花楸樹つづり

漫画の感想、日々の出来事など。
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D.Gray-man 第156夜「next stage」

2008-04-23 02:20:39 | D.Gray-man
おぉおゎぁぁわわ(落ち着け)これはまた次回が楽しみだ。
156夜感想行きます。





※ネタバレ注意!


コムイ『撤退は中止』


無線で城内に指示を出すコムイ。


コムイ『これから第5研究室及び本部内の負傷者救助を行う。レベル4は撃破された』


アレンの左眼に映るのは、レベル4の最期の姿…。


コムイ『長い朝は、終わったよ』




巻・頭・カラーーー!!!!ヽ(* ̄∀ ̄*)ノ
塗りがすごい綺麗…うらやましい。
これデジタルかな?デジタルにしても手塗りにしてもうらやましい。私はデジタル塗りってせいぜいミニアイコン作るぐらいしか…ぁぅ。

…あれ?そういえばコムイはレベル4破壊をクロスに頼んで去ったはずなのに、なんで撃破されたこともう知ってるんだ。…無線かな??

そして…扉絵。
キャストは十代の若手エクソシスト4人と、エクソシスト以外の団員及び監査役たち。センターは65です(笑)

アレンとラビは左ページ。アレンはハンバーガーをくわえてます。…や、アレンらしくていいんだけどさ、お前さん微妙にお行儀がアレですよ。紳士なら撮影終わってからにしなさいwところでティム、口から出てる赤い液体は何ですか。トマトの汁ですか。それとも血ですか(((゜д゜;)))
ラビはソファに肘ついて、あっかんべしながら崩れピース。でもそのピースがしっかりセンターに来ちゃって折り目で潰れてますが(爆)

…で。神田がリナリーに頬つねられてるwww神田が集合写真にちゃんと写ってるのも意外だが、リナリーに連れてこられたなら頷ける(笑)つねられてるのはきっと、無愛想なままだったからだろう。「こらっ、ぶすっとしないの!」みたいなw
後ろにいるバクは当然ながら嫉妬バリバリ。科学班のヒゲのおじさんやジェリーさんは微笑ましげに見てるけどwリーバーはなんか(はは…神田にこんなことできるのリナリーぐらいだよな…;)って思ってそうな顔だw

婦長がさりげなくいる。ところで…コムイの左は誰だ?!ルベリエの左がレニーなのはわかるけどコムイの左マジで誰だ?!!…まさか、タバコの兄さんと一緒に散った研究員か?タバコの兄さんはタップとジョニーの後ろにしっかり写ってるが…。

最後に………………リンク、ヨッシー。触れなくてごめん(爆)

あと、タイトルロゴ(右ページ下のやつ)のサブタイ。「next stage」が矢印になってるあたりにセンスを感じた…結構好きだ、この表現。

人気投票か…奴が下がりそうで恐ろしい…投票しようかな…



シャッターが閉じると同時に爆散したレベル4。
その一部が、クロスの足元に落ちてくる。

それは、醜く壊れたレベル4の頭部。まだ意識を保っていた彼は、自分を見下ろすクロスに毒づく。


4「くくく…、くははっ。いいきにならないでくださいね、ぼくていどをはかいしたくらいで。おまえたちなんていつでもほろぼせるっ。かつのは、われわれなのだ
クロス「ぶえっくしょい」



わざとらしくくしゃみをし、レベル4の頭を撃つクロス。


クロス「おっと、サンプルにするつもりだったのに」




何のサンプル?

