emitanの心にうつりゆくもの

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37.5℃の涙 第9話

2015-09-11 20:05:22 | 2015夏ドラマ
第9話 「病児保育士失格!毒母の勝利…全ての真相!?」

川上翔子(山下リオ)は、先日街中で朝比奈元春(成宮寛貴)からもらった名刺を見つけ、リトルスノーに電話をかけて息子・遼(橋來)の病児保育を頼み、杉崎桃子(蓮佛美沙子)が川上家を訪れる。
翔子は桃子の高校時代の同級生で、高校時代は生徒会長をしていたが、今はシングルマザーで、3か月前に職を失ってからは家賃を滞納するなどしていた事が次第に分かる。
翔子は出掛けて行き、家に食べるものがなかった事から、桃子は朝比奈に頼んで遼が食べる物を持ってきてもらうが、朝比奈はその途中で翔子がパチンコ屋に入っていくのを見かける。
遼はおもちゃのピアノを弾き、桃子が上手だと褒めると、遼は翔子がピアノの前で笑っている昔の写真を見せて笑顔になる。
桃子は他にも翔子が遼と笑顔で写った写真と、その裏にその時の様子が書き留められたメモがあるのを見つける。
リトルスノーでは、社長・柳主税(藤木直人)が朝比奈に「(桃子と)母親との確執はまだ残ってる。大変なのはこれからだぞ。お前がしっかり守ってやらないとな」と声を掛ける。
朝比奈が退社すると、関めぐみ(水野美紀)は柳に「杉崎さんも早く朝比奈さんの気持ちに気がつくといいけど。でも杉崎さんは今それどころじゃないわね」と話すが、柳は「いや、辛い日常から救い出してくれるのが恋なんじゃないのか」と話す。
夜の8時過ぎに翔子が酔って帰宅し、翔子がパチンコの景品を遼に与える姿を見た桃子は諭すと、翔子は激怒して「遼のせいで私の人生メチャクチャになったんだから…ホント産まなきゃよかった」と言い出す。
それを聞いた桃子は、今日一日の遼の様子を教えながら「遼君を産んでからホントに辛い事がいっぱいあったんだと思う。でも、それを全部遼君のせいにするのはズルイと思う」と言うなどして叱咤激励すると、翔子は思い直して「明日も来てくれない?もう一回頑張って仕事探してみようかな」と話す。
桃子が朝比奈にその事を報告すると、朝比奈は「ただね、くれぐれも家庭の事情に深く入り込み過ぎないように気を付けて。病児保育の三原則、忘れちゃダメだよ」と助言する。
朝比奈は娘・小春(鈴木梨央)に「パパが世界で一番大切にしているのは、もちろんママと小春だよ。でもね、それと同じ位桃ちゃんの事も大切なんだ。パパ、桃ちゃんの事が好きなんだ」と話すと、小春は動揺する。
翌日、翔子はリクルートスーツに身を固めて就職活動を張り切るが、シングルマザーである事、子供が就学前である事、日曜は勤務できない事などから行く先々で断られてしまう。
そして、保育園から仕事をしていないからと保育打ち切りの電話が入ったり、大家から家賃未払いで退去を要請されるなどが重なり、翔子は自暴自棄になって酔っ払って帰ってくる。
桃子が翔子を励ますと、翔子は「アンタには私の気持ちなんて絶対分からない!私たちの事はもう放っといて!」と怒鳴るため、桃子は「今日遼君言ってたの。『ママ、好き』って。何度も。遼君にはお母さんしかいないんだよ。ここで川上さんが諦めたら、遼君はどうなるの?」と訴えるが、翔子は更に怒ってしまい、桃子を追い帰す。
その後、翔子は死んでしまいたいと思い、遼が一人になるのは可哀想だからと先に遼の首を絞めるが、怖くなって消防に連絡をし、殺人未遂で逮捕される。
翔子が今回の事件の事を「すべては家に来ていた杉崎桃子という病児保育士のせいだ」と警察に話したため、翌朝リトルスノーに連絡が入り、柳は桃子に「いいか、今から警察に行ってくるから、昨日の事を報告書にまとめておけ。なるべく詳しく正確にだ。長い報告書を書くのは得意だろ?」と声を掛け、めぐみは「辛いだろうけど、ここで頑張らなきゃ。あなたの過失じゃないことを証明できるのは、あなただけなのよ。ほらっ、しっかりしなさい!」と声を掛ける。
リトルスノーには事件を知った親たちからクレームやキャンセルの電話が殺到し、桃子は自責の念に駆られていたが、そんな中で桃子の姉・香織(田上唯)から電話が入り、「お父さんが危篤なの。すぐ帰ってこられる?」と言われる。
桃子は柳の机の上に「ご迷惑をおかけしました。お世話になりました」という書き置きを残し、篠原健介(速水もこみち)に電話で「ゴメンナサイ。私、篠原さんとお付き合いすることは出来ません。やっぱり私には篠原さんと健太君と家族になる資格はありません。こんなに私にいつも優しくしてくださって、ありがとうございました…サヨウナラ」と話し、朝比奈にも謝罪とこれまでのお礼の手紙を残して実家に向かう。
実家に着くと、父・誠一郎(石田登星)は「桃子、すまない」と話し、それを聞いた母・富美子(浅野温子)は「出て行って。アンタにはお父さんの死に目にあわせない」と怒り、桃子が寝室を出ていくと誠一郎の息は絶えて・・・


