emitanの心にうつりゆくもの

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ST 赤と白の捜査ファイル 第9話

2014-09-11 21:07:08 | 2014夏ドラマ
第9話 「いよいよ大詰め シリーズ最大の難事件にST絶体絶命・モモタロウの謎を解け!」

STのキャップ・百合根友久(岡田将生)は、STでの難事件解決の功績が認められて警察庁刑事局特殊犯罪対策室の室長に抜擢され、異動する一週間までの間に管理官・池田草介(林遣都)に引き継ぎを行うように理事官・松戸紫織(瀬戸朝香)から言われる。
その場に同席していたSTメンバー・赤城左門(藤原竜也)は、動揺しながらも「おめでとうキャップ。実にめでたい。素晴らしい」と声を掛ける。
赤城が三枝俊郎(渡部篤郎)のカフェに行くと、三枝は店を畳むことにしたとして「永遠に続く日常を求めていたんですがね」と話し、赤城は「俺もさっき同じことを思いました」と話す。
赤城はSTメンバーの黒崎勇治(窪田正孝)を呼び出し、子供の頃に同じクラスだった知り合いの話だと前置きした上で「その知り合いにはとても仲の良い友達がいた。しかし友達は引っ越し、転校することになってしまった。お別れの時だ、知り合いは友達とどう接していいのか分からず、無視をしてしまった。二人は何の会話もしないまま、引っ越しの日を迎え、以来そのまま二度と会う事もなかった。引っ越しの前に絶交することで、後になって訪れるであろう喪失感を和らげたわけだ。どうだ?この決断は間違ってなかったと思うか?」と尋ねると、黒崎は「赤城さんの決断は間違ってない」と話す。
葛飾区で背中にモモタロウと引っかき傷をつけられた高校教師・倉知久則の遺体が発見され、現場写真を見た赤城は次の事件は川越で起こると考える。
川越で背中にモモタロウと引っかき傷をつけられた会社社長・泉田マチ子の遺体が発見され、赤城は捜査員たちに「この辺りにはこの場にそぐわぬ不自然なものが一つ放置されている。それを今から見つけろ」と命じ、第3の犯行が柏で行われると考え、柏へ急行する。
柏では、背中にモモタロウと引っかき傷をつけられた作家・畑山録太郎の遺体が発見され、赤城は3件の事件は犯人が違っており、一つの思想でまとまったグループによる組織的犯行であると考える。
その頃、千代田区のスポーツクラブに銃を持った男(眞島秀和)が20人の人質を取って立てこもり、赤城を5分以内に来させるよう要求する。
しかし赤城は柏にいて5分では向かえないため、STメンバー・青山翔(志田未来)にその現場を任せ、青山は池田に赤城に成りすましてスポーツクラブに入るように言う。
男は薬物を飲んでいて興奮状態にあり、スポーツクラブ内に入った池田はイヤホンからの青山の指示の元で男に話しかけると、男は5,000万円とヘリコプターを用意するよう要求する。
青山は想定外の事態に動揺して混乱して指示が出せなくなるが、男が首から下げている結婚指輪を見た池田は、男が家族絡みの事で悩んでいると察知して、自分が半年前に離婚したこと、幼馴染だったが仕事仕事で愛想を尽かされたこと、若くして管理官になり出世することが生きがいだったが、つい先日同期に抜かれて「ちゃんと結婚生活を続けるべきだった」と後悔していることを話すと、男は「子供はいたのか?(いないと聞いて)それは良かったな」と話す。
男の身元が氷川涼介と分かり、覚せい剤所持で服役中に妻と離婚をして、息子・涼太が行方不明になって杉並警察署に捜索願が出されていることが分かる。
そんな中、人質の中の一人の女性が隙を見て逃げ出そうとしたため、氷川は女性に向かって発砲し、女性は足から血を流す。
池田は止血をするが、その時にポケットから身分証明書が落ちてしまい、自分が赤城ではないことが氷川にバレてしまう。
松戸は突入の指示をし、突入した警官隊の銃弾が氷川を庇う池田の肩に当たり、池田は救急搬送されて氷川は逮捕される。
