emitanの心にうつりゆくもの

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ST 赤と白の捜査ファイル 第2話

2014-07-24 20:14:14 | 2014夏ドラマ
第2話 「相棒刑事が卑劣な犯罪を追う!大好評の新バディが今夜も難事件をズバリ解決!」

3か月前から突然通行人が殴り倒される事件が続発し、犯人は「スデナグリ」というハンドルネームで犯行の一部を動画サイトにアップしていた。
捜査一課ではなかなか犯人を捕まえることができないため、警部・百合根友久(岡田将生)は理事官・松戸紫織(瀬戸朝香)からSTも捜査に加わるように言われる。
そんな中、山田修という男性が殺され、スデナグリの犯行かと思われたが、STのメンバーで法医学のスペシャリスト・赤城左門(藤原竜也)は遺体の状況からスデナグリの犯行ではなく別の場所で殴打で殺害された後に路上に運ばれたと見抜く。
STのメンバーでプロファイラー・青山翔(志田未来)は、スデナグリは中野に居住もしくは学校や職場が中野にある20代男性とし、次の犯行時刻と場所を予想して警部補・菊川吾郎(田中哲司)と刑事・筒井桃子(柴本幸)に伝える。
菊川が「その計算、絶対に当たっているんだろうな?」と尋ねると、青山は「僕を馬鹿にするって事は、プロファイリングの研究を重ねてきた先人たちを馬鹿にするって事になる」と言い放つため、菊川と筒井は予想地点へ張り込みに行く。
山田は3年間両親に嘘をついて別の仕事に就いていたため、現在どんな仕事をしていたかが分からず、赤城は部屋の状況からアパートから走って30分の場所で仕事をしていたと推測する。
赤城は、百合根に30分(+α)走らせ、その周辺を聞き込みするように言って帰っていき、山田の遺体から悪性黒色腫の疑いのある肉片を採取して病理に回す。
百合根は、山田が仕事の拠点としていたマンションを見つけ、赤城を呼び出し、管理人(中山仁)に部屋の中を見せてもらう。
その部屋は、ライトノベル作家・広塚章太(ペンネームは大畑アキオ/忍成修吾)の所有物となっており、室内には血の痕が残っており、机の配置などから山田は広塚のゴーストライターとして大畑アキオの作品を書いていたと推測する。
青山は、広塚がインターネットの投稿サイトで山田と知り合ってゴーストライターを頼み、コンビ解消を山田から言われた広塚が山田を殺害したこと、広塚は小さい時に小説を書くと言って家を出て行った父を想い、父の名前を自分のペンネームにして父と同じ小説家になって父親を探しているファザコンであるとプロファイリングする。
しかし、広塚から事情聴取をした赤城は、広塚の顔色を見て広塚が犯人ではないと判断する。
そんな中、張り込みを行っていた菊川と筒井がスデナグリに遭遇するが、犯人は複数いて、菊川は多数の殴打を受けて重傷を負って意識不明となる。
青山はスデナグリが複数いたことに信じられずにいるが、筒井から「集団で一つの人格を形成しているってことはありえない?」と聞かれると、青山は「…ごくまれになら」と口ごもり、筒井は「大丈夫、誰だってミスはする。今回の事件はST抜きでやることになりました」と告げて去っていく。
赤城は青山を呼び出して「お前はもう一つミスを犯している。山田修を殺したのは広塚ではない。お前の分析は間違っている。愚か者!スデナグリの件もそうだ、複数犯である可能性を無視し、単独犯と決めつけていた。愚か者!反論がないなら、とっとと帰ってプロファイリングを見直せ」と言って去っていく。
青山は、同じSTメンバーの結城翠(芦名星)と山吹才蔵(三宅弘城)からの助言により、新たなプロファイリングづくりに力を注ぎ、大畑アキオには3人目がいること、3人目が広塚を守るために山田を殺したこと、3人目は広塚の父親であると推定し、更にスデナグリの新たな犯行日時と場所を推定する。
青山のプロファイリング情報を聞いた筒井は、その場所に急行し、現れた複数犯のスデナグリをSTメンバー・黒崎勇治(窪田正孝)と共に取り押さえて逮捕する。
病理に回した山田から採取した肉片は末期の皮膚がん患者のものと推定され、赤城は真夏でもよく手袋をはめている管理人・大畑章夫が3人目であると推定し、大畑章夫から事情を聴く。
大畑章夫は犯行を認め、広塚は管理人が生き別れた父親であることと末期がんであることを初めて知り、二人は警察の廊下で会い、大畑章夫は広塚に「これからは自分の名前で書くんだぞ」と声を掛け、二人は涙を流しながら抱き合う。
退院する菊川に青山がプロファイリングについて謝罪すると、菊川は「助かったよ。犯行場所をお前がピタリと当ててくれたおかげで、犯人を全員逮捕できた。この調子でまた頼むな!」と笑顔で話す。
筒井は、こっそり菊川の見舞いに来た赤城が置いていったガッキー君を百合根に渡して「仲間のミスは自分のミス。どこが一匹狼なのかね」と話す。
百合根は、そのガッキー君を赤城に「どこが一匹狼なんですかね?」と言いながら笑顔で渡して・・・

