還したティキは、事の次第をシェリルに報告する。


ブックマン（自立型イノセンス、アポクリフォス。アレン・ウォーカーの離脱。ついに動き出した。我らが記すべき歴史）


14番目の情報を得るためシェリルに尋問されていたブックマンだったが、まだ口を割っていなかった。ラビは既にかなり衰弱している。



ティキの見立てでは、アポは恐らくアレンを追うそうです。
だろうな………怖っ；
アポってどの程度の範囲で他のイノセンスを感知できるんだろう。へブラスカが臨界者の出現を感じ取るみたいに、距離関係なかったりするのかな…。

ブックマンが何も喋ってないって意外だなぁ。
いやまあ裏歴史の記録者が口軽かったらまずいだろうし、教団にいた時も知ってる情報全てを提供してる訳じゃなさそうだったけど。
でも後継ぎを人質に取られても何も喋らないってことは…、14番目ネタはブックマン一族にとっても超重要情報なんだろうか。

てかフィードラ、お前はブー太郎かｗｗ
ほっぺに渦巻き描きたい(笑)



ロードがアレンを庇って消えたことを知り、激昂するシェリル。
「死んだのなら自分達はそれを感じ取るはず」と宥められても怒りは収まらず、ブックマンに14番目とロードの関係を問いただす。異様な雰囲気を察したティキはシェリルに席を外すよう促し、フィードラに話しかけて話題を変えようとする。だがシェリルは意に介さず、ラビを壁に叩きつけた。


シェリル「吐け、ブックマン」



ラビ哀れ。

ネアとロードの関係…か。
①恋人、②夫婦、③肉親、④単なる仲良し、⑤伯爵とネアの関係を知っているから思い入れがある、⑥その他
何だろうなぁ。①かな。いや⑤もあるだろうけど、それだけじゃなさそうな気もしてきたし…。③で親子(ロードが母)とかｗ



3ヶ月後。

教団本部の医務室は、任務から帰還した負傷者達でごった返していた。
人員不足のためか、実働部隊…特にエクソシストはひっきりなしに任務が続く。
回復したチャオジーもその中にいたが、実は体内のポワズは生きていた。ポワズを通してアポクリフォスの動きを探るため、ノア達は彼を泳がせているのだ。



3ヶ月後か…。ブックマン師弟どうなったんだろう。


知らん間にスパイ化されてるとか、知ったらショックだろうなチャオジー。
そしてさりげなくイノセンス発動お披露目。ナックル付きの手甲みたいな感じか…？

にしても実働部隊過酷だなぁ。
エクソシストが次々任務に行ってるってことは、アクマの動きが活発化してるのかな？イノセンスはそうほいほい見つかりはしないだろうし…。ティモシーはまだ小さい分余計キツそうだ。クラウド元帥、病人はもっと優しく扱ってあげてｗ

アレン離脱後の移動手段は、現在ある方舟ゲートで任務地に一番近い所まで移動し、その後現地で汽車等を使う、という方法が主流のようです。
やはりアレンはゲートをそのままにしていった模様。
にしても、奏者を敵認定しといて今も方舟使ってるってどうなのよ教団。いやまあ使おうが使うまいが危険度は大してかわりなさそうだし、移動手段として便利だから使えるだけ使うって感じかな。

神田死んだことになってるのね。まあそりゃそうか…。
死を偽装されたリンクは墓も作られてたけど、神田の墓もあるのかな。でも神田もアルマ連れて逃げたんだし、墓とかは作らないかな…？いやチャオジーの口振りからして神田が造反者扱いされてる様子はないし、墓もあるのかな…？いやでも六幻が錆びただけで本人の死亡確認とかされてないし…。というか神田のことはあの場にいたメンバー以外にはどう説明されてるんだ…？
あれそういやクロスの件いい加減教団内で何か言わなくていいんだろうか。あ、元々4年も姿くらましてた人だし誰も違和感持たんか。

てか教団って個人単位の墓あったのか。合祀墓かと思ってた。
でもって墓に書かれてるってことは「ハワード・リンク」は本名か。



クロウリー「ブックマンとラビはきっと生きている。きっと大丈夫だ。それに…」


「それに…」の先を思い、沈黙する一同。


チャオジー「もういいじゃないですか。あの人は監査官を殺してノアと逃げたんでしょう！？　オレは次にウォーカーと会ったら戦いますよ！！」



しょぼん…としてるメンバーの中にティモシーもいてなんとなく和んだ。

クロちゃんがずっと発動モードだ…。
まあすっぴんだとずっとしょんぼりしてそうだしな…。
でもアクマの血とか足りてるのかな。倒したアクマの血抜きして大量保存して小瓶で持ち歩いてたりとかするのかな。