病院で松戸は青山に「駆け引きやハッタリでは人は動かせない。彼はそれを分かっている。立派な捜査官よ。あなたたちに足りない部分を補ってくれる」と話す。
目を覚ました池田に青山が声を掛けると、池田は「『池田さん』か。初めて名前で呼ばれた。やっとアンタらの視界に入れた訳だ」と笑い、青山は「そうだね。良い働きっぷりだったよ、池田さん」と笑い、池田は「これからも頼むな」と言って拳を出し、二人は拳を合わせる。
その頃、警視庁内で黒崎が山吹才蔵(三宅弘城)に「やっぱりそんなのオカシイ!いくら父親が犯罪者になったからって、息子さんを死んだことにして会わせないなんて、どうかしてる!父親が刑務所に入ったところで、いつか絶対にバレる。だったら今のうちに真実を伝えた方がいい!父親のためにも母親のためにも息子さんのためにもだ!」と怒りながら話していると、三枝が入ってきて「黒崎君はとてもピュアだ。実に正しい。ですがこれからは、こう覚えておいてください。警察の仕事には、絶対に踏み越えてはいけない境界線があります。警察官のやれることには限界があるんです、とても悲しい事にね。その母親がどんな決断しようが、それを警察がとやかく言えることではないのですよ」と声を掛ける。
そして三枝は「赤城君が欲しがっていたチケットが手に入りました」と言って水族館のチケットを置いて去っていく。
百合根は松戸に呼び出され、事件のあったスポーツクラブで別人のIDで入っていた人質がおり、その人が拾ったというスポーツクラブのIDブレスレットの持ち主・小金井誠は3日前から失踪していて捜索願が出されているため、百合根にブレスレットが落ちていた現場を見てくるよう命じる。
その場所の地面には五芒星が書かれており、赤城が追っている3件の失踪事件の現場にも同じものが書かれていた。
赤城は三枝が置いていったチケットを持って水族館へ行くと、そこには三枝がいて「お話がしたかったんです。謎は解けましたか?例のモモタロウの」と赤城に尋ねる。
赤城は「モモタロウ事件の謎については全て解けました。一連の殺人事件の被害者は3人とも少なからず有名な人達でした。ネットで見かけた『初めましてじゃない顔』ばかりです」と言って、第一被害者・倉知は生徒を体罰で死なせたことがあること、第二被害者・泉田は詐欺まがいで商品を売りつけて訴えられたことがあること、第三被害者・畑山は時効成立後に殺人犯だったという告発本を出して大儲けをしていることを話し、「いずれも世間的には悪人だと思われている連中です。犯人グループは正義の味方を気取り、世間的に悪人だとされる人物を罰しています。桃太郎の鬼退治です。警察の仕事には絶対に踏み越えてはいけない境界線がある。警察官のやれることには限界がある」と話す。
それを聞いた三枝は「良かった。その事についてもしっかり伝わっていたようです」と話し、赤城が「鬼退治をしているのは三枝さんのグループですか?三枝さんが警察を辞めたのは、警察の限界に絶望したから。だから犯人グループに加わった」と尋ねると、三枝は「ええ、その通りです。彼らが次に殺すのは百合根君、もしくは赤城君です。さて、いったい彼らはどちらを殺すでしょう?」と話す。
赤城が「そんなものは簡単です。奴らが殺したいのは俺です。キャップが悪人であるはずがない。だが、俺は恨みを買いやすい悪人です。それに俺が消えれば、奴らは自由に人殺しができる。正義の殺人を続けるためには、俺のような天才が邪魔なんです」と話すと、三枝は笑いながら「あの赤城左門が、そんな短絡的な答えを出すとは。失望させないでくださいね。力ずくで止めますか?力ずくで答えを求めますか?そんなことは君のプライドが許さない。君は謎を解きたい自分に嘘をつけない。証拠を捏造してまで謎を解くような人間を、赤城君は絶対に許せない。私はそういう所に賭けたんです。次にお会いする時には、素晴らしい謎解きを見せてもらえると信じていますよ」と言って去っていき・・・