「ぼくていど」か…。
教団本部を未曾有の危機に陥れた奴が「ぼくていど」か…。
ぼくより上はどんな奴だ?ノアのことか?
スキン→神田にぶった切られて死亡
ジャスデビ→クロちゃんと戦って相打ち
ティキ→臨界点突破アレンにぶった切られてK.O.
覚醒ティキ→クロスに手も足も出ない
ロード→一応ラビが勝ったがよくわからん
ルル=ベル→元帥相手に苦戦はしてたがよくわからん

………しかしグロいな。

レベル4がシャッターの下で散ったとき、ルベリエがガッツポーズしてた。この人ってエクソシストじゃないし戦闘では役に立たないけど、命の危険もある場所に自らエクソシスト(リナリー)を引っ張ってくるあたり、根性はあるよな。ちと乱暴だが。



マリ「ミランダ…」


火の海から皆を守るため、刻盤を発動し続けていたミランダ。その手をマリが止める。


マリ「ミランダ…、もう解いていい。よくやってくれた。もう大丈夫だ…。火は消えた…」




アンタらいつの間に(違;
マリ優しいな。ホント優しいな。
今までミランダって体は気遣われても、その仕事に対してよくやったとかありがとうとか、ほとんど言われていないもんな…。巻き戻しの町は別として。あと、「もう解いていい、もう大丈夫だ」みたいに安心させる言葉とか…。
てかミランダ美人になったな…(いや、3巻ラストのあたりですでに結構美人でしたが。

…ところで救助隊(?)に発見されたコマ、スプリンクラーらしきが働いてるんだが…あの状況でスプリンクラー生きとったんかい。



抱擁の庭も無事で、負傷者の救助にあたる団員達の呼びかけに応え、ティエドールが中から現れた。


ティエ「よかった、私だけじゃとても手当てしきれなかったんだよ。早く彼らを助けてやってくれ」




…元帥、救急セット持ち歩いてたんですか?(違;

**追記*5月3日(土)*****
ふと気づいた。
抱擁の庭の中に倒れてる研究員達の顔、よく見たら画風が2丁目のママさんぽい。ひょっとして、このシーンはママさんが担当してるんだろうか?
***************




運び出されていく負傷者達。


コムイ「リーバー班長」


担架に横たわるリーバーに声をかけるコムイ。


リーバー「! 室長…」


ほっとしたように微笑むリーバー。


バク「本部科学班だけあって根性がある。しぶとくていい部下達だコムイ…」
リーバー「バク支部ちょ…。支部長がいてくれて助かりました」
バク「当たり前だ。僕は優秀だからな」



大泣きしながら駆けつけたウォンをなだめつつ、レニーの安否を尋ねるバク。


ラビ「じじい! 死んだか!?
ブックマン「…。アホが来よった…。大丈夫じゃ。それよりワシの髪の毛は燃えとらんかの…?」
ラビ「知るかッ。毛なんてどうでもいい
ブックマン「どうでもようないわ…」




皆が担架で運ばれていく中、なぜかミランダだけマリが姫抱っこ(笑)なんかこの二人癒されるわ…

バクとリーバーの会話がなんかイイ。

ブックマン師弟とウォンは完全にギャグパートだな…(笑)
(追記:てかラビもレベル4とバトって重傷負ってなかったっけ?)



守化縷に改造された部下達のその後を気にするリーバー。


コムイ「………、会うかい…?」




…まぁ…無事じゃすまねぇやなぁ……。



柱にもたれかかり、ピクリともしないアレン。
彼の膝の上でじっとしているティムキャンピー。

リナリーは助けを求め、怪我人や医療班でごった返す中を走り回っていた。


リナリー「だれか…ドクターいませんか。アレンくんが動かないの」
ドクター「どこですか」
リナリー「だいぶ下の階なの…っ!急い…」



言いかけて、めまいでその場にへたり込むリナリー。


ドクター「大丈夫ですか!?キミも顔が真っ青じゃないか」
ナース「その血… 頭を打ってるんじゃない?」
リナリー「な、なんでもな…ただの貧血…」




んなワケあるか(確かに貧血もあるだろうけども)。あんだけ思っきし打っといて、なんでもないとか言うもんじゃない。頭部打撲は命の危険もあるでしょ、おとなしく治療してもらいなさい。



突如黒い靴の発動が解け、足首の位置でリング状になった。
装備型ではないが、寄生型とも違う様子に戸惑うリナリー。

そんな彼女に、アレンの場所を尋ねる人物が…。




…これもハートフラグなんだろうか?
でも、寄生型とも装備型とも違うっていえばヘブラスカもそうだし、まだわからないよな。
個人的にはハートの適合者はアレンかヘブラスカ希望なんだが…。
クロスでもいいかな、そうそう破壊はされなさそうだし(笑)



