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セトリングの実態!

2014-02-04 10:28:54 | 現場レポート

こんにちは


今日はログハウスの少しマニアックなネタです!


ログハウスファンの方は必ず知っている用語に「セトリング」という言葉があります。

この現象はログハウスが完成してから、横積みしている木の乾燥収縮が原因で起こる現象で、簡単に言うと建物の高さが少しずつ下がっていきます。

植物でも人間でも成長すると大概のものは背が大きくなりますが、ログハウスは完成後約3年間ぐらいは背が縮みながら成長していきます

その証がこれです!

これはログの1段目から最上段まで貫通しているボルトですが、そのいちばん底の部分にナットが付いています。

完成時はこのナットはカチカチに絞められ、木の底面と座金の隙間はありませんでしたが、完成後約半年で3ミリぐらいの隙間ができていました。

これは、ログハウス自体が全体で3ミリ下がったという証です。

このように少しずつ下がり最終的には3~5センチぐらい下がります。


この日は大工さんに全個所増し絞めしてもらいました。


もちろん工具さえあれば誰でも絞めれます



当社H.P http://www.superlog8.com/

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