というような内容でした。

最終回の1話前ということで、色んなことが詰まっていたので、どれから書けばいい事やら(笑)
特に終盤が怒涛の展開でしたね・・・
「黒崎が珍しくたくさんしゃべった!しかも怒ってる!!」と喜んでいたら、
「なぜ警視庁内に三枝さんが入ってきているの??」とビックリし、
「赤城さんが水族館!?」と少し動揺し、
最後には三枝の「次に殺すのは百合根君、もしくは赤城君です」発言!!

三枝の言う「証拠を捏造してまで謎を解くような人間」ってのは、どういうことなのだろう?
まさかキャップ・百合根のこと!?
百合根が狙われる理由が分からないのだけど・・・(赤城が狙われる理由は分かるのだけどw)
今のところ私は全く先が読めません。
「続きは映画で!」にはしないでもらいたいけど、どうなるかな?

その映画の宣伝CMでは、赤城の心の声が画面テロップになっていましたね。
「あ゛~、早゛く゛見゛た゛い゛。」
画面テロップまで、全文字濁点付き(笑)
ほんと、赤城のうめき声は濁点を付けたくなりますよね~。
来週、会心の「あ゛~!謎゛が解゛け゛て゛し゛ま゛っ゛た゛~!!」を聞くことができたらいいなぁ~。

赤城は百合根と別れるのが寂しくて、喪失感を和らげるために今から無視をしているという事を、転校生に例えて黒崎に話していましたが・・・。
私は小学生時代に転校を2回経験したから百合根側の立場で考えてしまうのだけど、そういう理由で無視されるのはすごく寂しいなぁ
まぁ、どんなに別れを惜しんでも別れる日はやってくるのだから、先を見据えて新たな関係性の方を重視しようというのも分からないでもないけど・・・
そして、「キャップ」呼びじゃなくて「ミスター」と呼ぶなんて
この事件が終わったら、百合根の出番はもうないのかな!?
そこら辺も来週どこまで描くのかが気になります。

ガッキー君って190cmもあるのですね~。

他にも連ドラを観ているので、
石黒賢さんの登場を観ては「あれっ?この前『HERO』で特捜部の検事役をしてたなぁ~」とか、
「悪人」「詐欺」という言葉を聞いては「『ペテロの葬列』で悪人を晒し者にしたのと同じ話?」と思ったりとか、
三枝の「失望させないで」という言葉を聞いては「『信長のシェフ』で武田信玄役をしていた嶋政信さんがよく息子役の賀来君にこの言葉を言ってたなぁ」とか、
少し雑念が入ってしまいました

三枝が、思いのほか多くの殺人に関わっているようでビックリしたのですが、キチンとそれなりの理由があって、それなりの結末になることを切に願っています!
←web拍手です。
※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
※公式HP(こちら

更新が遅れている中で、まず昨日観た「ST」の感想から書きました。
明日は「ペテロの葬列」から書くかもしれません。
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2 コメント

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こんばんわ~ (きこり)
2014-09-11 23:40:08
お疲れ様でした~(=´ー`)ノ 
ホントに今回は盛りだくさんでしたよね~
一番注目したのは、やはり黒崎のセリフが多かったこと(笑
それにあの温厚な黒崎が怒った(笑
>三枝の言う「証拠を捏造してまで謎を解くような人間」ってのは、どういうことなのだろう?
私も意味がわかりませんでした。
警察内部全体のことを言っているのか、特定の人物のことを言っているのか・・・
もし百合根がそうだったら、大どんでん返しですよね~
いきなりのダーティ化・・・ま、それはそれで楽しみですが、シーズン2なしってことになっちゃうかな~
>キチンとそれなりの理由があって、それなりの結末になることを切に願っています!
そうですよね。よくある動機と結末じゃなくて、STらしい、でも納得がいく結末であって欲しいです。

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>きこりさんへ (emi)
2014-09-12 14:13:41
きこりさん、コメントありがとうございます!
「ペテロの葬列」はリアルタイムで観ていたのですが(次回は10時10分から 笑)、なかなかPCに向かうことができず、まずSTから書いてしまいました~。

>あの温厚な黒崎が怒った(笑
私もびっくりでした!
あんなに大声が出るとは!!
(窪田君は大声は出せるのですけどね~)
でも、それに喜んでいるのもつかの間で、三枝のイメージ変更にビックリの終盤でした。

>もし百合根がそうだったら、大どんでん返しですよね~
ホント、そうですよね。
「百合根が悪人」だとは全く思えないので、命を狙われるようには見えないし、「証拠を捏造してまで謎を解くような人間」にも当てはまらないと思うので、どういうこと!?とオロオロしてしまいました。
来週、大どんでん返しでブラックキャップが暴かれるのかどうなのか(それも観たいけど 笑)
でも映画化(シーズン2?)もありますからね~。

きこりさんのおっしゃるとおり
>STらしい、でも納得がいく結末であって欲しい
私も願っています!!
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