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花楸樹つづり

漫画の感想、日々の出来事など。
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D.Gray-man 第163夜「黒の教団壊滅事件シリアス」

2008-06-24 02:12:48 | D.Gray-man
再び→アゲイン→リターンズ→さぁ次は!…って、シリアスか…そうか… “クライマックス”とかもアリかな。





※ネタバレ注意なり。


見覚えのある小瓶が転がっていく。
どうやら、ジョニーがコムビタンDの瓶を落としてしまったらしい。
小瓶を追いかけるジョニーと、慌てる科学班一同。

が、小瓶を拾ったのは当時16歳のラビだった。

そう、時は2年前…タップやマービンも生きていた時の話。


ラビ「何してんさ?」
ジョニー「別に?」



慌てて小瓶を取り上げ、あからさまに不自然に誤魔化そうとするジョニー達。


「こんな遅くまで読書か?」
ラビ「じじいが明日までに記録しろって」
「そうか、任務明けなんだからムリするなよ」



マズイ相手に見られたと思いつつ適当に会話して去ろうとするが、これだけ挙動不審な彼らの様子に、ラビが食いつかないはずがなかった。


ラビ「チョイまち。何かオモロイことしてんだろ?」


にっこり微笑むラビ。




タップ…マービン…(´;ω;`)ウッ
てか2年前のジョニー髪型もっさもさwww
ラビはあんま変わらないな(笑)



リーバー「内緒だぞ!絶対誰にも言うなよ!」


彼らが隠そうとしていたのは、コムイの作り出した処分すらできない危険な薬品だった。
当然ながら薬の効果に興味を持つラビだったが、それ以上は教えてもらえない。

隠し場所に選んだのは、科学班の備品室。
こんなヒネリのないとこに?と訝るラビ。


ジョニー「ふっふっふっ、知らないんだぁラビ」
タップ「入団して2か月経つのに、ブックマンの跡継ぎたるものそんなことではいけませんなぁ~~」



この部屋には幽霊が出るらしい。
ここは昔実験室として使われていたのだが、実験中に人が死んだことがあり、以来ここで実験をすると事故が起こるようになった。そのため団員は誰も寄り付かなくなったらしい。


ジョニー「どーよ。隠し物するにゃピッタリだろ?」
タップ「あとは室長だけ気をつけてりゃいいしなーー」
ジョニー&タップ「オバケさまさま!」



楽しげに笑い飛ばす2人。
仕事上霊魂の存在を肯定してはいるが、でもまあそれだけなのだ。


ラビ「お前らなぁ…。祟られても知らねぇぞ?」


そしてそんな彼らを、備品棚の影からそっと窺う者がいた…




成る程、この時に危険物の存在を知ったわけですね、幽霊さん。

てか科学班のメンバーが幽霊信じてないんなら、他の連中も普通に入ってきてもおかしくないんじゃw

にしても…いかにもな怪談話とはいえ、実際に人死にが出てる話を笑い飛ばしちゃいかんよ諸君。



さぁどうする…? 室長


それから2年が経った今、その幽霊がリーバーを人質に取り、引越しの中断をコムイに迫っていた。が。


コムイ「だからね、無理だってば」


あっさりきっぱり断るコムイ。
引越しは自分よりずっと権力のある者達が決めてしまうことであり、自分のような中間管理職ではどうすることもできない。


コムイ「脅すならトップんとこ行きなさい、トップんとこ!」
…おまえ゛、部下の命がかっでんのにずごいハッキリ断るな…
コムイ「何言ってるんだ、このメガネの奥の涙が見えないのかい」
………
リーバー「もう黙ってください俺が泣きそうです」




哀れリーバー
(笑)
てか前回ラストの「ぴゅー」「ぎゃー」は完全に無かった事にされてるなwwww



短剣を捨てる幽霊。


い゛い…わがっでだ…。言っでみだだけだ…


あっけにとられるリーバー、コムイ。


出ていぐんだな…。わだじはもうずっどこの城がら出られない…
リナリー「!」
コムイ「この城で亡くなったのかい?」

もうじぶんの名前も忘れだ。ずっとずっとむがし、どつぜんごこにつれてごられで…、体をぐちゃぐちゃにざれだ
コムイ(使徒を作る実験。適合者の血筋の子か)



閉じ込められ、くる日もくる日も「実験」をされた。


さびしがった。そしてわだしは死んだ




あー…やっぱそう来ちゃったか。
この教団で地縛霊になるほど強い念を残して死ぬとしたら、その辺だろうとは思ったけど…。
さすが黒の教団壊滅事件“シリアス”。

タップやジョニーは「実験中に人が死んだらしい」ってのは知ってたけど、どんな実験かまでは知らなかったみたいだな。知ってたらさすがにあんな風には笑い飛ばせないだろう…。
ホントのこと知ったら、どんな気持ちになるんだろうな。
つってもタップはもう死んでるけどorz



