人生において「チャンス」とはそう何回も与えられるものではないし、転がっているものではありません。
しかし、平等に与えられていると思います。
部活動においてもそう。
11人以上のメンバーがいれば、必ず「レギュラー争い」が生じます。そこで本気にチャンスをものにするには、日頃からの準備と何がなんでもそのチャンスをものにしてやろう、という強い気持ちだと思います。
今、その「姿勢」が失われつつあります。
本校のサッカー部が全盛期で100人近くいた時、それは常でした。僕自身も例外ではありませんでした。
人より早く練習に参加し、人より遅くまで残り練習する。練習を休まない事は当然のこと。こういった努力を続けたものです。
その激しい切磋琢磨が生み出したチームは、メンバーは精選され、やがて、県を代表し、全国へ。
また、個人でも、サッカーを生かして、進学、就職と、進路を切り拓く者も多くでてきました。
これが良き時代の伝統でありました。
今、部活動を通して学んでほしいこと、付けてほしい力、それは「目標を立ててそれにがむしゃらに取り組む姿勢」です。
この姿勢・力を学生時代に培っておけば、社会の荒波のまれることなく、強い芯をもって立ち向かえるはずです。
逆に何となしに取り組み、惰性で生活してしまえば、それなりの人生しか待っていません。
さー、今しか出来ないことを全力で!!!