ある方向を見つめ、ざわついている団員達。
その中に神田もいた。

視線の先には守化縷姿のタップと、彼を支えてボロボロ泣いているジョニー、リーバー、ヒゲを生やした研究員、ナース。
やがて神田は背を向けて立ち去り、入れ替わりにリナリーがやってくる。研究員達を見て、彼女もまたボロボロと涙を零す。




神田の反応がまた「らしい」というか。そして、めったに見られない表情。やはり何か思うところがあったのか。まわりのざわつきにも、何かあったかもしれない。
ざわつく団員達の台詞がまたなんというか。「あれが人間だなんて」「そんな…」「ひどい…」「うそだろ…」「人に見えるか…?」「でも…」「化物…」「じゃないとあんな風には…」
「人間」の反応だなぁ…けど化物言うな。



近づいてくる足音。


アレン「リナリ…?」


その足音をリナリーだと思ったアレンは、自分のことはいいから科学班の皆のところへ行くよう促す。


アレン「きみは…、僕より…教団生活(ここ)が長いから…、きっと…、だから…、はやく…」


目を閉じたまま、呟くように言うアレン。
近づいてきたのはリンクだった。


リンク「彼女なら行かせましたよ」
アレン「…ダレ?」
リンク「ハワード・リンクです」
アレン「ちんく…?」
リンク「医療班が手一杯だそうなので、私がキミを運びます」



そう言って、アレンを背負うリンク。


アレン「……、アリガトウ…」
リンク「仕事です




アレンはもう動けない様子。そりゃそうだろうな;
リンクは研究室でのアレンも見てたから、彼の状態もわかっているだろう。
…まぁぶっちゃけ言うと、アレン以外のメンツ(リナリーとかラビとかジョニーとかジョニーとかジョニーとか)が動けてるのが不思議なぐらいなんだが。

「君は僕より教団生活が長いから」ってのがなんか切ないな…。確かにそうだし、リナリーはコムイのこともあって科学班とは付き合いが長いから、彼らの死は辛いだろう。元々仲間を世界と思っている彼女だ。まして現場にいなかった彼女には彼らの状況がわからないから、余計に不安なはず。
だけど、この台詞はなんか…アレンのまず他人を優先する性格がよく表れてる…。アレンだって彼らの元へ行きたいはず。それでも、まず他人(リナリー)のことを心配する。そして一人ぽつんと…。
だからなんか余計にひざの上のティムが可愛くて(そこかよ

てか、ちんくってw
確かリボンの騎士に出てきた妖精がそんな名前だった気が(爆)

「仕事です」いい奴だ…なんかいい奴だよこいつ…。
とりあえず、療養中は尋問はナシで頼むぜチンク。(違



うっすらと目を開け、研究室にいた人達のことを尋ねるアレン。


リンク「全員無事でした、人間のほうは。守化縷にされたほうは助からないそうです。すでに何体か死んで砂になってます」


淡々と答えるリンク。


再び、タップを囲む一同。タップの隣には、砂と化した守化縷が数体。
泣きながらタップの名を呼び続けるジョニーと、寄り添うリーバー、ヒゲの研究員、リナリー。

その様子を沈痛な面持ちで見つめていたコムイは、団員に呼ばれ、タップ達に向かって深く一礼し去っていった。




淡々と事実を告げるリンクが、なんかいい。下手に気を使うでもなく、冷たく言い放つでもなく。

コムイ切ねぇ(ノД`)
そう、リナリーの時はさすがに冷静じゃなかったけど、本来はこうなんだよな、コムイって。辛い時でも、感情を殺して職務を果たす。例の、スーマンの裏切りで100名以上の犠牲者が出たときもそうだった。咎落ちしたスーマンのことで、リナリーと電話してた時も。