リナリーを見つめ、話し続ける幽霊。


いいな…、おまえ゛もわだしと同じだったのに…。うらやまじい…。わだしにはおまえ゛のように、犠牲になっでぐれる人間はいながった…


「犠牲」という言葉にうつむくリナリー。
沈黙が流れる。


コムイ「もう、そういうのやめよう」


沈黙を破ったのはコムイだった。


コムイ「犠牲じゃない。一緒に生きるために助け合ってるんだ、ボクらは」


顔をあげるリナリー。
振り向き、妹に微笑みかけるコムイ。


コムイ「だよね?やっと言えた…」


リナリーは思わず涙ぐむ。




やっと言ってくれたかコムイ。
「犠牲じゃない」それを言ってほしかった。

襲撃事件の時のこの兄妹のやり取りで妙にやりきれない感じがしてたのは、リナリーが「兄に人生を捨てさせてしまった」「自分が兄を閉じ込めてしまった」って思ってたからなんだよな…。
コムイも妹がそう思っていることを感じてたから、「妹のために来たはずの自分が、彼女を縛る鎖になってしまった」って思ってたみたいだし。

それがあるから、兄妹なのに妙に他人みたいなところがあったんだろう。

やっと吹っ切れたかな、この2人も。よかった。


…ただ、少女が可哀相だけどな。
彼女はもう、誰かと共に生きるってのはできないから。



だが、そんな2人を見ていた幽霊は激昂。
取り憑いていたリーバーから離れ、リナリーの目の前へ。


じあわせ…? いいなぁいいなぁ。わだしだってなりだいなぁ。いいなぁいいなぁ、いいなぁ


リナリーの両頬を押さえ、顔を近づける幽霊。
リナリーの目から、光が消えていく。


リーバー&コムイ「おい!?何やって…」


だがその時、轟音と共に強い振動が。
どこかで激しい戦いが繰り広げられているようだ。


コムイ「いっいかん!!すっかり忘れてた…」




忘れるなよ(笑)


悲惨な死に方した話をしたとこなのに、目の前であんな兄妹愛見せつけられちゃあな。まぁ怒るわな。

非適合者にもかかわらず、無理やり連れて来られた。実験台にされ、非業の死を遂げた。支えになってくれる人すらいなかった。その死は闇に葬られ、今ではただの怪談話としてしか残っていない。

コムイが来る前のリナリーの姿は、適合者と非適合者という違いこそあれ、自分と重なって見えただろう。

だが、彼女にはコムイがいた。彼が来てから教団は変わっていった。以前のような非道な実験は廃止され、エクソシスト達の扱いも以前ほど酷くはなくなった。
彼女もきっと、この頃はこんな騒ぎを起こすつもりはなかったのだろう。ただ、自分の頃にはなかった僅かな平穏を羨んでいただけ。

だが、教団はこの城の廃棄を決めた。
教団にいた人間は皆、出て行ってしまう。
自分が死んだことも、自分のように連れて来られて死んだ他の者も、闇に葬られたまま忘れられてしまう。まるで、存在しなかったかのように…。

薄れてきていた(かも知れない)行き場の無い恨みや鬱憤が、それで再び頭を擡げてきたのだろう。そして、自分と重ねていたリナリーは、コムイという心から支え合える兄がいる。自分には生涯与えられることのなかった“幸せ”を見せ付けられ、耐えられなくなったのだ。


もうちょっと少女の気持ちを気遣ってやってもよかったよな、コムイ。
まぁ、この場でしか言えなかったことかも知れないけどさ。コムイがリナリーのために教団に来たことと、リナリーがコムイのためにエクソシストになったことについて、2人でちゃんと話をしたことが無かったんじゃないかと思う。
この少女の言葉で、やっとそのきっかけが掴めたんだろう。

ぶっちゃけ、少女がこのやり取りに胸を打たれて成仏しといてくれた方が話も進むんだが(爆)



轟音の正体は、ゾンビソカロのイノセンスによる攻撃音だった。
その攻撃によってできた穴に、アレン、神田、ラビが倒れこんでいる。無事なのは間一髪で攻撃を逃れたコムリンEXと、アレンが庇ったジョニーだけ。

神田にはティエドール元帥、ラビにはブックマン、そしてアレンにはソカロが迫る。


ラビ「ヤダくんなっ、やめろパンダ!!」


必死の抵抗もむなしく噛まれてしまう神田、ラビ。
ジョニーはコムリンに助けを求めるが、コムリンは死んだフリ。

そしてついにアレンも噛まれてしまう。


アレン「今度こそダメみたいだ…、ジョニーごめん…」


1度目の感染には何とか耐えたアレンも、2度目は耐え切れそうになかった。


ジョニー「何言ってんだよぅ…。オレだって科学班の一員なのに、アレン達を助けてやれなかった。頑張ろうって思ったんだ…。タップ達の分もっ、みんなを助けようって…、仲間を…」


