部員数13人。内2人は中学から、GK二人は元々フィールドプレーヤー。
今年のチームは、能力や選手層、どれをとっても厳しいチームである事は十分に分かっていました。
それでも勝つ事の喜びを分かってもらいたく、綿密に作戦を立て、幾度となく頭の中でシュミレーションをし、新人戦を迎えました。
しかし、できないのではなく、やろうという気持ちが足りずに予選敗退を喫しました。
「勝ちたいという気持ちが足りないから試合後もヘラヘラしてられる。予選で負けて何とも思わないのか。皆が先生を信用してついてこないなら、俺はもう練習をみない。」
新人戦が終わった後、はっきり皆にそう言いました。
新人戦が予選敗退に終わり、その負け方・やられ方全てが想定内で事前にミーティングしていた事であり、予選敗退が決まったその時でさえ、皆に“それらしき表情”はありませんでした。
「南部大会次第ですね」
試合後のミーティングで松本先生とそう話しました。
「これで南部大会で同じ事を繰り返したら、もう皆に自分らで好きに練習させときましょう。」
・・・・・・・・・・・
そしてその南部大会で準優勝しました。
しかも準決・決勝のダブルヘッダーは11人の交代なしで、しかも1年8人、2年3人(うち一人はGKをフィールドで)という、どう考えても決勝まで進む事は考えられないような状態でした。
それでも皆は練習から徹底した事を実践し、堂々の準優勝を果たしました。去年のような豊富な戦力で“準優勝に終わった”のとわけが違います。
やれば出来るんです。
そして厳しいですが、皆がやってる事に間違いはなかった。
まさに少数精鋭という言葉を地でいくような大会でした。
これを弾みに春季大会に向けて更にレベルアップしていきたいと思います。
※ブログの更新を気にかけて下さった皆様、コメント等有難うございました。