というような内容でした。

先週のようにSTメンバー全員が多く出てくる展開ではなく、青山にフォーカスを当てた回だったけど、逆に観やすくなって良かったです。
私のイチオシの黒崎の出番がチョロっとだったのは少し残念でしたが、これは個人的な好みの問題なので
黒崎、短かったけどカッコ良かった!
でも、筒井が止めなかったら歯止めがきかない所までやっつけちゃったのかな

青山のプロファイリングで重傷を負った菊川だったけど、ああして青山に声を掛けてくれて・・・
能力は認めているって事なのでしょうね(奥様の浮気捜査とか
理事官・松戸には嫌われているSTだけど、菊川や筒井や管理官・池田草介(林遣都)は(警戒はしているけど)STの味方のようなので、その面でも観やすいなと思っています

事件自体は、2つの事件が並行して描かれていて、1つは少し前に話題になったゴーストライター問題も絡んでいましたが・・・
「小説とは、つまりウソ。ウソは人間の本性が一番出やすい。つまり小説の内容というのは、書いた人そのものが確実に投影されている、心理分析の格好の材料」
というのは、そういうものなのですかね~?(笑)
私、小学3年生の時に複数の短編物語を書いていたことがあるのですが、必ず最後に登場人物が死んでいて・・・
まぁそれは、どういうオチにしたらよいのかまでは考えが至らなくて、単純にいつも同じオチにしていたってだけだったんじゃないかな、と思いますが(小学3年生ですし 笑)

他にも「ふーーーん」と思うプロファイリング情報&心理分析がたくさんあったので、メモ
☆連続犯は、犯行に慣れる前の最初の犯行は土地勘のある場所を選ぶ。
☆地理的プロファイリングは統計学で、事件が起きれば起きるほど精度は高くなる。
☆本当のことを言っていない時に口元を隠す


あと、興味深かったのは・・・
「○」を手書きする時、ほとんどの人に割れ目ができるためプロファイリングができ、
・割れ目が下にできる人→ナルシスト。自己中心的だがそれを巧妙に隠しており、周りには好人物に見えていることが多い。主従関係では主になりやすく、正義は自分の中にあるタイプ。
・割れ目が左にできる人→ネガティブ。自分に自信が無く、周りからも暗い人間と思われがち。主従関係では従になりやすく、正義は社会通念の中にあるタイプ。

 ↓
私は「割れ目が下にできる人」で、ダンナは「左にできる人」だったのですが
何となくそんな気がしていました(爆)
ダンナには、丸を書かせただけで詳細は明かしませんでした(ドラマは観ていなかったので