アレンとジョニーを囲み、迫ってくるゾンビ達。そして…

ガブッ




「ヤダくんな」吹いたww本気で怯えてらw
まぁ今のブックマンはウサ耳ネコ語ゾンビだからな。
そりゃあんなのに迫られたら怖いわ…。
つーか頭に噛み付くあたり野獣だな(爆)

ティエ元帥が子どもを襲ってる変態さんにしか見えません。(おい
てか相変わらず落ちない頭の手拭いは何なんだ(笑)

ソカロ元帥、凄い噛み方だな…あれ鎖骨のちょっと下辺りか?
噛みにくそう… てかそのまま食われそうな勢いだ。

噛まれた後ジョニーに抱きかかえられるコマのアレン、「ムヒョとロージーの~」によく出てくる霊とか使者とかに雰囲気似てる。
というか、この構図は一体何なんだww
マトリックスの最終作で倒れたトリニティを手探りで探すネオ…
いや違うな。

あれだ。
歴史を覆す重大発見になるかも知れない遺跡が発見された。
学者達と彼らをガードする傭兵達で調査隊が組まれ、調査が開始される。だが、遺跡に仕掛けられていた罠や謎の古代生物、更には世紀の発見の手柄を横取りしたい組織の刺客によって、彼らは次々と命を落としていく。
残ったのは主人公である新米科学者のジョニーと、若き傭兵アレン、ラビ、神田だけ。それでも彼らは遺跡の奥に向かって進んでいたが、刺客に追い詰められ、ついにアレン、ラビ、神田も倒れてしまう。
「今度こそダメみたいだ…ジョニーごめん…」
瀕死の親友を抱きかかえ、すすり泣くジョニー。
「何言ってんだよぅ…。オレだって調査隊の一員なのに、足引っ張ってばっかりで…。頑張ろうって思ったんだ…。タップ達の分も、最後まで調査しようって…この遺跡を…」

ジョニーに迫る刺客。このまま調査隊は全滅してしまうのか…!?


…何やってんだ自分。

えーと、最後の「ガブッ」は噛まれたところまでは描かれてなかったわけですが…。実際のところ、どうなったんでしょうね?
①ばっちり噛まれましたヨ☆
 幽霊が思い直したとしても、クロスが帰ってくるまで収拾付けるのは難しそうですね、これだと。
②噛まれたけど感染しなかった
 ジョニーから抗体作れる?!
③噛まれたしゾンビ化もしたけど他の誰かが無事だった
 他の面子は、噛まれたけどゾンビ化する描写はまだなんだよね。
 ひょっとしたら誰かが生き残ってるかも。
④コムリンが勇気を奮って助けに
 …どうだかなぁ(笑)
⑤ティムが復活して助けに
 ティム、潰れてたんだよな(笑)
 粉々になっても再生できるし、たぶん感染もしないだろうし…。
 ガブッて音もひょっとしたらティムがゾンビに噛み付いた音だったり…ナイか(笑)
⑥ジョニー覚醒(イノセンス適合)
 それはイヤァァァ(笑)
 ジョニーには普通の人間でいてほしいからな…。
 いやチャオジーも普通の人間でいてほしかったけど。
⑦クロス登場
 おいしいところを持ってく人ですからw
 でも今帰ってくるには早すぎるかな…。
 出てく時に「荷物整理頑張れ」とか言ってたぐらいだから、
 まだそんなに時間経ってないだろうし。

ジョニーは襲撃事件の時も、やられたと思ったら他の人達だったりしたからなぁ…。



だれもごの城がら出すもんか…


そう呟いたのは、少女の霊に取り憑かれたリナリーだった。


おまえ゛らはゴムビタンDに侵ざれて、ずっどわだしと暮らすんだ。ヒヒヒヒヒ




どうやってしゃべってるんですか幽霊さん。

リナリーは今ネコ語ですよ。

リーバーの時は体を操ってるだけで声は霊体から出してたみたいだけど、リナリーは表情まで変わっているので、間違いなくリナリーの口からしゃべっているはず。

てか取り憑かれたリナリーが妙に色っp(こらww


退魔の剣で…とか言っても、肝心のアレンがダウンしちゃったみたいだしなぁ。
やっぱここはクロスとルベリエに帰ってきてもらうか?
それかヘブラスカに何とかしてもらうとか…無理?

何にせよ、何かの形で救われて、成仏できるといいな…。





ついでに他

<BLEACH>
過去編の語り手はアナタでしたか。
あれ 喜助の追放理由、藍染が前言ってたのと違うな。
まぁ藍染の言うことを信用する理由もないが(笑)
「ホンマ世話になったもんやで 喜助には」
これが皮肉なのか本心なのかちょっと気になる。
まぁたぶん本心だろうとは思うけど。
…あれ、一護父まだ?

<NARUTO>
ナルト~八つ当たりすんなよ…。
君が自来也なら止められても行くでしょ。
…そういや前回サスケが「対象は上層部」とか言ってたな。
綱手も対象?(((゜□゜;)))

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