というような内容でした。

※私は原作漫画を読んでいません。

病児保育の三原則・・・最近聞かないから、私も忘れてましたよ
「子供を注意するな、叱るな、自分の価値観を押し付けるな」でしたね。
やっぱり柳が怖い顔をしてトラウマになる位に言い聞かせないと、桃子にはダメだったのかも?
桃子が翔子に言った事は間違っていないけど、かえってそれが更に翔子を追いつめる事になったのかもしれませんね・・・。
「昔の自分」と「今の自分」の違いを翔子自身が一番分かっていて、それがとても辛かったというのもあったでしょうし・・・。

それにしても、リトルスノーへ苦情の電話を掛けてきた人たちは、どうやって桃子の名前を知ったのでしょうね?
警察、しゃべりすぎ?ネット社会のせい??
まぁドラマなので、過剰に描いている部分はあると思いますが。
事情聴取は、桃子本人にではないのね。

シングルマザーが置かれている現状をしっかりと描いているのはいいのだけど、2話マタギだし、今回は他のシーンもホッコリできる要素がなかったから、なかなか苦しかったです。
あー、唯一良かったのは、遼君が「ママ、好き!」を笑顔で連呼したところかな。

桃子父は、意識が一瞬戻っても、富美子と話そうとは思わなかったようですね
桃子にだけは謝罪したかった・・・という事なのかな。
富美子が桃子に辛く当たるのは、自分の責任だと思っていたから・・・という事?
やっと来週明らかになるようですが、たぶん不倫だと思うけど、毒母とどう決着するのかしっかりと見届けたいと思います。

桃子と朝比奈と健介の三角関係は・・・うやむやで終わりそうな!?
健介と結ばれるのが現在の状況では自然な気がするけど・・・
というか、これで朝比奈に行くとしたら、よっぽど強いものが最終回にないと・・・と思うのですけど、どうなるのでしょうね?

うーーーん。
公式HPにある最終回のあらすじがあまりにも長すぎて、かえって盛り下がってきたのですが・・・。
「デスノート」みたいにほとんど明かさない方がドキドキするのにね。
って、私が予告を見なければいいだけの話なのですが・・・予告あらすじを見たくなったということは、番組終了直後にはドキドキして気になっていたって事かしら?
昨日~今日にかけて大きい災害があったから、なかなかドラマに集中できないというのもあったかもしれない、ということで
_____________

最後は、柳さん演じる直人さんについて、もう少しだけ。

柳さん、ちょっとキャラが変わりすぎやしないかい?なんて思った冒頭の登場シーンでしたね
そして少しお疲れにも見えましたが

二度目の登場は、ロマンチスト・柳
照れ隠しの「勘違いするなっ!」www

「長い報告書を書くのは得意だろ?」と優しく言って肩に手を置く所が一番のキュンポイントだったけど、ドラマ内の状況が状況だけに、ここをリピするのは気が重く

桃子が大きな問題を起こしても、桃子にだけ責任を押し付けるのではなく、自分が前面に立って対応している社長は、理想の上司なのではないでしょうか!?
・・・と思いたいと思います!!
←web拍手です。
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