リンク、アレンが殺したと思われてるのか…。
リンクの件で発表があったとしたら「アレン・ウォーカーがノアと逃亡。その後、地下牢で監査官の遺体が発見された」みたいな感じだろうけど、アポの存在が知られてない分、団員の解釈はバラバラだろうな。
①ルベリエやレニーら事情通
　・アポが刺した。リンクは存命
②アレン寄りの団員
　・ノアがリンクを殺してアレンを拉致
　・ノアがリンクを殺してアレンは何らかの事情で逃亡
　・とりあえず意見保留
③他の団員
　・アレンがリンクを殺してノアと逃亡
　・ノアがリンクを殺してアレンと逃亡
　・殺したのが誰だろうと、ノアと逃げたんだから一緒だろバーロー
　・とりあえず意見保留

チャオジーが割と冷静だ。
方舟の時みたいなキレ方してなくてよかった(汗)

…食堂でジョニーに卵投げたヤツとかは確実に「ほれみろだから処刑しておけば…」みたいな意見なんだろうな…。


にしてもミランダがほどよくグラマラス（おい；



以前に比べて格段に体力が付き、徹夜続きでも倒れずテキパキと作業をこなしていくジョニー。違和感を感じたジジがリーバーとキャッシュを巻き込んでジョニーの跡をつけると、彼は持ち出し禁止になっているアレンの遺留品を持ち出そうとしていた。咄嗟に止めに入ったリーバーに、突然辞職を宣言するジョニー。祖母が寝たきりになり、家業を継げるのが自分しかいない。持っていた仕事は全て処理し、引き継ぎも既に済ませた―。

アレンの所に行くつもりだ、とリーバーは悟った。



(゜Д゜)…。
どうやって探す気だ。
でもキャラグレで書かれてた「アレンの新衣装はジョニー作」がガチで実現されるなら、合流できるってことだよな…。

てかジジが顔もキャラもますます濃くなってるｗｗ



フランス・プロヴァンスにて休憩中、ジョニーの話をするリナリーとマリ。
ジョニーの辞職は、リーバーが認めていないらしい。
科学班の者は団員の中でも特に機密情報や知識を多く持っており、退団時は厳しい制約がつく。破れば一生監獄だ。言葉通り実家の家業を継ぐのであれば問題ないかも知れないが、もしアレンのもとに行こうとしているのであれば、良い結果は想像し難い。



あー、やっぱあるかそういうのが…。
そうだよな、戦死した団員の遺体を家族に返せないぐらいだし。いやあれはアクマにさせないためだけど。
というか退団自体は可能なんだ…。



アレンとの別れ際を思い出し、落ち込むリナリー。

あの時、何も言えなかった。
信じると言いながら、何も言えなかった。
助ける覚悟なんてできていなかった。


リナリー「『仲間だ』なんていっといて、私は、アレンくんより教団を選んだ…………っ」
マリ「それは悪いことじゃない」


教団には、長年共に過ごした兄や仲間達がいる。
マリも、皆との絆があるからここにいる。

アレンとの絆も、ブックマンやラビ、神田との絆も、消えてしまった訳じゃない。


マリ「どんなに離れても、我々は繋がっている」



リナリーが若干ピロ化してる？トーン髪でそう見えるだけかな。
(思っちゃ駄目だ思っちゃ駄目だ、チャオジーがちょっと紅太朗っぽいとか思っちゃ駄目だ…)

うん、リナリーが教団を選ぶのは自然なことだと思う。
心情的には天秤にかけられるようなことではなかっただろうけど；

マリ、いい人だなぁ…。
そういえば義指つけてたけど誰が作ったんだろう。コムイかなあ…いやマリ本人に断られてたけどさｗ



時間になり、ゲートに向かおうとベンチを離れる2人。
その時、近くで遊んでいた子供達にボールを拾って渡す1人の青年がいた。その青年の顔を見て思わず硬直するリナリー。続いてマリも気配に気づく。


マリ「ばかやろう……、どうして戻ってきた…？おまえは……もう…………、自由に…、なってよかったんだぞ………っ」
神田「『おかえり』じゃねーのかよ？」



(゜Д゜)

黒髪に戻ってる…！　←そこ？
というか普通に笑顔だ…。

リナリーとマリがゲート待ちだったことを考えると、神田はゲートの設置されている場所を覚えていてここに来たってことかな？
服はどこかで誰かに貰ったんだろうか。
首から下げてる小袋には何が入ってるんだろう。
①アルマの欠片、②小銭、③水、④おつまみ、⑤数珠、⑥蓮(本物)
………①、かねぇ…。

意外と早かった再登場だけど、神田は今後どうするんだろう。
逃がしたアレンが投獄されたぐらいなのに、逃げた本人はどう扱われるのか…。いやアレンの場合は元々ネアの件で警戒されてたのもあったけど。
というかキャラグレで神田は(戻ってくるとすれば)アレンを支える1人になる…みたいなことを言われてたけど、その辺どうなんだろう。教団側から支える感じになるのかな？それとも六幻取り戻してから再び脱走……はないか、笑顔で「おかえり」求めた(←？)ぐらいだし。
本人が吹っ切れてんならシンクロは問題ないかも知れないけど、残り寿命とかどうなってんだ…。

ラスト読み返してたら何故か一護が脳裏をよぎった。
表情とセリフ回しのせいだろうか…。