ジョニー「タップ、ぢぬな…。こんなんで死んじゃだめだ…っ。死ぬなよぅ、タップ…



タップの脳裏に浮かぶ、科学班での残業の日々。


リーバー「そこ~死ぬな起きろーっ」
ジョニー「死なしてください…」
タップ「もう動けねッす。残業ムリッス」


寝不足でぐったりしているジョニー、タップ。
同じく寝不足だが彼らを叱咤するリーバー。


タップ「オレこのまま眠れんなら一生目覚めなくていいやぁ…」
リーバー「起・き・ろ!」


そこにリナリーがコーヒーを持ってきて、天の助けとばかりに喜ぶ一同…。





タップ「…オレ、イマ生きられルナら、一生ザンギョでもいイ…やぁ…


在りし日を思いながら呟き、タップはとうとう砂と化した。
大声をあげ、砂に縋って号泣するジョニー。

守化縷にされた者達の運命を聞いたアレンもまた、リンクの背中で泣いていた。




タップ…!その姿のままでもいいのか?
切なすぎるよタップ。

…でも、ひとつ言いたい。他にも散った研究員はいる。向こうに連れて行かれた者もいる。タップタップ言ってないで、彼らのことも想ってやれ。いやまあタップが今散り行く最後の一人だから余計そうなるんだろうけども…。
ジョニー、こんなことは言いたかないが、君がタップを助けようとして無茶したから研究員が2人死んで、レベル4が生まれたんだぞ。そのタップが死んで相当ショックだろうから今は仕方ないけど、あとでちゃんと反省な。黙祷も。ま、リーバー達がやられた時やアレンに縋ってた時の様子から見て、本人もわかってるし反省もしてるんだろうけどな…。

てかちょっと待て。怪我慣れしてるエクソシストのリナリーはまだしも、進化する直前のレベル4に吹っ飛ばされた上に、進化後の超音波攻撃食らって、挙句大穴に落とされた研究員ズや、ルル=ベルに体のど真ん中ぶっ刺されてタップ守化縷に吹っ飛ばされて巨大アクマの目玉に潰されかけて超音波…(中略)…たはずのジョニー。アンタらよくタップにすがって泣いてる余裕あるな…;;



―すぐに幹部を集め、これからのことを話し合わねば。

クロス「また会議かめんどくさい…」
ルベリエ「伯爵は待ってくれない。我々の前には問題が山積みなのですよ」



ヘブラスカの間で話をしているクロスとルベリエ。


クロス「確かに内輪で揉めてる場合ではないか。ここはお互い協力していかんか長官」
ルベリエ「協力?」


―教えてやってもいい、「14番目」や「奏者」のこと。
そのかわりアレンと話をさせろ。



リンク、アレン、ティムキャンピーの後姿。




おぉぉおおわッ!!?14番目絡みの伏線、ついに回収か!?
つってもアレンは当分休まないといけないだろうから、次回はまだその話にはならないだろうな…でも次回も楽しみだ。
にしても「アレンと話をさせろ」ってことは、ルベリエに話すこととアレンに話すことは少し違うってことかな。アレンはマナの養子として育ってるわけだから、そりゃ話すことも少しは違うか。でもなんか、アレンのための申し出に聞こえてちょっとうれしい。

アレンがリンクの背中で泣いてる場面、リンクの表情は見えないけど、きっといつもと変わらない顔してるんだろうな…。ただ黙ってアレンを背負って歩く。いいな、この空気。

黙って立ち去る神田。一礼して自らの職務に戻るコムイ。傍に行くことすらかなわず、ただ遠く離れた場所で黙って泣くアレン。なんか皆切ない。



次回が楽しみです。さっきも書いたけど、たぶん次回はまだ14番目の話はさほど進まないだろう。でも楽しみだ。14番目の話、どんな形で語られるんだろう?過去話かな。師匠とマナの若い頃とか出てきたりするんだろうか。子アレンは出るよな、きっと。
師匠の若い頃想像図。

…毒抜きすぎた。

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2 コメント

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Unknown (ジュウ)
2008-08-19 13:01:06
You're welcome♪w
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Unknown ()
2008-08-19 08:21:22
Thank You
返信する

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