百合根は「ゆとり世代」なのですね。
「昔のエライ人に言ってください!僕たちは好きでゆとってきた訳じゃありませんから!」
確かに、その通り!
最後に、ガッキー君を赤城に渡した時の満面の笑顔、ムカつくくらい良い笑顔でしたね!(←褒めてます!!)
今回もなかなかいい感じでした

赤城の
「一匹狼は気配を消す」とか、「自分と同じくワガママな青山にムカついている」とか、細かい所にも笑えました
あとは先週に引き続き、事件解決するとかなり残念がったり(←これには意味があるそうですね)。
今回は「怪物」ではなく、「かなり冷静だけどめんどくさい奴」というように見えました。
これから怪物化することが出てくるのかもしれないけど、どうか百合根との凸凹コンビで良い方向に向いていきますように!!

今週も楽しかったです♪
←web拍手です。
※これまでの感想
 第1話
※公式HP(こちら
_______________________

火曜9時の「あすなろ三三七拍子」第2話が、結構面白くて、急にハマってきました!
視聴率はアレですが、何となく良い感じですよ♪

火曜10時の「東京スカーレット」は第2話にて脱落しようと思っています…。
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2 コメント

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おはようございます~ (きこり)
2014-07-25 06:33:43
ホント、見やすかったですよね~
>でも、筒井が止めなかったら歯止めがきかない所までやっつけちゃったのかな
かっちょ良かったけど、そういう危うい面を隠しもっているてことでしょうか。黒崎の回では彼の過去が描かれるのかもしれませんね。楽しみ~♪
>池田草介(林遣都)は(警戒はしているけど)STの味方のようなので、その面でも観やすいなと思っています
出世のために松戸に従ってはいるみたいですが、
百合根にアドバイスもしているし、実は心配してくれているような・・
今回ラノベを読んでいるという趣味がわかって、親しみがわきました(笑
>私は「割れ目が下にできる人」で、ダンナは「左にできる人」だったのですが
ヾ(@^▽^@)ノわはは 思いつかなかった~!
私も書かせてみよ~
私は下と左の中間ぐらいだと思います。
>「自分と同じくワガママな青山にムカついている」とか、細かい所にも笑えました
このドラマセリフがいいですよね~
で、赤城と百合根との会話とか全部書きたくなってしまいます。
青山にわがままって、アンタがいうかい?って感じですよね~(笑
>「怪物」ではなく、「かなり冷静だけどめんどくさい奴」というように見えました。
そうそう!(*^m^*) いずれ赤城がどうしようもなく怪物化してしまう回もあるのかもしれませんが、STの仲間や捜一が支えてくれるかもしれないですよね。
いや~暑いですよね。
本州と違って朝と夜は涼しいからほっとしますが・・・
昼間は外に出たくないです(笑
emiさん、夏バテしないように滋養のあるものを摂ってくださいね~
返信する
>きこりさんへ (emi)
2014-07-25 14:01:43
きこりさん、コメントありがとうございます!

青山のように黒崎の過去も描かれそうですよね~。
黒崎の回、楽しみです!(←勝手にあると決めつけているw)

>百合根にアドバイスもしているし、実は心配してくれているような・・
なにげに池田の存在も大きいですよね~。
STのメンバーに流されがちで天然wな百合根を、要所要所で引き締めてくれていると思います。
赤城がどう怪物化するのかは分からないけど、きっと寸前のところでみんなが守ってくれるはず!!

>このドラマセリフがいいですよね~
うんうん、セリフもいいし、テンポもいいので、本当に楽しいです。
そして各キャラクターがしっかりとしているから、どれも愛らしく思えます(松戸以外 笑)

いやぁ~、ホント暑いですよね!
でも、私はそんな中で更にバドミントンをして滝のような汗をかいていますよ~。
取りあえず水分と食事はしっかりとるようにしているので、体重は現状維持です(^_^;)←本当は減ってほしい
今年の北海道は、朝晩が涼しいのがまだ助かりますよね(数年前は朝晩も気温が下がらなかったことがあったような)。
きこりさんも、体調にくれぐれもお気をつけてくださいね!
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